カテゴリ:  ∟桝一客殿
  • 「長野・小布施 寄り付き料理 蔵部(くらぶ)、レストラン傘風楼の朝ごはん」
    [ 2011-08-24 11:14 ]
  • 「長野・小布施 桝一客殿 蔵造りのラグジュアリーなデザイナーズホテル」
    [ 2011-08-23 09:44 ]

「長野・小布施 寄り付き料理 蔵部(くらぶ)、レストラン傘風楼の朝ごはん」

枡一客殿(過去記事)に宿泊した夜に食べたごはん。
ホテル自体にはレストラン他ラウンジなどもありません。
しかし別棟、というか完全別店舗として営業しているレストランがいくつかあります。
栗菓子の名店"小布施堂本店"(この記事に写っています)、1杯からお酒を飲めるカウンターのある"枡一市村酒造場本店"(これもここに)、鬼瓦を使ったインテリアとピアノ演奏"バー鬼場"、窯焼きピザの"レストラン傘風楼"、かまどご飯と炭火焼の"寄り付き料理 蔵部"は全て「枡一客殿」と系列店です。

夜ごはんに選んだのは「寄り付き料理 蔵部(くらぶ)」。


「寄り付き」とは昔酒造りの蔵人が食べていた料理のことなのだそうですが、ようは昔ながらの食を大切に栄養やバランスを考え、地域の食材を使った料理を提供しているってことなのでしょうね。


カウンターで夜ごはん。
カウンターはかまどがあるから暑いですよーって言われたけど、お料理してるところを見ていたかったのでここへ通してもらいました。
桝一客殿もこの蔵部も、サービスの従業員は男性のみ。こういうところも蔵のイメージを壊さないのでしょうね。


これが竃。かまどご飯がひとつの名物です。


ここで枡一市村酒造のスクウェア・ワンをいただきました!
飲んでみたかったんですよね~
真っ白な陶器瓶に四角と一の文字。桝・一、スクウェア・ワン。

辛口なのでお料理に合いやすく、後味の米のまろみが柔らかです。
枡一市村酒造は、お昼にお店を拝見して色々お話を伺ってとても興味深かったのです。ここはセーラ・マリ・カミングスさんというアメリカ人女性を取締役に据えて一大町おこしプロジェクトを立ち上げた、この小布施の基盤となる酒蔵。
地元に根を張って250年以上。歴史ある酒蔵・枡一のお酒です。


冷やしトマト。

冷奴。自家製豆富は水をしっかりきった固めのもの。

お漬物盛り合わせ。ものすごいシンプルなものばかりオーダーしています。。。
にんじんが美味しかった

季節野菜の炭火焼。
地元の野菜を炭火直焼き。
塩かお味噌でいただきます。

信州牛リブロースステーキ。
薄切りなのですが脂が甘くて美味しいお肉。
添えられたタルタルソースがなにげに好み。

シメはお茶漬けです。
スズキのゴマだれ茶漬け~


お料理がリーズナブルでびっくりします。
全体的にシンプルで普遍的和食家庭料理って感じでしょうか。
瞬間的な飛び上がりはないんだけど、徐々に確実に「美味しいな。好きだな。」って思うようなものがあるお店。
ちびちび食べたい。程よく呑みたい。そんなニーズに応えてくれるお店です。

夜は明るすぎないライティング。
玄関まわりが雰囲気あります。


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朝の傘風楼(さんぷうろう)。
外は恐ろしく暑かったです。。。
ここでは朝ごはんを。
「San-poo-Loh breakfast」と名付けられたご飯は内容がなかなか豪勢です。

自家製ロースハム、チーズ。

朝から上品なスープを。
冷たいじゃがいものスープです。

選べる卵料理はフリッタータ(イタリアンオムレツ)。

トマトソースにイタリアンパセリ。
なかにも具が入ってますよ!

