
このお店に行ったのは8月の初めくらいでした。
定時で会社を出て慌てて東京駅へ。
途中、丸の内の方向に夕日が見えてきれいでした。ちょうどビルの隙間にすっぽりと収ま
っていました。
向かうは「東十条駅」。友達に「今から十条に行くんだ♪」とメールしたら「それどこ?」との
返事。まぁその子は元々大阪出身なわけですが。なかなか用事がないと行かない場所かもしれません。
私にとってはかつて月に2~3度通っていた街。
そして私が知る限りで一番物価が安い街。子供服が50円とか。MIDORIYAまだあるのだろうか。
以前姉が住んでいた事もあり、暴走する自転車にビクつきながら通った十条銀座が懐かしいです。
信号機でしっかり隠れてしまってますが、東十条駅から十条中央商店街を進みます。
演芸場通りとも言います。


京浜東北線東十条駅と埼京線十条駅をちょうどまっすぐつなぐような形で伸びるこの十条中央商店街は、庶民的なお店が密集しています。ちょうどその真ん中辺りに位置する「
篠原演芸場」は都内で2箇所ほどになってしまった大衆演芸場の一つです。
この日の目的地であるうどん屋さんのすみたへ行く前に是非演芸場の写真を撮りたかっ
たのですが無念!それは叶わず。
理由はうどんのすみたさんの大行列!
ということで演芸場の写真は
yassさんのブログでご覧下さい。とてもキレイに写されてます。
(yassさんのブログは現在
コチラで、十条の写真は前のブログになります。念のため。)
十条という街自体、昔ながらのお店や家がぎっちり詰まった感じの街で、細い路地なども多くノスタルジックな印象。
また十条の街で私が一番ワクワクしたのは「ミュージックショップダン」。
ここは演歌歌手の新曲発表やキャンペーンが行われるお店で、あの氷川きよしなども必ず新曲ヒット祈願に訪れるなどという、まさに演歌歌手にとっての聖地!
このお店のことを思い出すとついついニヤニヤしてしまうのです。
そして本題のうどんは。。
↓他のお店と一線を画す、大行列のうどん屋さん。

暑い中、外で待つこと30分。
やっと中へ入ることができました。合い席もなんのその、早速注文したのは「かしわざる」。

このお店は数年前にうどん巡礼した高松のうどん屋さんの中でもおいしいなぁと思った
「はりや」さんで修行したということでしたので、数回通っているお店です。
↓うどんがツルツルと光ってきれいです。そして一本がとても長いのが特徴です。

アツアツのかしわ(鶏の天ぷら)がごろごろと載せられていて750円だったと思います。
↓サイドオーダーでキスの天ぷらも注文しました。これがふわっふわでめちゃめちゃ美味しかったです。

しかし残念なことにツユがさっぱりしすぎです。
「はりや」さんのツユはもっと濃厚ダシでかつとろっとした甘みがあるものだったと記憶していましたし、このお店のツユがこの味だったのか、ちょっと自分の中の印象が違うのでビックリしました。
味の感覚も年齢とともに変わっていくのかもしれません。うーん、複雑な心境。
(お店の人に確認しましたが、ツユは長年変えていないとのこと。)
私ははりやさんの味を期待しすぎてしまっていたのですが、うどんを殺さない、とてもさっぱりとした薄味のツユでした。これはこれでとても美味しいと思います。
私の後に待っていた3人組の女性が入った後麺がなくなったということで店じまい。
危なかった・・・。のんきに演芸場を撮影しに行かなくて良かった・・・。
東京はそばの文化でもありますし私もそばは大好きですが、本格的な讃岐うどんが食べられるお店はそう沢山ないと思いますので、そういう意味では貴重な存在なのでしょう。
行列が出来るのもうなづけます。
そして帰り、まだ21:00はまわっていなかったと思われる東十条駅。東京行きホーム。

無人駅・・・。
東京にいながらこんな風景を目にして思わずカメラを取り出してしまった夜でした。