「西新宿 ニュージーランド牧草牛試食ディナー」
2010年 06月 07日

ニュージーランド牧草牛イベントへ行ってきました。
牧草だけをもりもり食べた健康な牛肉。
試食ディナーでしっかり楽しんできました。

ニュージーランド、日本から9000キロも離れた国。
一年中気候が安定していて国土の半分は牧場という恵まれた環境の中育てられる牛は、きっとこんな可愛い顔になるのだと思う。

「グレインフェッド」とか「グラスフェッド」とか言う言い方、聞いたことがあるでしょうか。
グレインフェッドは穀物飼料を与えた牛肉。ほぼ一般的な牛肉はこちら。
一方今回紹介する放牧による飼育方法、しかもその牛が一生牧草のみで育てられた場合にはグラスフェッドと呼びます。

ニュージーランドの大自然の中のびのびと育った牛はストレスフリー!
ライやクローバーが主食なのだそう。
肉骨粉は一切禁止、検疫も厳しく農薬などに対してもきっちりと厳しく管理されているので健康な牛が育つのです。

お肉はというと、実にミルキーであっさりした味。
赤身は特にしっとりした食感で強く焼いた時の内側のレアとの対比も良いし、こっくり煮込み料理にも合う。

日本では、というか私自身が概ねジューシーで脂が多いグレインフェッドを食べ慣れているので、ひと癖あるなぁと感じます、香りとか食感とか。
でもそれは悪くない個性です。すごく味が濃くて肉々しくて主張してくる味です。
自然のパワーがこもった力強さがあるんです。

さらにそのお肉をぎゅっと凝縮させ深みを与えてくれるのがシェフのダレン・ライト氏。
国際コンペなどにニュージーランド代表メンバーとして参加、クラウンプラザホテルのシェフなどの肩書を持つニュージーランドの若き有能シェフです。そして男前。

今回は鉄板を使ったライブ。フィレ肉には軽く塩コショウ。レア状態に仕上げます。

とにかく何度も「健康である牛肉」という部分がアピールされていて、ニュージーランドのピュアでクリーンなお国柄とぴったりだな、って思いました。

その他料理盛りだくさん♪♪

デザートも色々。



イベント会場は西新宿のヒルトンでした。
4階のバンケットがあるフロアはきれいになっていて、色の重なりのあるストライプ。

会場内は緑一色。ニュージーランドをイメージさせるシダが飾り付けてありました。

今回の主催者であるミート&ウール ニュージーランド(HP)は、農家の人たちの資金から成り立った団体です。
サイトにはレシピ集もあります^^
ニュージーランド牛肉の美味しい焼き方については会場にてダレン・ライトシェフからアドバイスもありました。
少量のお肉をフライパンに入れて集中的にしっかり外側を焼く。その後フライパンからお肉を外し余熱でじわりと中まで火を通すような感覚で置いておくのだそう。

お肉好きならぜひ一度は牧草牛を。
東京だと銀座のVelvia館にあるArossa(アロッサ)銀座(過去記事)などで食べることが出来ますよ!
ご一緒したコチラの方の記事もどうぞ♪

ブログ拝見致しました。
凄いですね〜写真も上手いですよ。
美味しそうに撮れています。さすがです!!
ニュージーランドはラムのイメージがありますが、世界一!バーベキューが好きなニュージーランド人が育てたビーフは野性味があって美味しそうですね。
日本人は、グラスよりグレンの肉を好みますが、本当の肉好きは牧草牛の美味しさも知っていますからね。

。教えてください!
こんばんは。ブログ見て下さって有難うございます。
先日も大きなカメラで失礼しました。
そうなんですよね、本来この味がお肉ですもんね。
丈の長い草を牛が食べた後短いのを羊が食べるというウマいサイクルになっているようなのですよ。ニュージーランド恐るべし。
またご一緒しましょう!
Mちゃんと一緒にホルモンでも行きますか^^
ここではニュージーランドの牧草について書いているのですが、そもそも牧草自体に管理がされているという説明がありました。たとえば農薬散布などの基準の厳しさやそもそもNZの気候の良さなどです。
無理に発育を促すようなものが入っておらずナチュラルに育てられた牛、しかものびのびストレスなく美味しいものを食べて育った牛が健康であると考察出来ると思います。
質問をする時はきちんとお名前でいただけると嬉しいです。
お手持ちのiphoneからwikipediaでも調べてみてくださいね。
有難うございました。

そうそう、そこです。
脂がじゅーっと出て来るような感じというよりはじわっとお肉の濃さが感じられるやわらかお肉です。
デザートは基本的にホテルのでしょうけれど、ヒルトンは内装も美しくなっていてすごく良い雰囲気でした。

和牛の悪戦苦闘っていうのが良くわからないんですけれど、それなりに和牛も頑張ってると思うんですよね。私は和牛好きですし。
でも個性的な牧草牛というのもこれまたひとつのブランドとして素晴らしいと思いました。
ハンバーガーは食べて写真も残っているんですが、アップしてなくて。。
開拓はちょっと止まってるかもしれません。

ハンバーガーのアップを待っています。
バンダム似のシェフが作るバンダミングクッキングのお料理が誇らしく、ワイルドで華麗ですね♪さすがです!