「赤坂 The Madoy Grill 登美の丘ワイナリー国産ワインと美味しいごはんを食べる会」
2010年 08月 17日

国産ワインを飲んだ事ってありますか?
あっ、質問を「国産ワインを飲む機会に巡り合えた事ってありますか?」って聞き直した方がいいかも。。
色んなレストランに行く中で、フランス・イタリア・チリ・スペインといった国々の名前は見えて来るものの「日本」の名前を見る事ってかなり少ないように思います。

もちろんその生産量の明らかな違いからフランス・イタリアのワインに出会う機会が多いのは当たり前なんだけど、そもそも日本のワインがどういうものかすら知らないのはなんだかさみしいわ。

ワインの原材料となるブドウって年間平均気温10℃~20℃くらいが最適とされていて、日本も地域はかなり限定されるものの適した気候を持つ国だと言えるんです。
この日はそんな国産ワインオンリーで、美味しいごはんを食べる会。
前からこのワインセミナーがずっと気になっていたのでひとりでふらっと参加してきました。
この2日前にプレス発表(7/15)されたばかりの新商品がずらりのワイン&グルメな時間。

ご存じの方も多いと思うのですが、ワイン製造にはまずもぅブドウ作りが大きく味を決めるわけです。
ブドウって日照時間や日夜の気温の変化を如実にその実に反映する繊細な果物なので、「可愛い、可愛い。」って丁寧に育てられているんです。
国内の、それもすぐそこの、お隣県辺りでワインのブドウを育ててるってなんかそれ想像しただけでも信じられないような、わくわくするような気分になってきません?
今回お邪魔した会のワインは<山梨 登美の丘ワイナリー>のワインたち。
25ヘクタールのブドウ畑の南斜面を上手く使って日本一の日照時間を持つ地域のメリットを最大限に活かしたブドウ栽培が行われているそうです。

少し前の数字だったと思うんだけど、日本国内全体のワイン生産量って10万キロリットルに満たないくらいの量だったような。
気候条件によっていっくらでも少なくなっちゃうブドウを、小さな農家の造り手さんたちが手作りしてるって聞いたら、急に贅沢な気分になってきます。
遠いフランスの、はるか広大なワイン農園と立派なシャトーを思い浮かべるのは私には難しいけど、日本の山々に囲まれた場所で土からこだわるブドウ農家さんがブドウを朝晩手入れしている姿は想像に難くない。
手作りで日々ジュエリー作ってる感覚となんとなくダブって見えて、妙な親近感まで湧いてきます。
イマジネーション最大に膨らませながらワインを飲んでると不思議な感覚になってきて、なんか頭がボーッとしてきました。…あ、酔っぱらったんですね、私。
とにかく登美の丘ワイナリーに限らず、国産ブドウのワインには注目しておきたいなって思います。
この日の会場は赤坂のThe Madoy Grill。
国産の食材を使った鉄板焼きがメインでした。
北海道とうもろこし味来(みらい)の生、トマト、小メロンとズッキーニのピクルス、里芋。
とうもろこし、激甘。

有機野菜焼。黒皮かぼちゃ、モロッコいんげん、スナップえんどう、みょうが。
シンプルな料理に500年前の岩塩を。

つぶ貝と帆立の鉄板焼き。バター醤油という鉄板組み合わせ。おいしすぎ。
きのこは意外とあっさり…かなと思ったけど刻んだミント青々しくて爽やかで、少し辛口の白にぴったりでした。

砂肝と根菜の醤油焼。きんぴらごぼう風に甘からく仕上げてあってまるで煮物みたいでした(でも鉄板焼き)。
ごま脂の香りとごぼうが少し渋味のあるパワフルな赤に合います。

沖縄産あぐう豚フィレ肉&黒毛和牛カイノミステーキ。
お肉どっさり。あっさりしたあぐう豚にはデミグラを、黒毛和牛はそのままでも脂の甘みで十分なくらいの旨味がありました。

最後はこれまたごはん茶碗に目一杯のずわい蟹のガーリックライス。
魚介の香りと華やかな赤が相互作用で引き立て合います。

最初は「ちょっと料理が弱いかな…」って思ったんですけど、よーくよーく味わってみると素材味で十分なくらいにワインが繊細。
ワインは料理の上から順に合わせていきました。
・山梨リースリング・フォルテ2008
・甲州2008
・甲州樽醗酵2008
・信州シャルドネ2007
・塩尻メルロ2007
・特別醸造カベルネフラン2002
・登美レゼルヴスペシャル1996
特にカベルネフラン2002は登美の丘自園産カベルネフランを100%使っていて、これとドライフルーツとか食べたら合うよ~ ホント。
信州シャルドネも香ばしい香りがふわっと来て美味しかったー。
ただ<国産ワインを飲む>というシチュエーションてどんなの?
っと思うところもあって、国産だからこそのあともうひと押しやチャンスが色んな人に色んなとこであるといいのにな、って思います。
国際品質のワインや近年成長著しい個性派もいるというので、まずはチャレンジ&チャレンジしていかねば。
今回記事書きするのにあたって検索してたら、
登美の丘ワイナリーのサイトがとっても美しくわかりやすいのでぜひ。
行ってみたくなっちゃいますね!
今回お邪魔したThe Madoy Grill(ざ まどいぐりる)やMarche de VinShu(まるしぇ ど ばんしゅう・過去記事)、鉄板焼き 円居(まどい・過去記事)などにて国産ワインがいただけるそうですー。
これらレストランを経営するケーズ・カラナリー・プランニングって実はずーっと前からお世話になってるレストラン。
最初に行った真鴨堂(過去記事)って2006年の記事だって。なつかしー
そうそう、最後にあともうひとつサイトを紹介しておきます。
maker's dinner.com
ワインメーカーと消費者が食卓を囲んでコミュニケーションを図ることでワイン・ワイン造り手を育てるという意図があるのだそう。
テロワールにワインを飲む私たち「飲み手」も含まれるという考え方、ステキ。
詳しくはサイトにて。
未だ「これだ!」と思える国産ワインに巡り合っていないのですが、最近はメニューにあると気になってたまにオーダーしますね。
もともと日本の農業技術は世界一だし農家さんは勉強熱心で真面目な方が多いから、国産ワインだってきっと毎年レベルが確実に上がっているハズと思います。 因みに自分は無類の「シャブリ」好きです(^^ゞ
まさにおっしゃること納得しまくりです。
日本の農家の方の研究熱心さには本当に頭が下がる想いです。
じわじわと評価が上がっている国産ワインがある時一気に化けるかもしれませんね!
チェックしておかなくちゃいけません^^





