
何年も行きたいと思っていた
レストラン クレッセントにやっといけました。
記事が遅くなっちゃいましたが、これは2月の訪問です。
クレッセントのランチは既に終了してしまっています。今後このお店には当面ディナーで伺うしか出来なくなってしまいました。。。
クレッセントは増上寺の目の前にある一軒屋レストランです。



一緒に行ったともだちと私で、お互いの上司の食事会のセッティングをしたことが過去にありました。セッティングだけさせられて行けなかった過去の地団駄を今まさに晴らす時!といった感じでお店へ向かいました。

写真は撮れなかったのですが、玄関を入ってすぐのランプや棚などは、ひとつひとつがかなりな価値がありそうなものばかりでした。美術館の中で食事をしているみたいな雰囲気です。
もともと1947年に「三日月」という名前の古美術で始まったお店です。その後レストランクレッセントとして生まれ変わったのが1957年ですが、今やすぐ近くに見える東京タワーよりも歴史が古いんですよね。

クレッセントでの最初で最後のランチなので、ともだちと奮発しました!
↓アミューズはフォアグラのフランです。フォアグラのまったりとした食感に脇役の黒トリュフといちじくが濃厚。小さい器ながらもとても美しい細工と、料理の存在感に最初から驚かされます。。

↓冷たい前菜にはトマトのコンプレッション。シェフのスペシャリテ。

丸いトマトを正方形に固めること自体が型を破っていてとても面白いのだけど、食べ進めていくとその丁寧な調理と繊細な味に気づきます。

ムース、ゼリーなどとともにラタトゥイユが包まれていて、周りにはぐるっと一周、トマトが巻かれてありました。このトマトが本当にすごくて、皮も付いているしトマトそのものの食感とか風味も全て感じることが出来て素晴らしい。
↓2番目はオマールでした。あっさりとして見えるスープは実はとっても複雑な味で、ぎゅーっと甲殻類の味が閉じ込められています。どうしてこんなに透明なの!

↓メインです。前沢牛を備長炭で焼いて、マディラなどの甘いソースを合わせてあります。

カリッと表面が強めに焼かれていて、でも中の肉質は繊維がとても細くて柔らかく、なによりも甘い味が強いお肉でした。
彩り野菜も美しいカットでした。

ここでデザートです。イチゴのフィヤンティーヌ。おせんべいのように軽く焼いた生地にクリームとともにいちごを挟んであるデザートです。

デザートについてはあまり感想なし。。かなーり薄焼きなクレープみたいな皮はパリッパリで良く均一にキレイに焼けるなぁなんて思ったり。
友人のデザートはチョコレート!

最後に紅茶とともに出てきたミニャルディーズ。
これが最高でした!焼きたてのマドレーヌ、チョコレートなど。どれもぜーんぶ美味しかった!


食べ残したものは箱で持ち帰らせてくれます。。箱がクレッセントの絵です♪

海外のシェフが大きなお店を作ることはとても多いですが、こここそまさに純和風の系統を受け継ぐ、グランメゾン系フレンチと言っても良いのではないでしょうか。
建物そのものにも、カトラリーひとつとっても全てが文化財的価値があります。このお店で過去に「鹿鳴館の夕べ」という食事会が開催されたことでも、各界の名士に愛されたお店であったと言えます。
一歩建物に入ったときから感動しまくりのお店です。私たちはかなり長居してしまいました。ゆーっくりのランチタイムでした。