
ホテル龍名館東京に泊ってきました。
東京駅の八重洲方面、駅のすぐ近くにある135室を持つホテルです。
この写真は東京駅八重洲中央口から日本橋方向に撮影したもの。
こーんな風にちゃんと見えてるのに、このホテルの存在知らなかったアタシ。
だから最初に
サイトを貼っておきますね。

ビルは呉服橋交差点の銀座寄りのところ。だから東京駅の一番端っこ、北口からでも近いと思います。

ホテルロビーは最上階の15階。下階の半分はオフィステナントで、8~14階がお部屋階。
中央通りがまっすぐ見渡せる、とっても気持ちの良いロビーです。
いつでもセルフでいただけるお茶の茶葉は吉祥寺の紅茶のお店としてスタートしたリーフルのもの(吉祥寺店が18周年だそうです!)。
東京らしい都会的なビルビューの中、喧騒を見おろしながら飲む格別の味で迎えられましたー。

このホテルには歴史があります。
むかしむかし、日本橋室町に江戸時代から創業していた名倉屋という旅館がありました。
その名倉屋旅館に長男として生まれた濱田 卯平衛は名倉屋の分店として「龍名館」を開業することになります。
彼は実際は四代目として名倉屋を継承するポジションの人間だったのですが、姉が養子を迎えたため、新たな旅館の初代としての仕事を任されることになったのです。
旅館は姉の名の「辰」の字と名倉屋の「名」をとって龍名館と名付けられました。

それが今のホテル龍名館の始まり。
関東大震災や第二次世界大戦など日本の混乱期つぶさに目撃してきた旅館が近代的に生まれ変わり15階建てのビルとして今に至っています。

前述のとおりこのホテルは旅館からスタートして、現在はデザイナーズ(シティ)ホテルとしての側面とビジネスホテルとしての側面、両方を持ち合わせるちょっと不思議なホテル。
ゴージャスなスイートルームを持っているってことで、たとえば逆側にあるフォーシーズンズ丸の内(
過去記事)みたいなスモールラグジュアリー的な役割もなくもない。
八重洲の真ん前に利用用途幅広いホテルがあるということを知らない方もいてかなりもったいなく、そして心の底ではこのまま内緒でそーっとしておきたい隠れ家的ホテルでもあるんです。
いろんなタイプのお部屋をショールームさせてもらったんだけど、このホテルのある意味コンセプトのシンボルになりそうだなー、いいなーぁ、と思ったのは和洋室のジュニアスイート。
フローリングに囲まれた畳のお部屋でゆっくりくつろげるの!
元旅館という歴史が感じられるお部屋になってます。

ベッドのヘッド部分にはかつて旅館で使っていた欄間が額縁の美しいアートとなって甦っています。
百余年の旅館の風格があふれ出ている部屋でした。

落ち着いたライティングとイメージカラーである深めの江戸紫。
ダブルのお部屋。
31.4㎡。そこそこ広い。

シングルのお部屋。
こちらは一般的な広さ。17.5㎡とビジネスホテル相応の広さだけど、デザインはステキです。
関西の友達が以前泊まったって言ってたけど、ビジネスの割りにとてもこぎれいで結構良かったよ、と。

そして今後注目されるようになるであろうお部屋。
最近リニューアルオープンしたばかりの「FORUS(フォーラス)」。
気持ちを落ち着かせ明日への活力を養うための部屋、「For 明日(フォーラス)」と名付けられた特別室。睡眠に重きを置き、質の良い眠りと目覚めを生み出すアイテムを揃えた客室。
次の日の仕事へのパフォーマンスを最大に発揮するためのファクターが詰まっているのです。
シングルルームとしてはかなり広い26.9㎡!
フォーラス3タイプの中の「Create」のお部屋です。

ベッドに秘密が。
照明、音響、振動(体動)をシステムコントロールし最良の眠りと快適な目覚めを生み出すパナソニックの睡眠環境システムを導入してるのですよ。テレビでしか見たことなかった!
目覚ましをセットした段階から目覚めるまでを一括コントロール。
どんなに目覚めがいいのだろう!(今回私は体験しませんでした。)
仕事で疲れた体を休めるのには効果的だろうな~と興味アリ。
疲れてるからフォーラスにステイしに来る、ここで疲れを一気に解消する、なんて使い方が出来るくらいに顕著に効果があるものなのでしょうか!期待、期待!
ビジネスホテルもこんなに進化しているんですねー。

このお部屋は追加料金を払ってダブルでも使えるのです。
つまり、それくらいベッドに余裕があるっていうこと。これは私も確認しましたよ。
2人でも十~分な幅があるベッドでした♪
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龍名館は東京八重洲のビジネス街に位置する利便性からか出張での利用の人が多いっぽい。朝ごはんのレストランとかエレベーターですれ違う人はそんな感じでした。
でもこの立地なんだから観光旅行やレジャーでも利用できそう。
たとえばディズニーランドやその他関東近郊への旅行の拠点として、もしくはイベントの観覧とか女性同士、母娘、家族などでもいけそうな雰囲気です。
なんといっても東京駅の目の前という立地は非常に便利だし、ホテルのデザインが好き。
このホテル全体を手掛けたデザイナーの真髄を見ることができるスイートルームに宿泊です。
デザイナーは世界のホテルデザインに携わるHBA社(ハーシュ ベドナー アソシエイツ)のジョー・リベラ氏。

ロビーから廊下、客室内に至るまで、そのデザインは機能性とアート性を兼ね備えてるし、快適、ラグジュアリー感もあるし、この旅館がホテルへ生まれ変わる際に実現したかったイノベーションが上手に詰まってる。そして「龍名館」という歴史ある日本の伝統的「旅館文化」を随所に残し、外国人から見たJAPANを表現していると感じました。
一見私たちから見ると日本らしさは強く面に出ていないのですが、備品類など客室のソフト面や建築素材、色使いなどに非常にこだわりが感じられるものでした。
またホテルスタッフの意見なども反映されていて、旅館時代のお部屋の名前を冠したお部屋を残したりアメニティに和風のものを使うなど、和洋折衷でありかつ古今折衷であるとも言えそうです。
宿泊したお部屋記事に続きます。