「中国・上海 フランス租界のレストラン 雍福會 (YongFoo Elite) のランチ」
2012年 07月 25日
2010年に発売された雑誌「カーサブルータス」のアジア特集でこのレストランが美しい写真とともに紹介されていて、とーっても気になっていながらも行けていなかったレストラン。
「雍福會(ヨンフー エリート)」。
上海フランス租界と呼ばれるこの地域は当時のフランス人居住地域としてまとめられた西洋的領域で、現在も上流階級エリアとしての風情を残す一体となっています。
この雍福會は1930年代という、上海が中国で最大の都市として発展した時代に作られた建築物。
歴史的建造物としても価値あるお店なのです。
古きよき時代をそのまま残したかのような雰囲気を出しているのが素敵です。
門番のいるゲートをくぐり広い庭を通って建物へ。
大きな木々に囲まれた、こちらが建物。
もともとは英国領事館。なるほど、あのアプローチはなんとなく納得できる!
このレストランは「超」がつく一流レストラン。
玄関から相当素敵です。
まず大きなランプが吊り下げられた階段には厚みのあるカーテンが。
フロアに入ると暗めの照明と、重々しくデコラティブな家具、調度品。
オールド上海とヨーロッパのアンティークでまとめられた店内は雰囲気全てが息を呑むようなエレガント空間です。
特にアンティークなオレンジと黄色の照明がたまらなくノスタルジー感。
実はお店が撮影禁止なのですが、今回は了解を得て自席から撮影してマス。
とてーーも素敵なんだけど、あんまり残せなくて残念。。。
お料理は、声を出して「ありえない!」と叫びたくなるようなコースが・・・。
15,000元なんてものがあり。。。複数で食べるものなのだそうですが!
ええええっ!21万円。。。。?
通常のコースでも1万円~6,000円くらいのものが普通にあったりするのは、とても中国とは思えないお値段。
前にココで書いた小龍包なんて6元(80円くらい)ですよ。この価格差がなんとも理解しがたいものなのですが。。。
で、私たち、好きなものをアラカルトで。
英語を解読しながら注文してみたんだけど、なかなか面白いものが出てきましたねー。
あっそうそう、日本語が少しわかる方もいらしたんですよ。助かりました。
どれも美しくて美味しいんだけど2人だとちょっと多かったので、次回はやはりコースか3~4人がいいかなって思いましたよ。
特にコレですね~。
蟹とお豆腐の!
あぁ、上海ガニの季節にもまた来たいな~。
そうですね、ここには雰囲気をいただきにまた来たいなと思ったりしました。
本当に素敵で。
サービスもきっちり。
こういう上海を体験出来て本当に良かった。
活かしながら変えていく。そんな建物の使い方にかなり上級テクニックを感じる上海。
次回はこういうお店巡りもいいなーと思いました。
旧英国領事館 「雍福會 (YongFoo Elite)」のサイト。
なんと日本語もアリです!
http://www.yongfooelite.com/
フランス租界をもっとゆっくりしたかったのだけれど、次へと移動!
見たり食べたり忙しい上海旅行となってます(毎度毎度?)
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このお店の照明の色は上海、中国と言うよりもっとノスタルジックな色ですね。
しかし・・・・撮影禁止なんですね、残念!!
それにしても、1万~6万が普通のコースにあって
で、21万ですって!!(@_@
今の中国の事情ってよくわからないのですが・・・・
このお店は主に海外からの方が多いのかしら
それともやはり地元の裕福な方達かな?
いいですね!仰る通り雰囲気を味わいになんて♪
ここもやっぱり以前は違う用途で使われていた場所なんですけれども、他にもこういうレストランがあるようで次回はきちんと調べていきたいなと思います!
しかーしこのお店は高いですね。
結局私たちは6000円/1p くらいになりましたかね。てことはお安めのコースでも全然いけたなーと思いながらもオーダーする楽しみがあったからいっか♪って感じです。
中国ってまだまだ奥深いですね~~~~~~(笑)
ぜひfranさんも行ってみて!
私はいつも珍道中になってしまうけれど、franさんならラグジュアリーにまわれそう(^^)