「恵比寿 LA TABLE de Joel Robuchon(ラ・ターブル・ド・ロブション)のランチコース」
2009年 01月 15日
LA TABLE de Joel Robuchon(ラ・ターブル・ド・ロブション)、行ってきました。
その日に予約してすんなり入れたのであんまり気負わずに入店したら、満席に近いくらい席が埋まっていたので驚き。
そういえば…っ、ここは星付きのお店だったっけ?どのお店ががどう星をもらっているのかよく覚えていない。
でも一覧は持ち歩いているのでチェックしてみたら、このお店2つもいただいているのですね。あらまぁ。
一軒家って素敵ですよね。
1階のエントランスは明るくて広がりがあって、これから食べるわよー!と期待感を増大させます。
ラ・ターブル・ドの噂のパープルな店内。
紫色、というよりも藤色ですね。
とにかく壁一面が淡い藤の花の色。テーブル上のお花までパープル胡蝶蘭。
クロスはなく白のマット。カトラリーはエルキューイのステンレス。カジュアル感ありますね!
お願いしたお手ふきは出てこなかったものの、他の部分ではきちんと必要なものがちゃんと必要な時にあって、バターやオリーブオイル(バルサミコが一滴!すてき)も美味しくて、何も不足はなく。
3000円~のコースを出すお店としてここまでを「当たり前」とする精神、って大変じゃないかしら。
ではではコースを。
まずは手で、その後はスプーン一本で、そしてナイフ&フォークでの料理が始まる。
スターターの形式が緩やかです。
↓アミューズの前のフィンガーフード。
ラバッシュは、中東でよく食べられる薄焼きのパン。
↓アミューズはフォアグラをしっかり裏ごししたフランと甘濃いポートワインのソースを合わせたもの。
フォアグラにはクリームなどが混ぜてあるらしくフォアグラの占める割合はちょっと低め。
フォアグラのクセが無く、苦手な人でもこれはいけそう。
↓温かい前菜。長なすとトマトのコンビネーション。
鉄板焼きされた茄子には香辛料を使ったトマトソースが敷かれ、その上にはセップ茸がごろごろん。
熟成十分なパルメジャーノは香り良く、イベリコ生ハムはソースで香りが消えてしまうので、お口直し的に食べるのがいいみたい^^
濃厚なドライトマトやパリッパリのトルティーヤも乗って、盛りだくさん。
↓温かい前菜2つ目。カネロニで包んだ鴨コンフィ&茸がいっぱい。
ロブションってパスタものが好きですよねー、皆さんのブログを読んでてもいつもそう思う。
そして、それが美味しいのね。お上手です、使い方が。
みっちりぎっちり詰まった角切りのきのこと鴨コンフィのほぐし。カネロニはちょっと香ばしくきつめに焼き色付いていて、パスタという響きから来る軽さを払しょくする立派なお料理って感じがするの。
カプチーノソースって、軽さは出るけど淡くまとまってしまうというマイナス面もあると思う。
でも、実はカネロニの下に濃厚なチーズが隠れていて、これがしっかりコクを与えてくれるという、さすがさすがのソースです。
鴨のうま味やソースの妙で素晴らしいカネロニの横で、きのこたちがきざみトリュフまぶしになって鎮座。これまた美味。
↓メインはカレイをチョイス。やはり鉄板焼きにしたカレイは骨付きで厚みのあるサイズ。
ふわりと羽根のように薄くスライスされたういきょうサラダは芯の部分のみ。しゃきしゃきとしてクミン風味で爽やかなので、かなり重たい魚出汁&バターのソースを中和してくれました。
フュメ・ド・ポワソンを使ったソースが意外と重ためで、フレンチのトラディショナルな一面も。
知人のメインはこれまためっちゃめちゃ美味しくて。
ひと口もらったけど、そのまま奪ってしまいそうなくらいラブリーな味でした。
厳選国産牛のテールの煮込み。
デザートはショコラとピスタチオ。
美しい塗りの器で、和菓子に例えるとピスタチオの緑が抹茶色にも感じられます。
