「東京駅 好立地とシャンデリア シャングリ・ラ ホテル 東京(1)」
2011年 09月 06日

シャングリ・ラ ホテル東京。
2005年から2007年をピークとした東京外資系ホテル上陸のトリを飾ったこのホテル。
リーマン・ショックの影響もろ受けで、不景気に突入した日本・東京に2009年3月に開業しました。
タイミングとしては最悪で、開業当時大変だっただろーなー、って思います。
そういう私もなかなか行く機会もやってこずまた自分でも訪問することなく、初めて行ったのは2010年ごろだったと記憶しています。

最初に結論を言ってしまうと、
東京の中ではアジアンテイストな個性を纏うホテル。とても楽しく美味しく、個人的にかなりお気に入りな部類に入ります!

東京駅の一番北の出口「日本橋口」から出て1分。
最高、と言い切って遜色ない立地を持つシャングリ・ラホテル。
丸の内トラストタワーの広々とした入口からホテルへイン。
周辺にはビジネスを含めて沢山のホテルがあるエリア。大手町や日本橋に近い東京駅北側なので、広域に捉えるとよりライバルが多いですよねー。
その中でも東京駅を出たらすぐ目の前、というロケーションは素晴らしいと思う。

ホテルへ近づくと、エントランスの頭上には美しい水墨画。
二重のガラス扉の向こうにはラグジュアリーなインテリアが待っています。

早速、シャングリ・ラを象徴する美しいシャンデリア。
最近のタワー型ホテルに良くある1階のロビー。決して広くはありませんが、このホテルのロビーはファーストインプレッションとしては刺さるデザイン、エレガントでセクシーです。

シャングリ・ラは全体に鏡も多用していて、そこへシャンデリアが写り込むことでさらにクリスタルの美しさを倍増させています。

28階がフロント。
狭め、と感じてしまうのは天井が低いからかも。
フロントに向かって横幅は結構あるんだけど奥行きが少ない。

オリエンタルな壁掛けが印象的。
フラワーアレンジメントもステキ。

フロントの向いはロビーラウンジ(2度目訪問の記事はコチラ)。
ラウンジは窓が大きくて明るいから、ガラス張りにすることでフロントからでも透けて見えるの。
ラウンジも平たく天井を覆うシャンデリアがとてもインパクトあるのですよ。

さらに印象的なのはフロント横の階段の空間を貫く流れるシャンデリア。
ちょうどフロントの階を真ん中として29階から27階までの3階分を吹き抜けるクリスタル。
ぜひこれは見てみるといいかも。夜は電気も点灯。

ホテルのステイタスを象徴するような美しさ。

華やかさとデザイン性があります。

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さてこの日宿泊する予定の32階フロアのお部屋へと向かいます。
廊下は毛足の長いじゅうたんなのか歩き心地がふかふか。高いヒールをはいていましたが足に優し~い。。♪
シャングリ・ラは空間を遊ばせておくことをしないというか、だからといってうるさいわけじゃなく、絵画や装飾が目を楽しませてくれます。
廊下にも大きな絵が飾ってあり、決して華美ではないのですが目を楽しませる工夫がしてあります。

カードキーを差し込んでお部屋全体の電源がON。
真っ先に目が行くのは入口に一番近いベイシン部分。

ここは入口に最も近く、よって窓から一番遠い場所となっていて、ライトがないと真っ暗になってしまう部分。窓から考えてバスエリアの影になるので完全に自然光はさえぎられてしまいます。
大きなスライド一枚扉で隠せる構造。このドア、相当大きいです。

その次にバス、ベッドと続きます。
バスはベッドから見えるガラスとなっていますが、コンラッド東京(過去記事)のようにバスタブがガラス際に配置されることなく少し隠れるように置かれています。
控えめだなぁと思うと同時に、コンラッドはやっぱりバスが主役だったんだなと改めて思いますよね。

ベッド。
あら、色使いが結構好み。

ベッドのヘッドボードからボルドー色の壁に続く感じ。
頭から天井までベッドが続いているような錯覚です。
ここに絵を飾ったりしてるホテルは多いけど(例えばこんな感じ)、ファブリックで飾るっていうのは一つ特徴あります(このファブリックがベッドのクッションと色違い)。

