「新潟・佐渡 妙宣寺と大膳神社」
2015年 04月 25日
・蔵見学 真稜・至の逸見酒造
・妙宣寺と大膳神社
・徳平の冷かけそば天ぷら乗せ
・佐渡名物!佐渡金山と朱鷺センター
・二宮萬友荘の夕ごはん、佐渡おけさ、俵ころがし
・お宿 花の木とながも入り海藻そば
・小木町 まつはまの夕ごはん
・宿根木の風景
・小木の街とそば七右衛門
・ラ バルク ドゥ ディオニゾスとカフェ妙生庵
佐渡にいる間じゅうとってもお天気に恵まれていたのですが、
日が落ちるのが早い感覚。
ちょっと雲が多い感じは、好きだな日本海だし。
ということで佐渡旅は私の趣味で(笑)神社仏閣巡りへと突入。
なんてったってねー、佐渡は島ですよ!
固有の文化が残されているハズ。
お目当てを求めて行ってきました『妙宣寺』。
日蓮上人が流されてきていたことも影響し、ここは日蓮宗のお寺です。
目玉は190年前に建てられた立派な五重塔!
日本において江戸時代以前に作られた五重塔は22基あるそうですが、
離島にあるものは厳島神社とここ妙宣寺なのだそうです。
ラッキーにも両方見たなぁ!
お寺というよりもおうちみたい!
庭も広くて手入れされていました。冬だったから枯れていたけど、青い芝生が敷かれていたんですよ!
・・・っと思ったら、ここはもともとおうちだったらしいです。
分厚い茅葺の仁王門がとても立派でした、少し丹塗りされたところがありました。
本殿の彫刻も素晴らしかったです!
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大膳神社。
だいぜん、って読みます。
佐渡には歴史の中で色んな人が訪れてその都度に様々な文化を残しています。
観阿弥・世阿弥が佐渡に能を広めたということで、島中に能舞台があります。
これは本当にすごいです。
一般の人も能楽師さながらの演奏や舞を行えるということ。
この大膳神社にも立派な能舞台があります。
皆さんは能を見たことがありますか?
私はちょうど先日能舞台の取材をしてきたばかりでお話聞いたばかりだったんです。
だからここの舞台の不思議な様式に驚きました。
松が描かれた鏡板まではわかるのですが、なんとその横に太陽が。
本来松と竹は良く描かれるのですが、この太陽は見たことがない。。
能には全てに様式美があり、舞台にもいくつもの決まり事があります。
そんな中太陽が描いてあるのはもしかしたら日本でここだけかもしれません!
はっきりしたことはわかっていないらしいのですが、これは信仰的な意味を持つ「影向(ようごう)」
というものを表現しているのではないかとのことです。
天井は茅葺でしっかり木々で支えられた吹き抜けです。
昔の能舞台は佐渡のあちこちにあるものみたいに外にあったものなのですよね。
だから今の能楽堂のような場所でも舞台には屋根があるのだと聞きました。
そうそう、橋掛かり(向かって左側の通路)から舞台の真裏の控室?に続いていて
外からでも見ることができました。
能に興味がある方はぜひ!
拝殿はこちらでした。
鳥居は両部鳥居。島で見た鳥居で一番多かった鳥居です。
こちら、神仏習合の名残なのだとか。
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ここからは通りがかりで時間ある限り見た神社です。
千種丙の熊野神社。
階段上るとありましたー。
本殿に幾何学的な。
拝殿の手前がキレイになってますね。
こちらもほら、両部鳥居です。
気比大明神
額束がきれいになったようで。
ぴかぴか。
本殿。
あ、男千木でした。鰹木も5本と奇数。神様は男の人かな?
拝殿にはしゃちほこが乗っかっていました。
そして はい!
両部鳥居です。
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新潟県 http://pref.niigata.lg.jp/
にいがた観光ナビ http://www.niigata-kankou.or.jp/
佐渡観光協会 http://www.visitsado.com/