「真冬の山陰を巡る旅2012 白兎神社」

白兎（はくと）神社。
神話の中でも「因幡の白うさぎ」の話は良く知られていると思います。

国道9号線を挟んで白兎神社と白兎海岸が並んでいます。道の駅のすぐ裏手に当り、駐車場もあります。

ここでの主人公オオクニヌシは出雲大社に祀られている神様でもあるので、出雲大社のうさぎもこの神話のエピソードがモチーフになってます。（↓写真は出雲大社です）


オオクニヌシの兄たちにだまされ体がぼろぼろになっていた白うさぎを助けたことで、みんなが結婚したがっていた八神姫との結婚をうさぎに予言されます。
日本で一番古い恋愛物語なんですね。
よって白うさぎは予言者でもあり仲人さんでもあるのです。
オオクニヌシのこの物語から、ここ白兎神社は縁結びの社でもあります。皮膚病にも効くみたいですよ。

神社側から見ると鳥居の向こうに白兎海岸。

この白兎海岸もキレイな日本海。

最近はサーファーも多いそうです。どこから来てるんでしょー、県外よね？


白兎神社、ずっと行ってみたかったんですよねー
子供の頃から聞かされていた神話ですもの「因幡の白うさぎ」。
子供的にはうさぎって引っかかりがいいし、覚えやすい話だし。
でもそのストーリーから、うさぎはイケナイ子だというイメージが強く残っていましたよ、サメをだましたわけだしね。

きちんと読んでみると因幡の白うさぎはとても重要なポジションにいることがわかるのですが、こういう人物（？）でも完全じゃないっていうのが読み取れますよね。

そもそも神話の神様って俗っぽいところがあって、読んでると想像を見事に裏切られることが多いですよね(笑)
結局このオオクニヌシは八神姫とは結婚しなかったんでしたっけ？
気づいたらスサノオノミコトの娘と結婚してたんですけど、それは血縁関係にはならないのでしたっけ？
神話、難しい。。


白兎神社でご参拝です。

額がゴールドで立派です！

こちらご本殿。
ここの本殿が乗っている石には菊の紋章があるとのことで。。。天皇家の紋とは花びらの数が違うらしいのですが、何かのつながりを思わせますね。
雪に阻まれて菊座は見れず、本殿もこの角度で撮るのが限界(笑)

白うさぎが体を清めた場所と言われている御身洗（みたらし）池。
この日は一面氷が張っていました。

二の鳥居の上に石が乗っかると縁起が良いという。（一度落ちた石はもう投げることはできないとか）
乗ってますね、石。


特にハプニングもなく穏やかに参拝終了(笑)
実は人生初の「御朱印」もここでいただいちゃいました！
これからゆっくり集めてこーっと。


神話のど真ん中、白兎神社へは路線バス「白兎神社前」下車です。
鳥取県のバスを調べる場合はコレが便利→バスネットhttp://www.ikisaki.jp/


続きます。

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