「長野・小布施(都住) せきざわの生粉(きこ)打ち、変わりそば、鴨南」
2011年 08月 19日
そばどころ長野、都住駅から徒歩数分のせきざわへ行ってきました。
都住駅は小布施駅のお隣なのですが、特急が停まらない駅なので長野からは鈍行で。
駅前はタクシー1台とまっていない無人駅。
板張りのホームが風情を感じさせます。
燦々と照りつける太陽の中、せきざわまで徒歩。。
途中道の両側には様々なフルーツの畑。
ひと気のない道路をひたすらまっすぐ。
そしたら急に車でいっぱいの場所が見えてきました。
まずはお店へ入店し、番号札をもらいます。
それからお店の縁側で、しばらく順番を待ちます…。
いやいやびっくり。。そんなに遅く行ったつもりもなかったけどオープン時間を狙ったわけでもなかったけど。
午前中からずいぶんな人気ですねー!
お店のお庭はきれいに木々が植えられていて、日陰になってるところで待ってると涼しい風が吹いてきます。
さて、やっと入店。涼しいー。
席に座ると座った順番にオーダーを取りに来てもらえます。
それにしてもすごいんです、このお店のご主人とおかみさん。
たった2人で全てをこなしてる。
今何組がウェイティングしてて、それをどのタイミングで呼んで、オーダーとって伝えて。
<お蕎麦の三たて>って聞いたことあるでしょうか?
「挽きたて」「打ちたて」「ゆでたて」
このあれこれの動作の中でも完璧に三たてをこなしてらっしゃる。
でもバタバタと荒っぽいわけじゃない。丁寧に、丁寧に接客されていました。
素晴らしい、感動しました!
私は茜三昧をオーダー。
100%そば粉の生粉(きこ)打ちと、変わりそば(この日は葉しょうが)、鴨南蛮そばの3種類を食べられるセット。
こんなセットを作っちゃうなんて、自らお店を忙しくしているとしか思えない(笑)
それをきちんとこなしているわけですから、もう芸術の域です。
生粉打ち。上品で完璧な喉越し。打ち方、茹で方、締め方全てが計算され尽くしています。
出汁の甘さ、辛さのバランスも好み。
透明感が目に涼しい変わりそば、葉しょうが。
ほのかに香る生姜の香り。決して強すぎず食感も保たれています。
ちょっとゆっくりめに食べてたら、のびるから早く食べてね~~、とご主人。
タイミングというものを本当に大事にしていらっしゃる。スミマセン、といそいで食べます。
3つ目、この鴨南蛮。
最後にちょっとだけ、タバスコとおろし玉ねぎを入れてみてね、と。
一気にニュー鴨南になっちゃう、この薬味。
この感性、ご主人素晴らしいですね。。
器も素敵。
ご主人もおかみさんもとても優しくて全く偉ぶった感じがないんです。
本当に素敵な1食をいただきました。
この日のおそばはこちらだそうです。
それにしても本当に真の意味でのお蕎麦の名店ですね、ここせきざわは。
さぁ!
食べ終わったら小布施へ向かいますー
つづく。
◆長野・小布施(都住) せきざわの生粉(きこ)打ち、変わりそば、鴨南
◆長野・小布施 小布施の町並み・栗の小径
◆長野・小布施 桝一客殿 蔵造りのラグジュアリーなデザイナーズホテル
◆長野・小布施 寄り付き料理 蔵部(くらぶ)、レストラン傘風楼の朝ごはん
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おそばもとても美味しそうですが、ここの木の床のプラットフォームって、いいなぁ〜。人が少なくても人のにおいがします^^
aiaiさんが小布施に足を運んで下さるなんて!
いや、小布施の出身ではないですけど、長野市ですからねー、
庭みたいなもんです(言いすぎ・笑)
あの温泉、入ったのかなー、あれ、食べたかなー、あのアイス屋さんにも行ってくれたかなー。。。
aiaiさんが、どんな風に小布施を切り取ってくれたか(写真)、楽しみです♪
さすがー、お酒ですね、お酒!
ぶどう畑いっぱいありました。ここら辺は平場で作ってるんですね。
あっつかったので日光いっぱい浴びたぶどうでしょうね^^
ワイナリーには寄らなかったのです、ちょっと後悔。。
ねー、mkojiさんも行かれてましたよね、あれは松本?
長野、空気がきれいで良かったです。久しぶりの長野だったのですが、遠すぎずでもちょっとした旅行気分になれる距離感がすごくいいですね。
おそば、美味しくて感動。やっぱり信州のお蕎麦って美味しいんだーって思いました^^
え~ん、やっぱりあそこもここも食べなくてはいけなかったんですか!今回はほとんど食べる方をしてないんですよー
アイスも気になってたんですよね~、栗の方もジェラートも!
ああぁぁぁ、やっぱり食べとけばよかった。。。
momoseさんに伺っときたかったです!