「銀座一丁目 銀座ささ花の毛蟹土鍋ごはん」
2011年 09月 12日
銀座ささ花へ行ってきました。
最近プライベートはほとんど和食中心。
和食に恋する気持ちが高まっています。
ピシッと懐石っていうのよりもどこかふっと力が抜けるような和食処を探しております。
そういう意味ではひとつ前の記事・代々木上原のお店「wasabi(過去記事)」はとっても良かったかも。
今日書くお店ささ花はもう少し"ピシッ度"が高くなっちゃうわけですが、「あぁまた食べたいな~」と思わせる毛蟹土鍋ごはんを紹介します。
あ、やっぱりそうですね…。
ささ花って確かすごーく昔一度会社で使おうと思って調べた事があったのですが、こんな場所じゃなかったよね。。?って思っていたら移転してましたね、そうですね。
銀座というよりもどちらかと言うと銀座一丁目駅や有楽町に近い、B級感漂うカライライス「ニューキャッスル」(過去記事)のすぐ近くです。
道沿いに趣き美しいのれんと扉があり、ここからささ花の世界が始まっています。
階段を降りると正面にカウンターと調理場。
素材美を追求した板目に塗りの盆。ゴールドとシルバーを加えてモダンな雰囲気もあります。
まずは毛蟹・焼きナス・ウニのつき出し、毛蟹だしゼリー。
前菜盛り合わせ。
メニューに書かれているものがちょこちょこずつ出てきてくれるから嬉しいの。
いちじくの西京味噌と胡麻だれがけ、きぬかつぎ、車海老。
九条ネギの胡麻和え、大根の甘酢、穴子の冬瓜巻き。
和食って大変だなぁ。
こんなに沢山下ごしらえしておくんだなー。。
って、山のような保存容器を見ながら考えていたら、これ私が注文したものだった…。
賀茂茄子と鮑の冷し鉢。
石川小芋・人参・かぼちゃ・車海老・鮑・白ずいきなど。
ごまを使った優しい利休あんがけ。
手がかかってます。宝箱のように美しい…
鮎 うるか一夜干し焼き。
パリパリと余すところなく。
そして土鍋ごはん。
メニューには「土鍋ごはん」としか書いてなかったのですがお値段がとても普通の土鍋ごはんっぽくなかったので(笑)よーく聞いてみると、毛蟹を乗っけて食べるごはんなんだって。
ごはんが炊ける頃になると、そっとスプーンを持ってきて下さる。
「これでがつっとすくって下さいね。」ってどういうこと…?
色々内緒にされながら、やっと運ばれてきたものはコレでした。
これを がつっっ とすくって。。。
炊きたてごはんにね。。
すでにごはんにも毛蟹はいっぱい入ってますけどね。
ごはんに遠慮なく乗っけてもまだたっぷりなほどにかにみそと身がたっぷり盛られた殻の中。
ほくほくごはんの湯気と共に毛蟹独特の香りが立ち上ります。
季節もの、ぜひ毛蟹好きはこれ注文してみて下さい^^
調理場の方たちはきっちり、ホールで働いていらっしゃる女性は柔軟でユーモアある接客でバランスがうまくとれてます。
良いお店でした!