「福岡・糸島再訪 伊都国歴史博物館」
2013年 11月 05日

2日目のスタートです。
なんとこの日も快晴!しかも暑すぎず気持ちの良い一日です♪
最初に訪問したのは伊都国歴史博物館。
行ってみたかった場所です!

こちらには福岡県平原方形周溝墓から出土した国宝が展示されており、非常に貴重な品々を見る事ができます。
平原(ひらばる)古墳は方形(四角)をしており、王様の墓であったとされています。
またここからは沢山の装具品が出土していて、女王であったのではと考えられているそうです!
現在その場所は公園として整備されていて、秋にはコスモスが一面に咲くステキな場所らしいです。

発掘が行われた後、埋められて今の形に。
この場所、当時は特別な場所だったのでしょうか。


歴史博物館では鮮やかなその装具品を見る事ができます。
彫りを確認出来るガラスのまが玉。

コチラ、一粒ずつがいわゆるビーズのような輪になった装具品の一部。
拾った人がすごいよコレ。

少し大きめなガラス。青色キレイ。
アースカラーで現代にも通用しそうです。

そしてこの平原王墓から出てきた鏡。
時代は弥生時代くらい。
発見されたのは昭和40年だそうです。
出土した40面のうち国内最大の直径46.5cmの大型のものが5面含まれていて、それらは割られた状態で埋葬されていたようです。

こんなカンジで。

超大型内行花文鏡。

様々な時代とその時この地で生きていた人の証がすぐ目の前にあるということ。
生命のつながりを感じます。
また、文明の力も感じます。
もともと輸入品として大切にされた鏡は徐々に国産へと移って行きます。
最初は模倣から、そしてオリジナリティ溢れる柄へと。
創意工夫しながら道具を生み出していた我々の先祖へと想いを馳せます。

今の私たちと変わりなかったのでないかと思われるような一端が見えると嬉しくなってしまう。
犬型のはにわや良く出来たかまどは移動式で奈良時代のもの、ミニチュアサイズの銅鐸や。

そして日本に稲が伝わったのもこの辺りが早かったと考えられています。
今伊都国歴史博物館がある周辺がまさに弥生時代も美しくみずみずしい田んぼの風景であったのでしょうか。
古賀崎古墳からの景色↓

歴史博物館からの景色↓
こんなきれいな季節に糸島を訪れることが出来てよかった!

学芸員の方から出雲地方との歴史的な関係も色々と教えてもらい、聞けば聞くほど興味深い。
そんな伊都国歴史博物館でした。
しかしほんとに良いお天気!
可也山(かやさん)ばっちり。古賀崎古墳より。

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【今回2013年10月レポート】
・実りの秋の旅路をレポート!
・龍国寺訪問
・福ふくの里 シャインマスカット
・浮岳茶寮の昼懐石
・白糸の滝 四季の茶屋のそうめんちり
・白糸酒造のハネ木造り
・姉子の浜
・伊都国歴史博物館
・伊都菜彩のまるいとうどん ごぼう天うどん
・細石神社
・高祖神社
・古材の森の秋野菜の肉巻きランチ
・糸島くらし × ここのき&Tana Cafe
・陶翠苑の炙り鯖鮨
・千如寺大悲王院と雷神社
【2013年6月の訪問レポート】
・福岡県糸島市へ行ってきました!
・千如寺(せんにょじ)大悲王院
・いとしま応援プラザ クラフト三昧
・緑の農園 にぎやかな春 つまんでご卵のたまごかけご飯
・そばきり桜花 二色(白・黒)そば
・BAKERY HARE(ベーカリーハレ) 天然酵母パン
・白糸の滝
・伊都安蔵里(いとあぐり) あぐりバーガー
・伊都菜彩(いとさいさい) 産直市場
・かまぼこの村島 手造り練りもの
・角屋食堂 ちゃんぽん、炒飯、ポークチャップ、洋風丼
・うつわと手仕事の店 研 工房&ショップ
・ミツル醤油
・伊都ホットサンド笑顔の竹原さんちのコロみそトン、一貴山豚のビックリかつ
・田園喫茶 ワイルドベリー 伊都物語パフェ
・牧のうどん 素うどんの軟麺
・恵水窯での陶芸体験&猫ちゃん
・ベーカリーレストラン CURRENT(カレント)のカレントプレート
・Spoonful THE BAGEL(スプーンフル ザ ベーグル )
・桜井神社
・またいちの塩 塩プリン
・手造り石けん工房 暇楽 kalaku
・キャンドル工房クレアーレ
・タビノキセキ アロマアクセサリー
・福岡・糸島巡り ツアーコースまとめ
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