「島根・松江 八雲立つ風土記の丘」
2015年 09月 29日
出雲地方は神話が有名なので、それを指して「歴史がある」と言われることが多いのですが、私もうっかりしてて、ちゃんと勉強すべきは考古学だということに気づいたのは、先日の本の執筆「島根「地理・地名・地図」の謎 意外と知らない島根県の歴史を読み解く! (じっぴコンパクト新書)」をしたときでした。
神話の足跡は考古学によってつながり、そして証明されているんですね。
よって考古学をちゃんと勉強せんといけん!と思い、今回帰ったら行こうと思ってました「八雲立つ風土記の丘」。
松江エリアで暮らした人は遠足なんかで訪問しているようですが、出雲の人間はそんな機会はなかったよね?
しかし素晴らしい施設でした!
たった200円という入場料の安さもすごい。
まずこの太っ腹!
写真・カメラOK!夢のようだな。
広いエリア、自転車貸出OKもすごい(無料かつ、ガイド付き)
はるかむかーしの人が使っていたんだよね、コレ・・・とか思うと感慨深いなぁ。
はにわがいっぱい!思ってたより大きいし、形状がとても技術高い。
大事な鹿は感動しすぎて写真撮り忘れるという・・・!
これ見てくださいよ。
作った時に丸いはんこみたいなのをぽこぽこ押した跡がある。
すぐそこで押してたのを見たような錯覚するような、それくらい近く感じる。
額田部の臣の記載がある刀。
柄(つか)の部分の柄(がら)もすごいよ。
これ、見どころです!
こんな感じになってたそうです。
偉い人です!
額田部の臣と出雲の臣の関係~
岡田山一号墳から約100年前に見つかった刀はその後の調査で、<各田卩臣□□素□大利□>と書かれた文字が確認されました。
額田部のリーダーという意味の名前が刻まれている、大変貴重な資料と言われています。
岡田山一号墳、初めて見たー!
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