「益田・津和野の旅 荒磯温泉 荒磯館 プライベート石見神楽と神楽めし」
2014年 04月 25日
島根の西部へ行くとそこに住まう人たちがいかに「神楽(かぐら)」というものを大切にしているかがわかる。
石見エリアの人たちは幼稚園に通う年頃からすでに神楽を見てそれに憧れ、子供が仮面ライダーやウルトラマンのような正義のヒーローに憧れるのと同じように神楽を舞いたい、演奏したいと思うものなのだそう。
益田・津和野のプレスツアーはまずは荒磯温泉の荒磯館での石見神楽の鑑賞とお昼ごはん。
でもその前に!
なんて美しい、IWAMI BLUE!
荒磯温泉の荒磯館は浅い湾のすぐ脇に建っていました!
初めて来ました。
沖に目をやってもやっぱりそこは青い海。
あぁきれいー!泳ぎたい!
益田は水仙も名物だということでたっくさん植えられていたのですが季節的には少し遅かったようです。。
荒磯館にやってきたのはいくつかのツアーメニューを体験するため!
神楽めしと呼ばれるご当地丼をいただきまーす!
なんとも素敵なお部屋が用意されていて。
目の前が舞台になっていたのです。
こちらの神楽めしは地物の魚介を使ったボリュームある丼。
すっっごくおいしかった!!!!!!
食べてほしい、世界中の人たちー。
「えびす丼」
鮑、穴子、鯛、イサキ、ヒラメ、真イカ、サザエ、鰆。イクラにウニ。
さらにこの周辺で獲れるという大蛤。
ほんっとにおおきい。
ぷりっぷりで肉厚。最高の焼き具合。
はぁぁぁおいしい島根を堪能しながらぼちぼち準備が始まる。。。
メインイベント。
登場。
スサノオ「ヤー!」(声は出しません)
光り輝く衣装。
数十万円もするこの衣装を130もある神楽の社中(グループ)はそれぞれが所持しています。
人生賭けてそれぞれの社中の伝統を残し、支え、演じているのです。
おろちの演目は定番中の定番ですが、何度見ても良いし。
っていうか島根の東部育ちの私は神楽の演目は「えびす」と「おろち」2つしか見たことがない。
石見神楽はスピードがあって激しく動くのが特徴です。
見ていて圧巻、目まぐるしい動きとともに話が展開していきます。
てなづちとあしなづちが登場し、
一緒にクシナダヒメもやってきました。
クシナダヒメはヤマタノオロチに食べられてしまう運命。
それをスサノオが助けるストーリー。
お酒を醸し、
準備完了。これを飲ませればオロチは眠ってしまうはず。
スサノオ「てやーっ!」(声は出しません)
ドロドロドロドロ。。。。
やってきました、オロチ四頭立て。
大きな体をスムーズに動かす。
大変だと思います、この蛇腹をさばくの。
これ和紙で出来ていてちょっとやそっとでは破れない。
紙なので軽さはあるものの。。やっぱり大変です。
暴れていたオロチたち。
お酒、ゴクゴク。。。
ヘロヘロヘロ。。。。
スサノオ「(いまだ!)。」
こうなって。。。
こうなって。。。
こうなって。。。
最後までがんばるスサノオさん!
オロチ「んがー!」
ヤマタノオロチを退治した時、その尾から出てきたという天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)。草薙の剣ともいいますね。
このグループでは最後、お面を取って演じるようなのです。
かっこよかった!!
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神楽で興奮した後はゆっくり温泉といきたかったのですがここでは時間なく。。
でもこの荒磯温泉 荒磯館にはぜひまた訪れたい!
なぜならまるで海とつながったようなこの温泉と、
益田は見るところいっぱいあるなー
益田ってどんなとこ? 鶏卵堂の鶏卵饅頭
荒磯温泉 荒磯館 プライベート石見神楽と神楽めし
ますだこうさんファームの紅ほっぺ狩り、にちはら総合研究所の冬虫夏草
割烹 美加登家 本店(みかどや)の懐石コース
太鼓谷稲成神社
でも昨年、出雲大社の大遷宮で神楽を見たんですけどね。
子供のころは祭に合わせて神楽をよく見ました。
なつかしいです。益田はまだ行ったことないけどぜひ行ってみたいです。
神楽にはいろんな日本文化が詰まっていますね。
衣装にしてもお面にしても物語にしてもです。
最近は東京でも見れる機会が増えたので嬉しく思いますが、あまりなじみがない私としては今から改めて勉強しているところです。
益田、私もぜひ再訪したいと思っています。