「阿修羅のごとく観劇&映画『渾身 KON-SHIN』観賞 そのあとごはん」
2013年 01月 30日

※ネタバレありです。
先日話題の舞台「阿修羅のごとく」を観劇してきました。

向田邦子原作の舞台はル・テアトル銀座で。

きょうだい構成がぴったりあてはまるもので、ちょっと感情移入しちゃいましたね。
四女役の咲子は奔放でどこかハラハラするものがあり、でもその可愛さと未熟さでほおっておけない気になる人物として描かれています。
末っ子だなぁ、わかるなぁ・・・、とすっかり自分に置き換えてしまっているぅ。。
小さなセンテンスが積み重なるように話が進んでいく面白い流れで、時間あっという間でした。
前から3列目のど真ん中という好位置にポジション取りしてたので、舞台の上の小さな事まで全部見えてすっごくドキドキでした。
東京公演は終了し、これから大阪、名古屋へと移って行くようです。
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テアトル銀座からてくてく京橋へ。
ランチでヘビーローテしていた久々のワンタイ。
ふたりでお会計7000円弱と、え、安っ!と叫びたくなるコスパ。
から~い春雨サラダからはじまり、

さつま揚げへと。揚げたてだ!

豚肉をショウガで思いっきし炒めたん。

ヒー!
トムヤムクンはあまり具がなかったけれどスープ旨しっ。

グリーンカレー。
あら、辛い。。。。。。
こんなに辛かったっけ?私こんな辛いの食べてから午後の仕事してたんだっけ?
濃厚でどろんとしているこのまったり感。好き、かなり好き。

久々のワンタイ。いいレベル持ってるなと再確認。
ランチってなんとなくマンネリになっていて、ちゃんと味確認していなかったんだろうなきっと。
勉強になりました。

ワンタイの夜はコースがお得です。
もしくは大勢でアラカルトが良さそうです。
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さてある日、映画「渾身」を見てきました。
試写会に続く、2度目です。
場所は川崎チネチッタ。そう、あの川崎にあるイタリアです!

去年から友達と約束していたのでルンルンルン♪
まずは川崎の紅茶専門店マユールにて軽くごはん。
美味しいなぁここの紅茶はレベル高い。

パラタを使ったサンドイッチ。たまごサンド、と言っても他では食べられない濃厚スパイスのサンドイッチでした!
マユールは五反田店で出しているカレーもなかなか秀逸です!

さて映画のほうですが。。。
島根県の日本海に浮かぶ隠岐諸島が舞台。
ここ隠岐には「隠岐古典相撲」という伝統文化が残っていて、島では大きな出来事(神社の遷宮や病院が建つなど)がある度行われる行事です。
私の甥っ子も子供相撲に参加したことがあったりします^^

映画監督の錦織良成監督は島根県のご出身で、今までにも島根三部作という島根にまつわる映画を撮り続けていらっしゃいます。
「白い船」
「うん、何?」
「RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語」
私が見た感想では、どの映画も最初は色んな人間模様を見せたり感情のもつれだったり問題が起きたりというくだりが丁寧に綴られ、少々ストーリーはゆっくりめに進みます。
それがクライマックスに向かって一気に繋がり加速。ズザザザーと感動へと運ばれる。
そんな映画が多いように思います。
そのストーリーの中には人間の温かみや優しさというものが大変重要なメッセージとして描かれていて、人間の本質に迫る内容になっていると感じます。

今回の映画は確かに相撲を題材としているのですが、
島の人と主人公たちの気持ちの触れあい、優しさ、許しなどが雄大な島の景色とともにスクリーンに映し出されていきます。
ただ少し映画時間が長く、特に錦織監督の持ち味でもあるクライマックスに向かう加速のあたりで少々もたついた感あり。
しかしそれがあってか最後の最後のシーンの感動はまたさらにひとしおでもあり。
とにかく美しい隠岐を監督が伝えてくれているのは大っ変に嬉しいことで、2月末に隠岐へ行く予定の私としてはますます島行きが楽しみになってきました!
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さて、映画観賞の後かなり遅い時間になっていたのだけれども夜の蒲田でごはんです!
なんとお目当てにしていたお店にフラれ、その後行きたかったお店も満席。。
どうしてこんなに景気がいいんだ蒲田・・・と思ったら、なんと給料日の金曜日だったことに気付いたのは数日後。
ええいこうなりゃ鼻を利かせてお店を見つけてやるぅ~と意気込んだ路地にて。
「アジアン食堂」という小さな間口のお店へ。

入ってから知った、へぇ~ここはフィリピン料理のお店でしたか!
たぶんきっとおそらく、フィリピン料理は初めてです。
この豚肉を細かく切って炒めた料理がおいしすぎ。
ここのフィリピンご出身の奥さま、お料理が大変お上手とみえる。
いわゆる家庭料理からちょっと外れたアジア料理、なんでも美味しくしてしまう方でした。
鉄板の上で卵をまぜまぜしてからいただくんですって。

あとこの揚げ春巻きね。
中身はお肉ぎっしり、餃子みたいなお味。
ビールに合うね、サンミゲールあたりで。

パッタイまでもが美味しすぎました。

あっという間にお店の空気になじんだワタクシたち。
右側のしゃちょーさんにプリンをごちそうになり、左側のしゃちょーさんにはジュースをごちそうになりましたw
蒲田は「イイネ!」がいっぱいです。

蒲田に行く用事がない!
でも蒲田行ったらまたこのお店行く!
こういう観賞の後のごはんて大事だな。
一緒に見た子と感想言い合う時間が楽しい☆
あそうそう、蒲田で映画の感想言いながら歩いていたら後ろから「渾身見たんですか!」って言ってきたアナタ、聞き耳がすごいですwww
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