ビターチョコレートのタルトは柔らかいビスキュイの上に絞った生チョコ。
レモングラスと一緒にチョコレートが飾り付けられたピスタチオアイスクリーム。
とにかくビューティフォーで、オードリー・ヘップバーンの「マイ・フェア・レディ」みたいなラインの部分は、固いのかと思ったらふんわり柔らかいクリームでした。
そして知人のデザート。
クルミのアイスクリームとりんごのキャラメリゼ。むむー、これも美味しいわ。
実は私、ジョエル・ロブション(過去記事)に対しては、今回ほど感動を覚えなかったのですよねー。
わー、ターブル・ド、いいねー。しかもコストパフォーマンスもいいわ~。
この階段の上にはジョエルが。。
でもジョエルは内装いいもんね。
レストランは何度も行けるわけじゃないってこともあって…、そんな時は地下のブティックでパンや焼き菓子を購入して気を紛らわす私なのですが、ロブションでごはんを食べるとそのパンが色々食べられる楽しみもありますよね。
今回は酸味の強い自然酵母のハード系と、ミルクパン。
私は食事中は柔らかいパンが好きなのだけど、ここのハード系はかなり美味しかったなー。
今回は5,250円のコースでした。
3,000円をちょっと切るコースもあるんだけど、それだとデザートが付いていなかったり品数も少ないので、なんとなく乗せられたような格好で上のコースに進んでしまう、上手なコース設定がされてます。
そして1階から地下へ行くと、ついついそのままの勢いでブティックに足が向かってしまうのも
上手いなぁって思ってしまう。笑
ランチだとこんなに安いコースもあるんですね。
それでこの料理ならコストパフォーマンス高いなぁ。
今度、仕事サボって行ってみようかな。
店を作るときにこれだけ淡い色で作るのは勇気が要りますね。
物の質がすぐにばれますもんね。
このカネロニの一皿は食べてみたいですね。
ヴィジュアルといい、組み合わせといい秀逸ですね。
わぁ、全部おいしそう。
この値段で素敵なお料理がこんなにたくさん食べれるんですね。
ドレスアップ(服装)が心配ですが、いつかいってみたいなぁ。
また遊びにきますのでよろしくおねがいします
たしかに淡い色ってすぐにばれちゃいますよね^^
ライティングも落ち着いているのでなおさらかもしれません。
カネロニ、とても良かったです。
全てのお料理がクセあるわけじゃないのに印象はしっかり残る。考えられているお料理だと思いました。
コメントありがとうございます。
ドレスコードって、大抵のところで「ドレスコードはありません」って言われても、行くと皆さん素敵な服装でいらっしゃっていることが多いですよね。
でもだからって食べるものは一緒だし、自分さえ楽しめれば(服装も含めて)そのレベルや形にとらわれることはないんじゃないかなーって思っています。
ちなみに先日足をけがしていたため靴が選べず、ものすごいカジュアルな格好で行ったレストランがありました、が他の方たちが素敵な格好でいらしててちょっと恥ずかしかったです。笑
そうですね。
でもこのレストランでもとてもおしゃれして、皆さん楽しく食事していらっしゃいましたよ^^
食事のために服装を考えるのは楽しいことなので、そういう機会はどんどんあったほうがいいですよね。
サービスの方もとても良くて、ラターブルドは私にとってはすごく使えるお店だなぁと思いました。
まぁ何かとサービス料とかかかっちゃうんですけど、それでもまだまだコスパ良いと思うんですよね。
ラターブルドは今後も使いたいなぁと思いました。
でも予約も厳しいのかも。かなり混んでましたよー。
接客も柔らかくて気負いなくて助かりました^^
女性のおひとり様がいらっしゃって、思わず憧れの眼差し。。笑
しかもとっても素敵に着飾っていらっしゃったこともあり。
でもせっかくですから楽しいお相手とがよろしいですよね。
いいタイミングでどうぞ楽しんでいらしてくださいね!