「出雲市散歩」
2017年 01月 06日
実家のある出雲市から出雲大社まで、自転車パトロールをしながら撮影した写真です。
全部自転車にまたがりながら撮ったところばかりなので、狙ったというよりもスナップ写真ですが・・・。
お正月にはなかなかない山陰の晴れ間です!
ぽかぽか陽気で風もなく、お散歩日和でした。
北山に向かって自転車を走らせていたのですが、出雲の人たちは
北山の稜線の見え方でこれから雨が降るとか天気が下降気味だとか、わかっちゃう。
「北山の向こうには何があるの?」って聞かれたことがあるけれど、
正解は海辺の町と日本海です。
北山の向こうは海岸線になっています。
出雲ドーム。スポーツなどが行われるドームですがなんと私、入ったことがない!(笑)
奥に見えるのは北山(きたやま)です。
瓦屋根の日本家屋が多い出雲。
うちは子供のころから屋根のない家に住んでいるけれど、風景としては見慣れたものです。
出雲は黒い瓦もおおいけど、島根で生まれた石州(せきしゅう)瓦の赤い屋根も多いです。
でー、北山を撮ろうと思ったら、瓦がたくさん置いてある工場見つけました。(右側)
ここ、瓦を売ってる会社?
新しい道がどんどんできて、いろんなものの場所が動いたりいつもの場所がそうでなくなったり、
通れたところが通れなくなったりあったものが無くなったり。
すっかり変わってしまった出雲なんですが、荒神様だけは絶対に場所動かさないよね!なんて
ことを家族で話していたんですよね。
荒神様ってなんだろう、守り神かな。説明しようと思うと難しいけど。
さてこの道は、大学駅伝のひとつ「出雲駅伝」でも通る道ですが、周辺にはビニールハウスが並んでいます。
ビニールハウスや田畑の隣は農道(農作業機械が通る道)、その向こうが自動車道及び歩道です。
ビニールハウスの中では、
ぶどうのデラウェアが育てられています。
子供の頃は飽きるほど食べていたけど、今はもらうとうれしいよね。
糖度が高くって甘い種なしぶどう。
こちらは出雲文化伝承館。
出雲屋敷が展示されていて見ることができます。
またお茶室やおそばのお店もあります。
地主だったお屋敷の移築なので見ごたえありますし出雲の暮らしを見ることができます。
こんな豪華なおうちの暮らし、なかなかないけどね!w
しめ縄飾りがしゅごい・・・
伝承館には湧水があり、この日もたくさんの人が汲みに来ていましたけど・・・。
町場なので私はここのを飲んだことはありません。どうなんだろー。。
伝承館あたりでそろそろくじけそうになるも、ここまで来たら出雲大社までがんばらねば!
ということで。
この周辺の干拓の歴史を読んだり、
ぶどうのハウスや島根ワイナリーを見たりしながら、
やぁっと北山のふもとへ到着!
ここからは西に向かえばもう出雲大社です。
しかし上り坂・・・(*_*)
すでに大社町に入ったあたりで、石垣がある道を発見。
自転車で登ってみます。
ここはもう山のすそ野であるため、石垣積みをしているようです。
おうちもどこも立派だし茅葺も残っているのですが、山のすぐふもとで傾斜もあるため
かなり補強工事が進んでいる様子。
病院があって、ここ、うちともお知り合いということでしたが、
現代アートの美術館みたいなエントランス。後ろの本宅とのバランスがかっこよすぎました。
翻訳家で小説家の阿部知二氏の記念碑もありました。
そして新しく大社にできるホテルを外から確認。
うーむ、よくありがちなのが完成してしまいそう・・・。
ソフトがよいものになるよう期待しよう!
大社には小規模の旅館しかないので、ホテルにはうんっと期待しているのです。
しかし旅館も素敵でしょう?中には入ったことがないんだけど、いつか見てみたいなぁ~
そうそう、出雲大社周辺には自転車駐輪場が見当たらなかった・・・。
どっか近くにあったらよかったけど、いろいろ考えて神門通りの観光案内所に置かせてもらいました。
他のお店に目を奪われがちなんですが、この観光案内所とてもおしゃれで、建物好きには好評です。
見落とさないように~!
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天気も良く楽しそうですね。
いつも車で通り過ぎ、ワイナリーで買い物して
終っちゃうのはもったいないですね。
北山の向こうにある鵜鷺には高校の同級生が
まちづくりに頑張っています。
小さな漁村ですがIターン、Uターンで
魅力ある町になっています。
お天気だったり寒かったりを繰り返しています。。。
毎日ネコの散歩をしているのですが(笑)寒い日はなかなか外に出すことができなくて心苦しいです。
自転車はすごくいいですよ!首からカメラをかけて、自転車にまたがったまま撮影できますし。ふと、気になったところですぐに止まれるのがいいです。
鵜鷺盛り上がっているんですね。
あまりお知り合いもいないので、それこそ行っても写真何枚か撮って素通りしています。
いつかお話を伺う機会を作らなければ!
とってもきれいな場所ですもんねぇ~、鵜鷺は。