「長野は森林セラピーの最先端県でした。長野県南佐久郡小海町」
2017年 10月 25日

長野県池田町に行ってきましたー。
長野県はご存知の通りの「海なし県」。
反対に言うと山が多い、山の中に街がある、山に恵まれているわけなので。
森林セラピーが盛んなんです。
森林セラピーは大企業なども注目する心と体の療法です。
都会で日々消耗している精神を、森で開放し整えて、そしてまた都会へ帰っていく…。
不毛な気もするけど(笑)そんなことはないんですよ。
もう、すでに「私はこれから長野に行くよ!森林セラピー受けに行くんだよ!」って
思うだけでもう血圧や脈拍が落ち着く…という医学的数値もあるくらい。

もしかしたら写真見てるだけでも気分が落ち着くかも?
ということで、出来るだけ森林の写真多めでお伝えしていきますね!
さて、
私松原湖ってすごく印象にあるんですよ。子供の時に歌った曲の中にあったものですから…。
でもね、
松原湖っていうのは3つの湖の総称らしいですね。
それぞれは猪名湖(いなこ)・長湖(ちょうこ)・大月湖(おおつきこ)って言うらしいです。
地図で出すとなんのこっちゃわからないかもしれないけれど、とにかく近場にある3つの湖全部で「松原湖」です。

ところでそもそもこの場所なんですが、
<日本のへそ>と言われる場所なんですよね。
松原湖を地図で示すと、なんとどまんなか!

東京駅を出たら北陸新幹線に乗って佐久平駅へ。
最近よく乗る北陸新幹線だけど、この日は満席。

佐久平駅からは小海線へ乗り換えます。
JR小海線は撮り鉄の人にとって聖地みたいな場所なんですってね。

新幹線が停まる駅とは思えないくらいローカルな雰囲気。

小海線のホームは上りと下りが同じ。

早速小海線に乗って「小海駅」へと向かいます。車窓の景色はなんともほのぼの、稲のはざかけ真っ盛り。



小海駅は教会みたいな形でした。
病院とスーパーが併設されていてめちゃ便利。



お昼はヘルシーなお弁当をいただき。
駅前の桔梗屋のお弁当でした。


くらかけ豆のお豆腐美味しかったです!

冬瓜のかき玉汁も。

今回の森林セラピーは松原湖のひとつ猪名湖の周辺を一周しながら様々な自然に触れ、
リラックスした状態を作り出すというものでした。
ちょっとしたゲームをして気持ちをほぐしたり、

すでに始まっている紅葉を観たりしながら、散策をしました。




小さな階段を登ると、

鳥居が見えてきました。松原諏方神社です。

神社手前には大きな椹(サワラ)がありました。
中を覗くと…



空洞になっても生きているんだなぁ。

谷積みと野面積みが合体?したような石組み。

松原諏方神社を参拝します。
建御名方命(タケミナカタ)が祀られているのはやっぱり諏訪大社の影響なのでしょうか。
この松原湖にも御柱祭があるそうです。
他には事代主命(えびすさん)と下照比売命(シモテルヒメ・大国主命の娘)が祀られている
ので、きっと出雲にも近いな~。






以上のような上社とその先の下社があり、その間には沢山の末社がありました。




途中、色んな草木の名前をおしえてもらいました。
トリカブト(!)4枚までは食べても大丈夫(笑)

ハナイカダ。

オオヤマボクチ。

イワタバコ。

絵画のような世界が広がっていましたー。





松原諏方神社下社に到着。
現在は保護のため囲いがしてありその全貌を観ることができません。

ハンモックでしばしの休憩です。




クマザサのお茶タイム。



訪問していた日の次の日からぐっと冷え込んだので、
今頃はもっと紅葉が進んでいるでしょうね。

松原湖は冬には全面氷結するようです。

つづく。
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