「韓国2016 世界遺産 南漢山城ハイキング」
2016年 06月 27日
お腹いっぱいになった後は歩く歩く!
王政時代、王様は平場(ソウル)にあった宮殿に対して一時的に住まいを構えるための宮殿を
山城(やまじろ)に築きました。
お出かけの際に立ち寄ることもありまた、有事時にはここを拠点として議事を行ったり命令を
下したりしていました。
つまりここは安全策を講じた山の上にある王様の宮殿なのです。
南漢山城((ナマンサンソン)!
この地域に王宮が作られたのはなんと2,000年も前のこと。
長い年月の中で築かれた防衛術や築城技術、また歴史的な建築工法などが集結した
場所として2014年、ユネスコ世界文化遺産に登録されました。
石垣好きの方ー!(笑)
破損と修復を繰り返しながら保たれてきた遺跡です。
極彩色の装飾が施された屋根。
寸分違わず色付けされ全く狂いがありません。
この色彩のことを朝鮮様式では丹青(タンチョン)といい、繁栄の証として考えられています。
屋根の上に一列に行列しているのは…?
<西遊記>のご一行様なのだそう!
じゃあ、これは孫悟空??
屋根に重厚感を感じませんか?重たそうな瓦が分厚く乗っかってます。
当時、一体これをどうやって支えていたんでしょう。
実はすごい建築技術なのではないの!?
国王の部屋に置かれた屏風。
山を挟んで右に太陽、左に月。両側には滝。
一万ウォン札にも描かれるこの絵図は国王の権威と繁栄の象徴です。
太陽(日)は国王を、月は王妃を表しています。
瓦には鶏の絵と龍の絵。
鶏料理が有名だからかな(笑)
山の傾斜に沿って階段で続く行宮。
木々に囲まれて安全性も敵からも襲われにくいのでしょうね。
そしてこの宮の周りには山の斜面に従って城壁が作られています。
この城壁に沿って、散歩コースが作られています!
道は一本道で迷いようがないのですが、想像してたより急だぞ・・・( ゚Д゚)
食糧を運び込んでいた通路門(暗門)や楼閣など、様々な史蹟を観ながら峰に沿って登って行きます。
ところどころに開いた穴や凹型は、敵が攻め込んだ時に攻撃するための、
日本の城でいう狭間(さま)です。
この頃は弓の攻撃が大半だったそうで、遠くを見るための穴と近く(直下)を監視するための穴など
それぞれ。
切れ目から覗いたら遠くまでよーーーく見えたけど、あのランドマークはなんだろ?
城壁、とてもきれいです。
最後の険しいところを登り切ったら頂上で、ここからきれいに第二ロッテタワーが見えましたよ!
本当に良いお天気だった~~
南漢山城、今は大人気で人々がお散歩しに集まるスポットとなっていました。
こちらへ行かれる方はくれぐれも私のように<サンダル>で来ないように!(笑)
軽いトレッキング・ハイキング的な服装でいらっしゃってくださいね♪
ふもとにはレストランはもちろん、おしゃれなカフェなどもあって一日のんびり出来そうでしたよ。
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