「島根・出雲 荒神谷遺跡&博物館」
2016年 07月 29日
荒神谷博物館へ行ってきました。
荒神谷は1984年と1985年に考古学的大発見があった場所。
当時の日本全体で発見されていた数をはるかにしのぐ、358本の銅剣が出土しました。
一か所から出た数としては今に至っても最大です。
翌年には銅鐸と銅矛が出土しました。
九州・四国地方にしかないとされていた銅矛と、近畿地方に多く出土していた銅鐸が、
一括して同じ場所から出たのは日本の中でここだけで、それまでの定説が覆される発見となりました。
それまでは「神話の世界=作り話の出雲」というイメージであったこの地が、
歴史的に重要な場所であったと仮定されるに十分な出土品でした。
道路工事の途中に発見された遺跡です。危なかったね。。。
見つかった出土品は国宝に指定されました!
現在は整備されて荒神谷博物館が建てられています。
そして!
行った日にはちょうど「伊都国 大鏡と女王のクニ」を展示していました!
撮影不可だったのですが、福岡県糸島では歴史博物館でお話伺ったこともあったので
とてもうれしかったー!
糸島と島根・出雲は古代から行き来があったのですね~
関連記事: 「福岡・糸島再訪 伊都国歴史博物館」 (鏡やまが玉などの写真あります)
そして外には立派な古代ハス池があります。
すっかり時期は過ぎていましたがまだ咲いているものもありましたよ!
きれいな場所で、ハスの季節には家族連れでにぎわいます。
銅鐸型の車止めにも注目です~
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