「福岡・糸島再訪 龍国寺訪問」
2013年 10月 22日
毎回糸島へはスカイマークの001便で行くんです。
羽田空港を6:20に飛び立つと、福岡へは8:10に到着!
福岡空港から糸島までは少し混んでる朝の時間でも車でびゅーん、40分くらいで到着です。
なので朝の気持ちいい時間から糸島のキレイな空気の中をまわれるというわけです。
清々しい時間に訪れるのにぴったりなのが龍国寺。
二丈方面へ車を走らせ少し山道になったところ、こじんまりとした雰囲気の良い集落へ入り登り切ったところにある大きなお寺。
脇にキレイな水が流れてました。
お庭を見れると聞いて期待値上昇中~
二丈エリアの波呂という場所にある、龍国寺。
1203年に平重盛の菩提寺として開かれたお寺です。原田種直公が糸島の地を治め、神社仏閣の建立を行っていた時代のこと。
よってこのお寺には原田種直にゆかりのある品や墓が祀られています。
一度消失したものを再建したという山門。
額縁にして切りとったような、奥の山里の風景が印象的。
本堂の右手。
美しいお庭と縁側が見えるお部屋でいただく。丁寧に淹れられたお茶。
朝の涼しい風が通り抜けます。
気持ち良すぎてずーーっとここにいたい!ここの家の子になりたい(笑)
この地域は水道がないそうなのです。
なるほど納得!あんなにきれいな水が流れる場所だもの、湧水もとても清らかなのでしょう。
そして自然界の環境変化に対して様々な活動をされていらっしゃるお寺でもあるそうです。
また代々この土地を守ってきたのもこのお寺。
水争いや飢饉の時も、地域の中心はこのお寺でした。以前はこの近辺が工場地帯誘致の話もあったようなのですが、歴史を繋いでここまで来たのだと。
地域が、人々が、穏やかに暮らしていけるために一生懸命地域の活動を行っている龍国寺です。
自分の出身地から神社を見て回ることが多いけれど、糸島のお寺「雷山 千如寺大悲王院(過去記事)」にしてもこちらの龍国寺にしても由緒正しく歴史的な成り立ちがとても奥深いです。
私、仏教の宗教観にはとても疎いのですが、同じ時代にこのような古い歴史の一端に触れられるのがとても嬉しい~。
原田種直公の愛用品など。
左下は木造阿難尊者立像(もくぞうあなんそんじゃりゅうぞう)。約630年前くらいのもの。
県指定の文化財です。(非公開)
現在の建物は300年ほど。ありがたい~
本堂。
こちらでは様々なアーティストの演奏会「田んぼコンサート」や講演会などイベントも開催されているそうです。
太い梁と植物の模様が多用されています。
しかし良いお天気でよかった。
ここでゆっくりしてたかったけど(笑)次の場所へと移動ですー。
帰りに終わりかけの彼岸花にたっくさんのアゲハ蝶。
これは、カラスアゲハ?
団体様だったー。
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【今回2013年10月レポート】
・実りの秋の旅路をレポート!
・龍国寺訪問
・福ふくの里 シャインマスカット
・浮岳茶寮の昼懐石
・白糸の滝 四季の茶屋のそうめんちり
・白糸酒造のハネ木造り
・姉子の浜
・伊都国歴史博物館
・伊都菜彩のまるいとうどん ごぼう天うどん
・細石神社
・高祖神社
・古材の森の秋野菜の肉巻きランチ
・糸島くらし × ここのき&Tana Cafe
・陶翠苑の炙り鯖鮨
・千如寺大悲王院と雷神社
【2013年6月の訪問レポート】
・福岡県糸島市へ行ってきました!
・千如寺(せんにょじ)大悲王院
・いとしま応援プラザ クラフト三昧
・緑の農園 にぎやかな春 つまんでご卵のたまごかけご飯
・そばきり桜花 二色(白・黒)そば
・BAKERY HARE(ベーカリーハレ) 天然酵母パン
・白糸の滝
・伊都安蔵里(いとあぐり) あぐりバーガー
・伊都菜彩(いとさいさい) 産直市場
・かまぼこの村島 手造り練りもの
・角屋食堂 ちゃんぽん、炒飯、ポークチャップ、洋風丼
・うつわと手仕事の店 研 工房&ショップ
・ミツル醤油
・伊都ホットサンド笑顔の竹原さんちのコロみそトン、一貴山豚のビックリかつ
・田園喫茶 ワイルドベリー 伊都物語パフェ
・牧のうどん 素うどんの軟麺
・恵水窯での陶芸体験&猫ちゃん
・ベーカリーレストラン CURRENT(カレント)のカレントプレート
・Spoonful THE BAGEL(スプーンフル ザ ベーグル )
・桜井神社
・またいちの塩 塩プリン
・手造り石けん工房 暇楽 kalaku
・キャンドル工房クレアーレ
・タビノキセキ アロマアクセサリー
・福岡・糸島巡り ツアーコースまとめ
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