「東京・八重洲 ホテル龍名館東京 ビジネスホテルとデザイナーズホテルの両面を持つホテル(2)」
2011年 12月 06日

昨日の続きです!
さてワタクシが宿泊したのはこのホテルのスイートルーム。
リビングひろーい。

色んなホテルが色んな間取りでお部屋を作っていてどこもステキだなって思うんだけど、
私個人的な好みとして、せっかく広いお部屋に泊まるんだったら普段体験しないようなドーンと広いリビングが好き。
向こうが遠ーいねー、
フットサルくらいだったら出来ちゃうよー、
そこで脚組んでお茶飲みながらvogue片手に、みたいなね。
なんだけど、そういうスイートってあんまり見たことも泊ったこともなくて、
占有面積は十分なんだけどベッドルームとリビングルームは仕切られてるってタイプが多いみたいですよね。
就寝することを考えたらだだっ広いお部屋だと落ち着かない、でもリビングで寛ぐならたまには広い開放感が味わってみたい。。
てことでこのホテルの間取りはこちらです。
ベッドルームの部屋角が扉になっていて開放出来るのです!
いいね!(^^)b

ベッドルーム。

十分幅のあるベッド。
まくらが3種類用意されています。
ナチュラルカラーとブルーを基調に揃えられた寝具まわり。
羽根まくらが気持ちよかったー♪

これは昼間に撮影した写真。
このスイート「1402桜」は角部屋でベッドルームに窓があって本当に気持ちがいいんです。
そう思うと遮光がばっちり効いてる^^

ベッドの頭側のカーテンを開けると銀座方向。右手には東京駅。

フットベンチには収納。
柔らか素材のアースカラー。
目に心地いい空間。

リビングエリア。
ローテーブルとソファで落ち着いた雰囲気。カーペットデザインが美しく地味になりすぎないよう動きを出しています。
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部屋の角に添うようにして置かれたソファは寛ぐには最適で、何時間でも過ごしていられます。
デスクの上もスッキリ。
備品がこまめに用意されているのですが、しっかり収納されています。

高級感と趣のあるピースで埋められた、ひとつの総合作品みたい。
ビジネスホテルとして使っている人もたくさんいるホテルにこんなお部屋があるなんて、なかなか想像できないですよね!

お次はバスルーム。
このバスルームがまたステキ。
優美なバスタブ。

卵のようにツルン。
大きさも十ー分!
ラグジュアリーの塊みたいな、この曲線美。

でもこういうのってデザインだけで入りにくそう。。。
初めのうちはそう思った。のだけど、とんでもない。
ゆったりと浸かれて一日の締めくくりに相応しい、贅沢な時間を過ごすことができるお風呂。
水量もたっぷりで、大きなバスにすぐお湯を溜められます♪

さらにはこんなおまけ付き。
お風呂の左端からビルの隙間ギーリギリから見えるちっちゃなオレンジのタワーの先。

バスソルトは和をモチーフにしたシリーズ。
4種類もあって迷うものの、すっきりを求めて「竹」にしてみました。
すがすがしい香りで大人っぽいアロマ。
ここまであれこれが整っているとなると夜のバスタイム、満を持してお風呂に臨みたいですねっ。

シンクは少し小さめ。おしゃれなんだけどね、飛び散りますね。

ダブルベイシン、シャワーブース(椅子付き^^)、充実したバスアメニティとスキンケア。
ヘアケアはTHANNでした。

スキンケアものはボトルではなくパック。
POLAのシリーズは意外に人気があるので、女子喜びます。

足元に収納を持ってきているのがイイ!

ベッドルーム、リビングルーム、バスルームはそれなりに必要なものって決まってると思うけれど、それ以外の場所の備品ってかなりホテルによっても質と量に差がありますよね。
たとえばコンラッド東京(過去記事)なんてコンラッドベアとコンラッドダックを置いたりしてるし、冷蔵庫の中に牛乳を置いていたFS丸の内(過去記事)やバスにへちまのスポンジを置いてたパークハイアット(過去記事)みたいに、お部屋の中にはそれぞれのホテルの個性の欠片を見つけることができます。
では龍名館はどういうメッセージを表現してくれているかというと、それはやっぱり日本の伝統や本質っていうところ。そしてもうひとつはビジネスホテルとしての側面がある以上は、お部屋の分かりやすさや使い勝手の良さも重要ってこと。
広い広いウォーク イン クローゼット。プレッサーと布用消臭スプレー。
外国人のお客さんが喜びそうな和柄のおりがみ、5年間保管してくれて好きなタイミングで郵送してくれる未来へのお手紙セット(龍名館ポストオフィス)など。

壁に藁を使ったりするセンスは、デザイナーが感じるところの「和」。

ホテル龍名館東京としてのキャラクターはしっかり出ていると思いました。
が、旅館出会ったころの龍名館のカラーがもう少し生かせてるともっと良いのではないかなと思います。
新しいホテルをジャパニーズ風に作り上げるのはほかのホテルでも可能だけど、旅館時代からの100年以上の歴史というものは決して誰にも真似できない、ホテル龍名館東京が誇る個性のひとつだと思うからです。
とはいえ、
<他にない価値>は感じられ、旅館とホテルの中間という立ち位置、古いと新しいの真ん中というスタンス、ビジネスホテルと総合ホテルの混成感などにより色んな事に挑戦が出来る。
だからこそ「フォーラス」のような考え方を吹き込んでいくことができるのでしょうね!
こちらの予約はホテルのサイトの特別プランが安そうです。
さっき見たらなんと45%オフですってよ!
おお、あれもこれも結構安くなってますね。(定価は少し高めです)
隠れ家的ラグジュアリー空間を楽しんだ私はホテル内レストラン「花ごよみ」で夜ごはん・朝ごはん。
このホテル、知る人は知ってるごはんの美味しいホテルでもあります。
次の記事に続きます。

書いているとおり、私はこの開放出来る造りがとても好きでした。
ラグジュアリーと呼びきるには一部チープな備品もありましたが、そこまで完ぺきさを求めなければ十分だと思います。
しかしスイートでターンダウンがなかったのはちょっと残念でした。
思わずこちらのサイトを調べましたが、すでに満室でした、残念!
が、aiaiさんの良いところなんだよな~
と朝から勉強になります!!
都内では、泊まるということはないですが、友人が来たときに
ここは?と推薦して、遊びに行こうと思います♪
朝ご飯も大事ですし、海外から来る友人は、
和を求めていたりするから♪
早めに要予約ですね!!

相変わらずお忙しく飛び回っておられますね!
満室ですか。。。立地がいいのでリピーターも多いみたいです。
いつも普通のシングルに泊っていらっしゃる方にはぜひこの機会にFORUSも試していただきたいなと思うわけです(^^)
uransuzuさん、次回ぜひ!