「溜池山王 ANAインターコンチネンタルホテル東京 雲海 シャンパンと和食のマリアージュ」
2011年 07月 13日

灼熱地獄の東京で、シャンパン祭り開催中。
シャンパンの名ブランド「ローラン・ペリエ」を求めて都内をさまよっています。
今日お邪魔したのはここ。

この地に25年、そして2007年からブランドを変更したANAインターコンチネンタルホテル東京。

ちょっとでもお時間あればココを読んでいただきたい(pdfが開きます)と思うのです。
ローラン・ペリエとは、過日行われたイギリスのウィリアム王子とケイトさんのロイヤルウェディングの夜、チャールズ皇太子主催の晩餐会にて数あるシャンパーニュの中からたった1ブランドこのローラン・ぺリエが選ばれてふるまわれたという、旬でありかつ由緒ある銘柄なのです。
ANAインターコンチネンタル東京の中の和食「雲海」でものすごくリーズナブルな会が催されると聞いてぜひ参加したかったのだけれども、日程合わず断念(涙)
私は参加出来なかったけど、参加出来る方はこれホントに行った方がいいですよ!
2011年7月17日(日)と7月23日(土)に行われるシャンパンと和食のマリアージュ、グラスシャンパンが4種類ついてたった10,500円。
雲海の夜の会席コースにほぼ近い内容でこの値段ってまずありえないです、これは相当お安いです。おおげさじゃないですー。
このページの下の方に詳細載ってます。
そんな雲海へ。和食とシャンパーニュのディナーにお邪魔してきました。
個室に通していただき、まるでどっかに旅行に来たみたいな錯覚が。

鯉が泳いで小さな滝が流れる和風庭園。個室でなくてもホールの席からも良く見えます。

庭園に出ると滝の音が清涼感と開放感、しかし一歩室内に入るとぐっと落ち着いたそしてどこか背筋がキリッとなるような密度が濃い空気感があります。

入口にディスプレイされたボトル。
和の伝統にならった掛け軸とフランスの歴史あるシャンパンの出会い。
そう、ローラン・ペリエは来年で200年。

お料理は7月限定の「天の川コース」。
ローラン・ペリエ ブリュットL・Pが1本含まれて、会席とマリアージュを楽しめる夜のコース。

まだ日が落ちないうちからすみませーん^^

最初のお料理、合鴨香草蒸し、ずいき、半熟玉子。出汁の効いたゼリーはほんのり酸味を感じます。

ステム(足)方向から細かく立ち上る泡。

お料理には合うだろうと思いましたけど、和の設えの中にあってはどうかな?という想像は軽く裏切られ。
あんまり違和感ないですね。

器で季節を表現する、まさに和のもてなしをいただき出てきましたのは…

白玉、海老が入った冬瓜の汁椀。
毎年思うんだけど夏のものなのに「冬瓜」なんですよねー。冬までもつからなんですよねー
分かりにくい写真ですが、これすっごく美味しかった!

お造り。
夏だなー、鱧だー。

これ黒の上に黒だけど、わかりますかー?
うちわ型の器。
厨房では「うちわの器、ちょっと取ってー。」とかって会話が繰り広げられてたりするのでしょうか。
塗りが素晴らしくしかも色鮮やかな水引が素敵。
こういう演出に感動しちゃいますね。

わたし八寸ってすごく好きで、小さな世界がそこの中に出来上がっているのがいつも楽しみなんだけど、この雲海のはイマジネーションあってすごく好みデス。
星型しんじょう、ふかふか。

途中ソムリエの方がいらして、ローラン・ペリエと和食の組み合わせについてお話いただきました。
ほんっと楽しいお話でした。
和食の料理長はシャンパンを意識することは今まで少なかったと思いますし、ローラン・ペリエの特別アドバイザーであるフィリップさん(7/17、23にいらっしゃる方)は和食とのコラボレーションはした事がなかったのだそう。
ようするに、
ここでいただいているコースはもちろん、特別イベント17日、23日のマリアージュにおける準備は並々ならぬものだったようですよ。
もー、それ聞いたらありがたーい気持ちになりました。

そしてその後、そのシェフソムリエからなんとー
ロゼのプレゼント!
スバラシスギル…。

加茂茄子とフォアグラ、にはロゼはぴったりです。
赤果実の風味が軽く舌に乗っかるけれど甘すぎない。余韻に酸味が残るので脂の強いフォアグラとは相性良いのです。
残念なことにフォアグラは私の中のNO.1レベルではなかったけれど、加茂茄子と油の関係とフォアグラと大根おろしの関係と、色んな相思相愛が混ざり合ってる一皿でした。

今年初の鮎もいただきましたし。よか~

器もいいしー

とうもろこしとホタテのかきあげ。
さっくさく。ぷちぷち甘いとうもろこしです。

ブリュットL・Pはバランスいいからコース通しで飲んでも大丈夫。

最後のお食事は、半田素麺。
久しぶり、半田素麺。

こうやって竹筒を抜くとそうめんがお出汁に浸かる。

お出汁にはトリュフオイル。しかしこのトリュフ風味、もしかしたらコレいらなかったかもよ~?
…って思うのは、ローラン・ペリエとど真ん中な出汁味ってちゃんとマリアージュするんだもの。
でもトリュフの香りってちょっとゴージャス気分は味わえますけどね♪

デザートはいちじく。

豆乳か豆腐を使ってると思うんだけどとてもあっさりしてて、ここまでシャンパンがきちんと融合出来る風味に仕上げてありました。

和食とシャンパーニュ、オススメです!細かい泡が繊細なので和食の味を損なうことなく楽しめるのです。
とても気持ち良く素晴らしい時間だったのですがその中でも特に。
ずっと給仕してくださっていた方が「私たちもローラン・ペリエをお客様に薦めるのが楽しいんですよ。」っておっしゃってたのがとーっても印象に残りました。
喜んでいただけるのがわかってるんでしょうね。素敵な話だわ~

この雲海でのグラスシャンパンフェアは8月末まで。
ボトルで楽しむ事は引き続き出来ます。
9月からは同じホテル内中華の「花梨」にてグラスシャンパンが楽しめるとのこと。
1杯目がシャンパンって女子は好きよね~♪
ぜひこの夏皆さんも!
サントリー ローラン・ペリエ企画
このリンク先にローラン・ペリエの畑の写真があるのですが、素敵なんですー。
ロイヤルウェディングのシャンパンを楽しめるレストラン

ものすごいポジティヴオーラを振りまいて、そこいらあたりのお買い物客がみんな元気になってしまう!みたいな感じでした。
味音痴のわたしですけど、感謝の気持ちをしるして、ローラン・ペリエをひいきにしていこうと決めました。ははは。
それにしても!いつも素敵なお食事ばかりで、うっとりしてしまいます。
フィリップさんにお会いになりましたか~
素敵なんですね、私も行きたかった。。
個人的にローラン・ペリエのロゴがとても好きなのです。
エレガントでありながらもスッキリ。
このお店はサスガッと言わんばかりに素晴らしかったです。