「台湾:永康街 鼎泰豊(ディンタイフォン)本店 小龍包」
2010年 07月 26日

日本・成田空港を出発して台湾に到着したのが17:00前くらいだったので、初日はもう夜ごはんのみ。
その前にホテルへ向かうんだけど、空港から中心街に入ったところで大渋滞に巻き込まれます。
渋滞のバスの中、旅行会社のツアコンが呪文のようにつぶやく言葉は「鼎泰豊(ディンタイフォン)。」
そりゃそうですよねー、台湾を代表するレストランですもんね鼎泰豊。
1993年に米紙ニューヨーク・タイムズに「世界10大レストラン」として紹介、その3年後に日本にも進出、今や国内あちこちに11店舗。
私の本格的小龍包デビューもディンタイフォンだった。一度食べてはまって、それから毎週のように会社帰りに通ってた頃もあったし。
記事確認するとそれは2004年くらいだったみたいです。鼎泰豊が日本にやってきた時期からするとずいぶん遅いなー、私行列苦手だから。
その時にコメント欄に「鼎泰豊は本店が一番です。」って書いて下さった方がいたのだけど、6年も経ってその本店へ足を踏み入れるとはあの時は全く考えてなかったなぁ。ちょっと感慨深い。

前置き的にはしっかり褒めておいたのだけど、今回はあくまでも比較するための来店です。
星野シェフのCHINESE FAN(過去記事)小龍包とはどうなの?そのご師匠様の小龍包は?私の中の軸となってるMASA'S KITCHEN47は?と続々湧き上がる期待と疑問の中において、鼎泰豊本店の小龍包を食べておく必要がある、コレ絶対。

到着してみるとさすがグローバルスタンダードなレストラン。
アジアに限らずすべての国のお客さんでごった返しています。

星野シェフがサクサクとオーダー用紙に記入して、がっさり注文してくれました。

2階席に通されて、台湾上陸初のディナー。
清潔感のある店内、広めのテーブル、白い器で統一されてスッキリしています。
台湾ビールはあっさりで飲みやすいです。

紹興酒に漬けた鶏肉。
上海で食べた時(過去記事:これは塩漬け)と同じく、お肉がしっかりしていて皮には十分な厚み。
みりん香って言うのかな、熟成香が爽やかで強すぎず程よい感じ。

A菜(エーツァイ)炒め。
なんてことない炒め物なんだけど、お豆みたいなコクがあって美味しいんです。
CHINESE FANで食べた事があったけど、記事に残してないなぁ。。。?

小龍包は2種類。
ヘチマの小龍包。こちらは酢醤油などは付けずにそのままで、ということだったんだけど。。

冬瓜にもう少し芯を残したような食感で、非常にヘルシーなんだけれどもなぜにこんなに青臭いのか。。

こちらが普通の小龍包。
ひだがしっかり鋭角で小ぶりなサイズ。

てっぺんが少し固いのと、なによりも熱くない。
大箱なお店なのでなかなか行き届かないのでしょうが、冷めてるのだけは残念。
スープも少なくて、その分皮の厚みが気になる。。

私の小龍包イメージである「皮がぷちっとはじけた瞬間大量のスープの滝とともにほどけたお肉がじゅわー」には程遠く、期待していなかったお店である上に輪をかけて残念感がほとばしりました。
ぬるいのだけはご勘弁願いたい。
排骨は美味しかった。

野菜餃子はちょっと食べられない、ってくらい青々しい風味だった。。

私の鼎泰豊 本店デビューは少しほろ苦いものでした。

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追加です。
鶏湯です。
じわっとコラーゲン。
鶏肉はやっぱりしっかり食感です。
少しにおいが気になったかな。

ここは朝行くといいですよ。空いてるし、アツアツじゅわぁが食べられます。
わたしは毎回朝の開店と同時に行って
ビールにショーロンポーから始めます(笑)
ちまきちゃんは台湾に良く行くのね~
近いし日本語通じるし、なんて旅人に優しいんだ!って思いました。
暑いっていうか痛かったよ。日差しがチクチクするの。サングラスしてなかったら目も充血しちゃったし。


みんなヌルかったってコメント残してる人多いですよね、ココ。
私も初めての台湾旅行の時の記事に、”そう感動しなかった”って書いてありました。(笑)
新宿の鼎泰豊なんかもっと。。。。。なので自分から行く気しないですもん。
ちなみに、『”小龍包”は中国本土の食べ物が台湾に来たので、台湾の食べ物じゃないよー。
だから普段そんなに台湾人は食べないよー』
って台湾の人が言ってました。(・。・;アリャー!

台湾で会社を経営しているので・・・ちょっとコメントを。
小龍包は、台湾の方はよく召し上がりますよ。
そんなに食べないというのは、他にいろいろあの手のものが
あるのと、どちらかというと軽食という感じです。
それと、ヌルイ・・ですが。
そういった時は、もう少し熱くしてって言った方がいいですよ。
鼎泰豊は、皮に特徴があるので 皮がべちゃべちゃに
なるほど蒸さない傾向があるみたいです。
なかなか日本の方は注文しないようですが、鼎泰豊と言ったら
鶏湯です。是非一度。
ではきっと観光客の行くようなお店で並んでまではって意味だったのかもしれないですね。^^
確かにあの手この手の美味しいものがいっぱいある台湾ですから~。
私は数ヶ月前に行った淡水の小さなお店の小龍包が、他のどこより格別に美味しかったです♪
有名店じゃないのにこんな美味しい小龍包に出会えて、侮れぬ・・・台湾と思いました。(笑)
aiaiさん、コメントが横にそれてしまってスイマセン。
次の日にもうひとつのお店に行くことになってたから、まず最初にココだったんですよー♪
行列ですよねえ~、すごい!
もう一つのお店では地元の人が多かったみたいでした。逆にそういうお店には日本人はあまりいなかったりします。
このお店は上海料理なんですよね!小龍包は中国の食べ物なんですねー。
はじめまして。コメント有難うございます。
もしわざと熱々にしていないとしたらそれは本当に残念なことです。小龍包は私の中では熱々でなければいけないものなので。。
蒸し方を熱々にしないというのは逆に難しいようにも思いますね!このお店の歴史とともに培ってきた技術があるようにも感じます。
あ、あと鶏湯なのですが食べました!じんわりきますよね。
後で写真を追加しておきます^^
kana-wanさんなりの美味しい小龍包屋さんが見つけられたのですね!それが一番良かったことです❤
私もそのお店に食べに行きたいなぁ~
また台湾には行かなくっちゃ、すごく好きになってしまったので。
明月湯包というお店ではお昼時になると急にネクタイのサラリーマンとかが増えてきてたので、台湾の人も食べるんだぁって思っていたところでした。
でも私たちが食べるような特別感覚ではなく、フツーの安いランチって感じだったように思いましたよ。