「長野・大町 国宝仁科神明宮での奉納祈願」
2016年 01月 25日

大町・松川村を知るツアーへ参加するため、大雨の中中央高速を飛ばして長野へと向かいました。
途中降ったり止んだり。
大きな虹をみたりしながら諏訪湖インター。

豚まん食べました。朝ごはん。

仁科神明宮。
神明(しんめい)造の社としては最古ということで、
国宝指定されています。
神明造と言えば伊勢神宮、もしくは東京・両国国技館の上から吊るされている大屋根を思い浮かべると
わかりやすいと思います。
伊勢神宮の神明造。
住吉大社の住吉造。
出雲大社の大社造。
どれも古くから使われた神社建築様式です。
大社造の最も古い社は「神魂(かもす)神社」でこちらも国宝。

さて仁科神明宮に到着した頃には大雨で、
なかなかカメラが取り出せない。。。
この日は長野県大町と北安曇野の農作物の豊穣を願ってご祈祷を行うという貴重な場面に
立ちあうことになりました。

拝殿から中門(国宝)、釣屋(国宝)を経て続く本殿(国宝)。

このあたりは昔、伊勢神宮の御厨(みくりや)でした。
かつてこの地を治めていた仁科氏は、伊勢に土地を寄進して、この一帯は伊勢の荘園と
なっていました。
つまりこの辺りで作られたものは伊勢神宮へと納められ、神饌(しんせん・神様のごはん)として
扱われていました。
そしてこの仁科神明宮も伊勢と同じく天照大神が祀られており、御厨であるこの地を守っています。
JA大北(だいほく)の皆さんが玉串を捧げて、五穀豊穣をお祈りしました。

摂社・末社が並ぶ境内。

また、大きな古木がたくさんあって、古い土地に足を踏み入れた荘厳な空気に気が引き締まります。
雨が降ってなかったら良かったのになぁ~
この写真の三の鳥居は、伊勢神宮から移築されたものだという。

神門もかなり古い。
20年に一度という、伊勢神宮と同じスパンでの遷宮を行っているとのことですが、
歴史上、途中で資金が底をつき遷宮が出来なくなり、古い様式が残ったことが
国宝になった理由でもあります。
寛永13年(1636年)の造替を最後に、社殿を手直しする「修造」のみを行っています。
どこの神社も遷宮にはとってもお金がかかるんです・・・。

その遷宮については宮内に収められた重要文化財でもある棟札が証明しています。
一番古い南北朝時代の永和2年(1376)の棟札から630年以上もの間の33枚が現存しています。
明日天気になったらまた立ち寄るから!と言われて写真少々諦め。。。
(結局行けなかった)

最寄りの大糸線「安曇沓掛駅」からも徒歩30分程度かかる模様。
国宝とはいえ奥まった山社で、静寂に包まれ。
粛々と歴史を紡ぐ神社なのでした。

お札とお守り、ご朱印をいただいて帰りました。
本殿は雨激しいため撮影できず・・・
神楽も行われているということで、興味深い神社でした。

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