またこのヘッドボードが緩ーくカーブしてるのも特徴。背もたれ的な意味合いとデザイン性あるベッドです。

鏡を挟んで(部屋に大きな鏡があるんですよ)窓際。
こちらもゆるーい流線形。
横長いソファ。2個ソファがあるところに頭を置いて足投げ出してのんびりできちゃいますねー。

ベッド脇のサイドテーブル。ライトのコントロールパネルやメモ、お水なんかが置いてあるあのテーブルです。
このサイドテーブルがまた特徴あって、革を使ってるんです。

このダークブラウンにホワイトステッチのレザー使いがあちこちに点在して置かれています。

時計と。。。

コントロールパネル。

書斎机の脚にもこの革が使われていました。
これ、スタンダードなお部屋のインテリアなのでアッパークラス(ホライゾン)だったらもっと革・革してるのかなぁ~

書斎部分は意外とすっきり。
ホワイトレザーの椅子はいいけど、もう1個の椅子は一体どういうイメージなんでしょうね。
ちょっとカッコ悪くないかなぁ~?社長の椅子と課長の椅子、みたいな。。。(笑)

社長椅子のほうは座り心地は良かったです。ふわふわっとしてしっかり体を支えてくれて。

ボードに隠れてLANやコードが繋がる。仕事はかどる感じデス。

お部屋の隅っこには加湿器。
スタンダードでも全室用意してるのでしょうかー。
amanadaはリッツ・カールトン東京と一緒ですね^^

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ベイシン&バス。
私ねー、シャングリ・ラの客室に多用されていたこの色がどうしても気に入らなくて。
一言で言うとキレイと思えない色、なわけですよ。
野暮ったいしキツく見えちゃうんですよね。

ベイシンは前述のとおり、シングル。
でも横に大きくて広さはあるのです。
多分2人で使ってもそんなに狭いとは感じないかと。逆にこのスペースのままダブルにしなくて良かったと。

タオルの量は普通どおり。
写っているリモコンはこの横っちょに小さいテレビ用。
こんなところでテレビ見るか??ってひとりツッコんでみたりします。
このペットボトルは夜ターンダウン時にベッドサイドに置かれてました。

広々~

脇に備えてあるスツール。
メイク用スツールでしょうか。汚れや水濡れを気にするものだと思うんだけど、この白いのがなんだかおしゃれじゃない~

バス、のシャワー。
これかなり珍しいんじゃないでしょうかー。
洗い場があるタイプ。
あー枡一(過去記事)にはあったけど、外資系ホテルで洗い場がある広いお風呂ってあんまり出会わない気がする。

バスタブ。側面が濃い色なので小さくも感じます。
実際ほんのちょっと小さかったかもしれないです。

このおっきさが伝わるかしら?特大レインシャワーです。
面白いから久々使ってみましたよ。しとしと降ってきました^^

脱衣所に2つあったタオル掛け。
これが枡一(過去記事)に欲しかったぁ~~…。

アメニティはロクシタン。

細かいところも揃ってました。

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ベッド。
私にはとても合ってたらしく、最高の眠り心地でした。
シャングリ・ラを気に入った事の大きな理由はここです。
なんていうんでしょ、ベッドを感じさせないんです。

この濃いベッドがターンダウン後にはすっきり清楚な表情へ早変わり。

夜から朝のシャングリ・ラは別記事にまとめます!
つづく。
私のおそまつシャングリラレポとは大違いの写真のかずかず・・・^^;
とりあえずiPhoneでしか撮ってないからってことを理由にしておこう(笑)。
私はアフタヌンティーだけの利用でしたが、あまりに素敵だったのでお泊まりしてみたい!と思いました。
参考にさせていただきますね^^
私もmarikkomekkoさん同様、アフタヌーンティーしか経験してません!
その時ロビーラウンジでサービスしてくれた方の印象がイマイチで、
それ以来訪問する機会もないのだけど、あいちゃんのレポート見てたら泊まりたくなっちゃうわー。
あら、タイミング合ったんですね♪
書かれていましたけど、ところどころに日本じゃない感を感じますよね。
marikkomekkoさんならホライゾンかな^^
レポートお待ちしております~

「しゃれおつ」って。。。(笑)
ホライゾンはどんな感じなんでしょー
あの濃厚な雰囲気からすると、ホライゾンはもっと好きなタイプかもしrないです!
2度目訪問はいつになるかなぁ。。。。ちゃんこさんにまた先を越されそうです^^;