ふんわりしたサラダと手作りのドレッシングがおいしかった♪

朝焼きのパンと好きなものを好きなだけの飲み物のサービスなど、
かなり内容濃い朝ごはんです。


ほんとは小布施ってもっと見どころ満載なんですよ。
ちょっと足を伸ばせば温泉もあるし、有名なお寺や美味しいスイーツやレストランや。
景色の良い場所や山や川。


全然回りきれなくてもったいなかった。。。
とにかく長野は暑くて。。。(汗)

本も読んだし(笑)、次回はそれを踏まえてもう一度小布施を散策してみたいです。



長野・小布施(都住) せきざわの生粉(きこ)打ち、変わりそば、鴨南
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長野・小布施 桝一客殿 蔵造りのラグジュアリーなデザイナーズホテル
長野・小布施 寄り付き料理 蔵部(くらぶ)、レストラン傘風楼の朝ごはん



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by 55aiai | 2011-08-24 11:14 |   ∟桝一客殿 | Trackback | Comments(2)

「長野・小布施 桝一客殿 蔵造りのラグジュアリーなデザイナーズホテル」

小布施の街記事からの続きです。

桝一客殿。
小布施の街の一角にある、蔵を使ったデザインホテルです。

ここね、公式サイトがあるのですが写真が全然載ってない。
多分それも狙いだと思うんですけどね、泊まる人間からしたらもどかしいほどのチラ見せです^^
今のところ口コミしか写真がないので、行くまでドキドキしてました。

この桝一客殿を語る時、
新宿にあるパークハイアット東京(PARK HYATT TOKYO)のデザイナー、ジョン・モーフォード氏が設計したという事が前面に取り上げられ賛美される事が多いです。
ジョン・モーフォード氏は、帝国ホテルの設計を手掛けたフランク・ロイド・ライト氏の弟子に当たります。
ただディテールの部分はこの会社の社員が手をいれたところもあると聞き、逆に親近感湧きました。
小布施ブランドにイメージする「主役=住民」というあり方からは決して欧米ナイズに着地して欲しくないし、素晴らしいデザインとコンセプトが有名デザイナーによってここに花開いたことは理解した上で、最後の最後はやっぱり日本人の美意識を加えた形で完成して欲しいという、どこか私の勝手な理想が具現化されていました。
そしてそのディテールの部分で細部の美しさを感じる事が出来たので大満足です。


蔵=男性というイメージからか、硬派でシンプルなものが並びます。
私は最初ここは小布施のイメージから"旅館"なのかなって思ってました。
でもね、いわゆる夕食がつかないホテルタイプで洋室に和空間って感じ。

書斎型、リビング型と、今回私が宿泊したリラックス型。3タイプのお部屋があります。
ベッドのある部屋は窓が少なく蔵の暗さを表現しています。そのかわりにライティングがとても効果的で昼間からもの柔らかな雰囲気に包まれています。
この配色やライティングの色合いがジョン・モーフォード氏ならでは。

ベッドの正面には50インチテレビ、その前にはテーブル。
テーブルが2つあるんですよね。

部屋には大きな鏡とカウチ、ソファがあります。
直線的なデザインが多い中にさりげなく丸いテーブルなどを配置。

存在感ある大きなカウチ。
座るのも寝転ぶのもアリな長椅子。
インテリアとしても調和具合がものすごい。ただちょっと固くて寝にくい。

窓際のテーブル。
到着後、栗を使った和菓子がサーブされます。

ここをどう使おうか迷ったテレビ前のテーブル。持て余してしまった。。

ベッドサイド。
イメージ演出してますよ。
ベッドは少し固め、掛けぶとんは毛布でした。寝心地は完璧とは言い難い。

お茶揃え。
ひととおり。

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洗面とお風呂です。
一度お部屋から出て洗面に向かうとこちらは窓から日差しが明るく入ってきます。

