「京都 じき宮ざわ 焼胡麻豆腐」
2012年 04月 26日
京都2回目の夜はココです、じき宮ざわ。
錦市場にも近い、2007年にオープンした和食。
10席ほどのカウンターはとても美しく、すべてが整った印象です。
伝統的でもありモダンでもあります。
菜の花と宍道湖白魚。
嬉しいです、宍道湖の白魚を褒めていただいた!
春らしい菜の花色の黄身酢とそら豆。
このお店はこういう季節の彩りや食材使いがお上手です。
あぶらめ(あいなめ)と新物わかめのおわん。
とろろのようにトロトロのわかめがたっぷり。木の芽の香りもいい感じ。
あいなめの上品な魚の脂がお椀で存分に味わえます。
キハダマグロと花わさび。
辛いです、わさび。。(←まだ克服できてません。。)
青海苔と塩昆布できゅっとミネラル感じます。
このお店では必ずコースに入ってくる、焼胡麻豆腐。
トロリとクリーミーな胡麻豆腐は粉をつけてじっくりオーブン焼。
金胡麻がたっぷりと振りかけられていて見た目も黄金色の美しい姿。
お店のイチ押しであるこの胡麻豆腐が私の中でのナンバー1ではなかったのが残念でした。
しかしとても上品な胡麻の味で、おそばに例えるなら「更科」って感じで決して「挽きぐるみ」ではない。
そんな艶やかな味でした。
本鱒の木の芽焼。
ふっくら。
くじら。
梅酢和え。
手づくりからすみ。
浅草海苔と梅肉、辛味大根を和えたもの添え。
スミマセン、こちらも私の中のナンバー1は他にあり。。
穴子の葛鍋。
うるい、ふきのとう、ふきのあんかけです。
出汁は優し目。山菜の香りが口の中で広がるアツアツの小鍋です。
最後のお食事はヒノヒカリを使った土鍋ごはん。
1膳目、2膳目と蒸らされながら変化するお米の美味しさを味わうというもの。
しかしこれが、もうおなかはちきれんばかりで食べられない。。
少々固めの1膳目、蒸らされてふっくらと水分を感じる2膳目、でギブ。
本当はおこげが入る3膳目があるはずでした~
しかし面白いなァ~、「ヒノヒカリ」を使ってるなんて。
おそらくここにはこだわりがかなりありそうですね。
ヒノヒカリというのは宮崎県に代表される比較的暖かい地方でとれるお米です。
コシヒカリがあまりにも有名なのですが、ヒノヒカリは摂れ高が多く実は日本国内では多くて3番手くらい。
お米に興味ある私としては、かなりココがツボでした。
デザートはせとかといちご。
せとか、大好きで今うちの冷蔵庫にも入ってます^^
フルーツ美味しかったです。
最後に出されるのはお抹茶と最中。
これも定番。
ぱりりと香ばしい皮が歯ごたえ心地よかったです。
近くの錦市場。
両親とぶらぶら歩くのはいいもんですね。
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