「某所 シャンパンと和食を楽しむ夕べ」

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日本の伝統的かつ独特な文化の中ではぐくまれてきた和食(日本料理)。
フランス・シャンパーニュ地方で作られる発泡ワイン、シャンパン。

上海記事の途中ではありますが・・・
今日はこの2つ「日本料理」と「シャンパン」が合うのかどうなのかについて大いに語ろうと思う(笑)
お店の名前なども書かないまま、唐突ですがっ!

お邪魔しましたのはローラン・ペリエと和食を一緒に楽しむイベント。
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4種類のローラン・ペリエを一皿一皿、ひと口ひと口にどう合わせていくのか。
とっても繊細なマリアージュながらも、食べ進めていくうちにどんどん鈍感になってく(完全酔っぱらいw)、
そんなステキなイベントです。
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シャンパングラスが林のようです。
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最初に注がれるシャンパンはローラン・ペリエ ブリュットL-P。
ゴールドの色合いと細かく小粒の泡立ち。
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食事にオールマイティに合わせられるL-Pは、ローペの中でも基本中の基本です。
誰もに愛されるバランスの良いシャンパーニュ。
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この一杯で乾杯。
ローラン・ペリエは今年記念すべき創業200周年。
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ひと皿目はフォアグラ酢ゼリー掛け。
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涼しげに輝くゼリーは土佐酢。口の中の温度で溶け出す鰹出汁と酸味。
シャキシャキと音を立てるセロリが爽やかな香り。
フレッシュ感とエレガントさ、ふくよかな甘さを持つL-Pとフォアグラのまったりとした肉厚な風味。
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そしてロゼへと進みます。
グラスの順番、そして重さからするとロゼはもう少し後のような気もしますが。
シャンパーニュやワインのセオリーではなく、和食を楽しむための行ったり来たり。
重く濃厚なものから軽いへ戻り、そしてまた重いへと進む。
今口に運ぶそのひと口に合わせるシャンパンを上手に教えていただきます。
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丸吸、焼き餅。
小柄な器の上品さ。
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昆布出汁と酒を詰めて強く濃厚に、すっぽんの出汁、コラーゲン、ゼラチン質をしっかり感じられるひとすくい。
甘さと出汁が舌に張り付くようなうま味。
これをフルーティーで果実味のあるロゼと合わせます。
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ピノ・ノワール100%。
美しいピンクとすぐ目の前にあるかのような果実の香り。
赤と白を混ぜる方法ではなく、マセラシオン(一定の期間果汁に果皮をつけ込み色を出す)方式を使い敢えて色のコントロールが難しい方法を取っています。
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まぐろかまとろ雲丹巻き。
活いか磯辺巻き
しまあじ。
お造りは辛口のローラン・ペリエ ウルトラ ブリュットと。
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マリアージュとしてこれが一番しっくり。
超辛口のウルトラブリュットと塩気、海の味が最高に合います。
かやの実油を浮かべてまろやか、そして付き過ぎないようにした土佐醤油と藻塩が演出よろし。
ウルトラブリュットと雲丹との相性は特に最高です。
あわびや牡蠣ともいいと思うなぁ~
思わずぴったりすぎて、グラスを飲み干してしまったほど(笑)
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お次の料理、このお店の会席コースで楽しい八寸。
色んなものがちょこちょこと、しかもどれも美しいのが特徴です。
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ここで最後のシャンパン、ローラン・ペリエ グラン シエクルが注がれます。
世界のVIPが愛した味。アッサンブラージュ(ブレンド)の最高峰。1997年、1999年、2002年をブレンドしているそうです。

グラン シエクル専用の「レギエール」。
これを使う時はエレガントに白手袋を着用する、というのを強くオススメするこの方。
ローラン・ペリエ ブランドアンバサダーのフィリップ・ソーゼット氏。
ローペを愛する強い気持ちが溢れんばかり。日本語ペラペラです♪
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グランシエクルのボトルホルダー「レギエール」は、
そのフォルムの美しさだけでなく底に冷やすための保冷プレートが入っており、どこまでもプレミアムな1杯を追求したものなのです。
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八寸を少しずつ、シャンパンと組み合わせながらいただきます。
ほおずき入り石伏魚(ごり)粉吹煮→けしの実を使った香ばしい佃煮、ロゼと。
穴子アスパラ巻き→甘じょっぱい味付けと香ばしい香り、シエクルと。
鱧煎餅→ロゼと。
鮎うるか→塩辛のような海の味、ウルトラブリュットと。
絹かつぎ 大徳寺納豆射込み→ロゼと。
太刀魚小袖寿司→シエクルと。
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冬瓜を使った煮物。甘さがあってほっくり柔らかな口当たりの煮ものはロゼと。
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石川小芋、蛇の目にんじん、玉南京など。
正面から見ると可愛い顔のバルタン星人に見える(笑)
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美しい面取りに驚いてしまった。
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いさき柚庵焼き。ブリュットL-Pと。
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加茂茄子田楽、丸十(さつまいも)利休焼き。このあたりはロゼでもいいかも。
田楽はえごま味噌。スッと爽やかな風味がします。柑橘系の香りのあるL-Pを意識してますね^^
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帆立と海老の揚げ物。
細いじゃがいもを使った手毬揚げ。
帆立玄米揚げ。
ロゼでふくよかに油のコクを楽しむ。すだちをぎゅっと絞ったら、L-Pでもいいかもしんない。
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半田素麺。私の実家の夏の定番です~
冷汁仕立てのつけ汁には、さわらのほぐし身。
味に重さを出すため、小量のうなぎをプラスします。
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グラン シエクルで〆ました。
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デザートはお茶と共にいただきました。
いちじくのワイン煮 豆腐ソース。
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1812年に創立し200年かけて家族で守ってきた味、シャンパーニュ ローラン・ペリエ。
そして技術的価値があり、歴史と伝統、風土と文化といった奥深さも持つ日本料理。
緻密で繊細な味の共演は、思った以上にナチュラルですんなりと好一対になっていました。
どちらかと言うとシャンパンのほうが堂々としている硬派で、そこに奥ゆかしく日本料理が押したり引いたりしながら上手に合わせていく。でも実は主導権は日本料理のほうにあるのかもしれなくて、最後の最後のビビッとくる上品さや力強さといった感動は、日本料理のひと手間・ひとつまみが生み出していたような気がします。
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お料理全体としては最後に向かうにつれ少し力強さが弱かったかなと思うところと、最後のデザートが確か昨年このお店で一度食べたことがあったなぁと思ったところ。
少し残念でした。

今回は創作にあまり走らない純和風と言える内容の和食だったので、シュワシュワしているのはどうなのかな?と思いましたが、さすが名門のシャンパーニュは大変細かく雅で優しい泡でした。
意識して味わう貴重な機会となり、これから控える夏の暑さに負けない良いアイテムを発見した夜でした。
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by 55aiai | 2012-07-13 08:30 |   ●いろーんなごはん | Comments(0)

ライター・西村愛のブログ


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