「東北支援project 第1弾:仙台 Presented by 山形食べ頃ドットコム」
2011年 05月 23日
<東北支援project 第1弾:仙台>は、山形県に拠点を置く野菜や果物生産者との連携と販売を行っている山形食べ頃ドットコムさんのコーディネートとご協力により、「被災地域の飲食店を巡り紹介することで営業を再開し復興に向け力強く歩んでいる様子を伝えると共に、お店や地域へ誘客する」を目的として、先月私と山形食べ頃ドットコムの伊藤誠さんで企画したプロジェクトです。
4月の中旬にお会いした時、その場で決まった「私たちに出来ること」です。
まず最初に。
今回仙台訪問を記事にするにあたって、言葉のつなげ方で誤解を招く恐れがあるということをあえて申し上げておきたいのです。
私が見た仙台は「こうなんです。」と断言出来るものがひとつもありませんでした。
こんな状態なんですといったあとにかならず「でも…」とか「但し…」とか「あくまでもここでは」と言った言い方をしないと、どこかに例外が(それも大きく)必ず存在するのです。
刻々と状況が変わっている中、事実を述べていてもそこには危うさと誤解、わたし的には躊躇も感じています。
さらには宮城県の中においてあまりにも町の状況が違いすぎて、全てを一言で言い表せない。
今回は復旧が進んでいない地域はほとんど見ていません。目的があってお邪魔したところばかりをまわっています。
今回の記事内容は、あくまでも私が見てまわった一部の情報だと受け止めていただくくらいでちょうど良いかと思います。
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5月15日。東京を車で出発し一路東北へ向かいました。
途中、沢山の自衛隊の<災害派遣>と書かれた車に出会いました。
ボランティアを乗せたバスなども沢山走っていました。
連休中にものすごい数のボランティアの方が来て道路が渋滞した、みたいな話はありましたが、そういう状況は解消されていたように感じました。
道路は比較的順調でした、東北道はかなり復旧早かったみたいです。
危険個所はほぼなくなっていました(修理した箇所は沢山ありました。また、ガードレールなどは壊れたままになっている場所もありました。)
途中立ち寄った栃木県・上河内(かみかわち)サービスエリア。
ここに和食のお店があって、とても良かったのでご紹介します。
このレストランを使うと中のお化粧室も使えるのですがめちゃめちゃキレイ。
SAのお手洗いを使うならここで食事してお化粧室にも寄った方が正解です。
「九尾(きゅうび)」。
SA・PAって時間がないからついついクイックなごはんを選んでしまいがちだけど、たまにはゆっくり食べるのもいいなって思わせてくれたレストラン。
お蕎麦は食べていないのだけどここの接客が丁寧で細やか。ま、SAで接客をどこまで求めるのか?という話もあるにはあるけどキチンと接客してくれるのはやっぱり気持ちいいですよネ。
栃木のいっこく野州鶏というブランド鶏を使った親子丼。
薄味つゆだくネギ多め。
手作り感あって良かったです。
実際、東北へなんらかの支援に向かう人が立ち寄る事も多いSAなのでしょう。
トップに置いた写真のとおり、温かい手書きメッセージがテーブルの上に。
そして、こんな方たちにもお会いしました。
東京消防庁支援部隊。ありがたいですね。気をつけて行って来ていただきたい。
プロフェッショナルなこの方たちがこの2カ月通して働いて下さった力は、町のあちこちに少しずつ形となって現れています。
また別記事の中で。
途中、鏡石(かがみいし)のPAにも立ち寄りました。
福島県です。
ここ、かなり酷い状況でした。
もっとひどかったらしいのですが、現在そこにあるミニストップは営業を始めています。
店内におっきな亀裂と段差ができ、現在は仮修復中と言った感じ。
トイレ辺りは壊滅したのか使用中止。現在は仮設トイレが設置されています。
鏡石町は3/11には震度6強の揺れを観測、そして原発からは65kmくらいの地点。
今後車で東北へ向かわれる方も多いかと思いますが、せっかくなら道中でもしっかり経済活動出来たら良いですよね。
SA・PA情報だけでなく通行止の情報や道路状況把握するならドラぷらのサイトがにまとまってます。
つづく。
【東北支援project 第1弾:仙台 Presented by 山形食べ頃ドットコム】
【東北支援project 記事まとめ:時系列】
◆東北・仙台から帰ってきました
◆東北支援project 第1弾:仙台 Presented by 山形食べ頃ドットコム(オープニング&到着するまで)
◆仙台 イタリアンレストラン チロル仙台店のコスモポリタン
◆仙台 飲食業界の方へのインタビューでわかったこと
◆仙台泉区 ステーキ宮 八乙女店のひとくちてっぱんステーキ
◆仙台 和風オイスターバー kakiyaの松島産カキフライと金華サイダー
◆仙台・作並 作並温泉 鷹泉閣 岩松旅館 岩風呂とお部屋
◆仙台・作並温泉 広瀬川と作並こけし平賀謙次郎商店
◆仙台 縁・YENISHI(えにし)の比内地鶏もも焼
◆仙台 牛すじ薪(しん)の牛すじ赤・白
◆仙台 ハミングバードの生パスタ モッツァレラとバジルのアマトリチャーナ
◆仙台 五つぼの焼き鳥・ネギ皮巻き、タタキとお刺身
◆仙台 ままや 仙台駅の山形料理 だし、ひっぱりうどん
◆仙台 フルーツのいたがきのロールケーキ フルーツロール
◆仙台訪問2011.5.15~17 まとめ
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>仙台もだいぶ場所によって違うみたいですね
その通りなんです。
癒えてきた部分とまだ深い傷の部分が隣同士にあるのが頭で理解できません。
同じように水が来てるのではないかと思うくらいに近くでも大きな被害を免れた地域がある、というのが不思議でなりません。
皆さん同じようにその気持ちの辛さを抱えて生活していらっしゃると思うとこちらも心痛いです。。