「ニューオープン! 八百屋が開いたフレンチ、外苑前 naitre(ネトル)」
2017年 11月 16日
オープンしたばかりのフレンチ、naitre(ネトル)へ行ってきました!
槇村野菜笑店が開いた野菜フレンチです。
コース料理のひと皿ひと皿にワインを合わせるのは良くご存じでしょうが、
ワインと共に紅茶バージョンも用意されているんです。
1杯目はダージリン。最初に感じたダージリン特有の苦みは、料理とともに柔らかく変化していきました。
シェフの目の前のテーブルか、野菜を目の前にしたテーブルかという究極の選択。どっちもいいよね。
野菜はディスプレイではなくちゃんと冷蔵庫であり売り物です。
私がいる間にもちょこちょことここから売れていきました。
あれなんだろう…、って思ったものが料理で出てきて食べられちゃうわけですからね。
スタートは小さなグラスから。
ビーツとセルリアックのコールドプレスジュース。
スプーンの上の野菜はピクルスになっていて、先にジュースの下に沈めておきます。
ジュースを飲みながら最後に出てくるピクルスを味わいます。
ビーツとセロリという2大クセある野菜ですよ(笑)セルリアックはセロリ味なんだけどもう少しまろやかなのね。
あれかぁ
土から目が出てる~
バターナッツのムース入り。
バニラビーンズ風味とレモンゼスト(皮)、オリーブオイルを最後に垂らして。
バターナッツが滑らかなのでよりサクサクと食感いいです。
芽に使われてるのはアップルミントでお店のアイコンにもなっているハーブです。
フルーツ、野菜、ハーブを盛り込んだサラダ。
あかなが大根、ゼブラナス、ちいたけ、ラディッシュ、にんじんなど。
ハーブもたくさん!皮ごと食べられるみかんもね。
フロマージュブランのソースやカルダモン風味の人参のピューレ。
2杯目はやぶきたとべにふうきブレンドの和紅茶。
魚料理。
さんまと海老のムース。加賀蓮根、りんご。ベビーリーフ。
ここでブリオッシュ登場~
さんまに良く合ってます。
ブリオッシュは昆布と西京みそ、生姜。日本の味が隠れています。
バターの甘さに塩気。
最後の紅茶はホット。
ウヴァはいい渋味があり最後の料理ととても合ってました!
焼きと生のマコモダケ。
あさりのソースは少ない水分で煮詰めた濃厚な物でした。クレソンのピューレも添えてありました。
イネ科の植物で、私田んぼの横で育てているのを見たことあるけど背が高い植物です。
デザート。
レモンタイムとクリームチーズ。クランブル。菊芋のムース。
刀根柿と花穂じそ、ホワイトバルサミコ風味。
菊芋のムースはなかなか良かった。ねっとりねー。
ボックスで!
ほおぉぉー
この場で食べることに付加価値がある、そんなお店でした
数々のレストランで腕を振るってきたという富樫陸也シェフ。