「麻布十番 Les enfants terribles(レザンファン テリーブル)本日オープンのお店」
2008年 04月 21日
10月くらいに訪問した代官山の「Les enfants gâtès(レザンファン ギャテ)」(過去記事)の原口オーナーシェフの新しいお店がオープンするとのことで、オープニングレセプションへ行って来ました。
Les enfants terribles(レザンファン テリーブル)、恐ろしい子供達、という意味だそう。
4月21日、麻布十番にオープン。
1階はカフェ・ラウンジバー、2階はモダン フレンチキュイジーヌという一見ギャップがありそうでなさそう。2階のお料理が"モダン"を謳ってるからそれほどでもないのかしら。
まぁとにかく、これは狙いなのでしょうね。
行く前にINVITATIONを読んで私が一番興味を持ったことというのが、1階カフェで出されるという「ガレット」。それと、代官山と同じく「テリーヌ」があるのかどうか、でした。
まずは、代官山のギャテは私が訪問した後すぐにミシュランで星をひとつ獲得しちゃって、今頃どうなってるんだろう・・・と若干の不安と大きな期待を持っているわけなのですが、あそこまでこだわったテリーヌを出すのだから2店舗目では難しいのではないの?と思っていたところでした。
そう、私の中ではテリーヌの印象がとっても強く残っているのです。
で、答えはというと、特に定番商品としてのテリーヌはなし。
基本的には2階のフレンチはその日のインスピレーション料理がコースとして出されるのだそう。松尾シェフ(テリーブルのシェフ)のその日に創り出すメインがいわばサプライズ的に供される、というスタイル。
「ここに来たらこれが食べられますよ!」ではなく「とにかく来て見て食べてね!」ってことなのですね。
公園の真向かいにあるレストラン。ちょっとちっちゃい公園ですけどね、でも大きな窓から見える緑はやっぱり気持ちの良いものです。
反対側が全部ミラーになっているのはびっくり。この日は人が多くて写りこんじゃうので写真はなしです。
この日はフィンガーフードが主で、これがこのお店で食べられる!とわかるものはガレットのみ。
しかし侮るなかれフィンガーフードでも十分。美味しさが伝わってくるんですよねー。
ガレットは焼きたてが運ばれてきてました。とってもシンプルなのに生地が美味しいとこんなに美味しいんだ!って思えるような味。
ソースも特別なものもいらない、そんな素朴な美味しさ。
ぜひオープンしたらガレットを食べに行きたい!
お食事ガレットだけでなく、クレープもあるそうです。
↓キッチンは2階にあるのですが、ガレット&クレープ工房(?)だけは1階の奥にあるのです。
ちょっとだけ開く小窓から焼いてる様子が見える設計、って心憎いわー。
あったかいままに運ばれてくるガレットが楽しめるからくりなわけですね^^
お店デザインはATTAの戸井田さん。銀座にあるDAZZLE(ダズル)のおばけワインセラーを作った人。
エレガントさもあるんだけど、どこかぶっ飛んでて好きです。(って褒めてます!笑)
というわけで1時間くらいでおいとましてしまったパーティーでしたが、オーナーと奥様が丁寧にみなさんにご挨拶されていたのが好感持てました。
帰り際にいただいたお土産の塩バターキャラメルは、おうちに帰ってから感動しながら食べました。(このキャラメルはクレープとして、1階のお店で出されるようです♪)
あ~、それにしてもガレット熱に火がついちゃって、早く食べに行きたい行きたいと思いながら書いた記事でした。
※
お店HPは現在制作中のようです。
ので、手元資料から参考までにお値段を・・・。
【2階フレンチレストラン】
ランチ 3,150円と5,250円の2つのコース
ディナー 6,825円と10,500円の2つのコース
【1階カフェ・バー】
2000円台のカフェメニュー、1000円台のガレット・クレープ(21:30まで)
深夜メニューはサラダやお食事ものが1000円台。
美味しそう。
フィンガーフードでも美味しさってわかるんですね。とにかくガレット、ガレット。。。楽しみなお店が出来ました。
塩キャラメル、かなーり苦めの本格的でしたよ。
美味しすぎてそれだけで食べてます(個体キャラメルじゃなくてソースでしたから)。
そうそう、テリーブルの方はそうなんですよね、ジャン・コクトー。調べてわかったことですが。汗
代官山の時はわかりにくい名前だなぁって思ってたけど、2店舗できたことで「ギャテ」「テリーブル」って感じで言い分けするようになったら覚えやすくなりました☆