ベイシン。狭めですねー。

台所のシンクみたいになってる、不思議なベイシン。

アメニティはロクシタンのヴァーベナシリーズ。私が普段使ってる5Herbsシリーズよりもずっと爽やかな香り。ちょっとファンになった、、換えようかな。

お風呂ですが…。
人生初のガラス風呂(笑)。
なんですか、水族館の魚になったような気分になれと?
なんだかこれはあまり好みではないなぁ~(照)

お風呂の形自体、変形してるんですよね。
ガラスにして重たさをなくしたのかもしれませんね。
それにしても初・水槽風呂。

ものすごい勢いで、かなりかなりなお湯量でお風呂がたまります。
熱湯吹き出しが危険レベルです。
ただこのお湯の貯まる早さ、実はこのお風呂以外と広くて深いので助かります。

反対に、
シャワーの水圧が非常に心もとない。さっきの湯船のお湯量を、シャワーに活かすことはできなかったのでしょーかー…。

シャワーブースが手前、奥が浴槽となっているので外への飛び散りがないことと、バス内に大きな棚がありタオルなどを置く場所がしっかり確保されているのが使い勝手良いです。

またこのホテル客室はタオルが非常に潤沢で、その点の配慮は素晴らしいと思います。
エコを叫ぶ昨今こういう贅沢はあまり好まれない方もいるでしょうが、新しいタオルをいつでも使える快適さやリッチにアメニティを使える気前の良さってやっぱり高級ホテルに泊まった時の醍醐味とも言えますね。


タオルがディスプレイされているこの場所。
ここにもタオルが沢山あって嬉しい限りなのですが、ここがいわゆるメイクなどを行うドレッサー。
ここがお部屋の中で一番明るくて鏡があって椅子もある場所なのですが、この入れ物があるせいでどうにも使いにくさがあり。
素敵なんだけど実用性をかねてないのがもったいない。

タオル掛けもなかったので是非検討してもらいたいところです。

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お部屋の外、ホテル内を散策します。
蔵がいくつも立ち並ぶ中を歩くので、ホテルの中という感覚を忘れます。

実際に蔵の中がお部屋です。土蔵3棟、木造家屋7棟。2007年9月にオープン。

ホテルの廊下を歩いているはずなのですが、蔵の立ち並ぶ情緒豊かな街を歩いているようなのです。
基本モノクロの世界の中、錦鯉が泳ぐ様はまさに芸術です。

明るいところから暗いところへ、暗いところから日差しのある場所へ。
そんな光と影の演出が見事なのです。

直線が多用された中に重なる螺旋。

2階へ上がる階段も、階段らしからぬ暗さ。その中にスポットでライトを当てることで艶っぽい印象に。でもあくまで質実剛健に律儀に、女性的ではないのです。

実直で圧倒されるけど緊張はない。ここを歩いている時は心がほどけているのです。


併設されているライブラリーも有名です。
沢山の書籍に頭の上まで囲まれる、充足感。

たくさんのハードカバー、持ち上げられないほどの大きな本。
北斎に関するもの、建築に関するもの、食に関するもの、お酒に関するもの、小説、日本の歴史・絵画・文化に関するもの。
桝一客殿に旅するなら本は持っていかなくてもいいです。

ロビーはさほど広くないですが、余計なものがなくて簡素な美しさです。

お部屋のカウチとソファに通ずるデザイン。

ロビーの後ろには青々しいもみじの木が植え付けられています。

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夜の桝一客殿。

この風情なので夜を期待していたのですが、期待以上の素敵さです。
照明でライトアップされるかな?と思ったのですがこれが必要最低限。
ギラギラさせないところが小憎い。
どこまでも裏切らないホテルですっかりファンになってしまいます。

中から漏れる明かりも美しい格子をしっかり縁どってますし、

ロビーへと続く渡り廊下も静寂。

蔵の細部の溝がこんな美しい陰影を作り出していました。

昼間とはまた違った顔。


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つづく。


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by 55aiai | 2011-08-23 09:44 |   ∟桝一客殿 | Trackback | Comments(10)


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