「島根・出雲 出雲大社 平成の大遷宮本殿ご修造を終えて」
2013年 08月 26日
地球の歩き方が取ったアンケート「今年はここに行きたい!国内旅行人気ランキング」で大人気の沖縄、世界遺産になったばかりの富士山などを押さえ、見事第一位になった!
「出雲・大田・石見銀山エリア」!!!
わ~、こんな時代が来るとは思ってなかった~☆ (地球の歩き方ランキングサイト)
5月10日に無事神様が新しい本殿にお戻りになって新たな歴史を重ねた出雲大社。
今回は私流の出雲大社のまわり方をご紹介しますー。
ちゃん塗り、美しー!
まずは下の写真ですが。
神様がお座りになってる場所は「本殿」であることはお分かりになると思います。
その本殿は、正面に見えている「拝殿」の後ろに控えています。
遷宮する際本殿には多くの人が踏み入れるため神様には本殿から移動していただく必要があります。
よって、
本殿→修復
拝殿→仮本殿
新設→仮拝殿、 ということになります。
写真の左にちょこっと写っているきれいな木造のものが仮拝殿です(これ、今後どーするんだろ?)。
仮本殿として使われていた拝殿は、ちゃんと拝殿に戻り。
今回行ってみたら拝殿の注連縄もキレイになってたなー。
これは確か、秘密結社鷹の爪の「島根の吉田君」を生んだ町、吉田村で作っているんだったなー
(過去記事)
出雲大社は60年に一度、本殿をきれいにします。で、これは本殿を美しく保つという意味合いもあるのですが、
<建築方法の継承のため>
でもあるわけなのです。
なので本殿の修復はその職人技の集結であるとも言えます。ここで行われたことが一つずつ記録されて60年後、120年後へとつながっていくのでしょうねー。
緑色の塗り「ちゃん塗り」には松脂、鉛、石灰、墨、えごま油などが使われています。
えごま油は県産だということ。
屋根はとても滑らかに見えますが、檜の皮=檜皮(ひわだ)を重ねて作られています。
大量の檜の皮を使ったことは明らかですが、今回の遷宮に合わせ出雲大社の氏子の皆さんが60年後の遷宮に備え山に檜の苗を植えたそうです。
まずは正面から拝殿を。
親戚の方たちにあたる皇室の方からお祝いでしょうか。
私は拝殿を正面に見て右側にまわり込みまーす。
そうするともっとも良く本殿が見える場所へ行けますよー。
そして本殿の裏側へと。
キレイだなぁ、しみじみ。。。。
本殿の後ろにも社が。
ここにはスサノオノミコトが祀られています。
かなり知られてきているようで、観光客の方がここまできちんとお参りされてました。
なんかちょっと整備もされてるなぁ・・
さらにぐるっと回り込み・・
やっぱりキレイだなー、としつこく感動しながら。
本殿の西側へ。
むむっ!ここも整備されている!すごーいな遷宮て。
実はここ。
本殿に向かって左側面になるのですが、本殿の中で神様のお座りになってる方向が西向きなのです。
よってこの場所に立つと神様と目が合う!という場所にちゃんと説明の看板が出来てた。。
知らなかった。
いーなー。改めて。
広い敷地だけれどぜひぐるっと本殿まわりをまわってみてください♪
緑も多くて気持ち良いですよ☆
出雲大社の遷宮については、
島根県観光連盟のサイトなどもわかりやすいです。
それとYoutube。