
十日町をぐるりとまわってこの日の宿は松之山温泉。
「薬湯」とも呼ばれる温泉、なんど源泉は90度オーバー!
熱っつい温泉てそれだけでも価値があると思うんです。
ただ加水しないと入れないけどね。
雪はどっさり積もっていましたが、花粉もしっかり飛んでいました(笑)
3月中旬の十日町はもう春なんですよね~
ところどころにパブリックアートもあります。
これらは十日町で行われる「大地の芸術祭」によるもの。
松之山温泉での宿泊はひなの宿ちとせ。
こちらのお部屋に3人。十分な広さでした~
お部屋のお菓子、ミニ笹だんごおいしかった♪
さて、
このちとせの夜ご飯がとっても豪華&美味しかったのでご紹介したいです。
旅館でありがちなのが最初の料理がセッティングされていること。
それはいいんだけど、そこでお刺身が出てたりすると萎えますよね…。
ちとせはそれがなかった!まずは第一関門クリア。
しかも郷土料理満載の楽しいメニューでした!
手前4つの料理は左から、
「あんぼ」=米粉を練ったおまんじゅう。プチサイズにされていて食べやすい。
「醗酵豆富」=醗酵味噌の中に豆腐を1か月漬け込んだアテ。
「湯治豚」=源泉を使った妻有ポークの低温調理。
「菜々煮」=にんじんジュースでにんじんを煮ものに。

ここからのお料理もすごかった。
山菜の苦みが胡麻の甘さをまとった魚沼山菜胡麻和え。
うど、こごみ、うるい。
棚田鍋。
熟成地豚、ブランド豚越の紅、
お米でとろみを付けた出汁、
おこげ。
とろっとろ!
お造り。
魚沼美雪マス、づけ鮪、ほたて。
出雲崎もずくとじゅん菜。

なんと名物が肉々しく2種類。
まずは湯治豚。
熟成豚・妻有ポーク「越の紅」、うで部位を使っているとのこと。

ふわふわで口どけヤバい。
湯治牛。
にいがた和牛肩三角。くりみですかね。
赤身加減がとてもイイ。ローストビーフにぴったりー
すっごいおいしー。このお店は料理旅館を名乗っていいです(笑)
しかも源泉のお湯温度を生かす調理法って楽しい。

唐辛子「かぐら南蛮」を使った十日町の調味料、塩の子が肉に合う…、たまりません。
かんずりともまた違うよ。

最後には棚田米。そしてふりかけ。
「ががなんばんふりかけ」くるみやごま、つけものに大葉をごはんに乗せて。


酒粕ババロアがデザートに出てきて、
ババロアの話題で盛り上がりました!
ババロアって最近聞かないよね~って。
勝手にフルーツトッピングにしてしまいました。

そうそう、このひなの宿ちとせではこんなサービスがありました。
初めて見たけど、過ごし方を提案するってとてもいいなと思いました。
朝。早起きして温泉イン!
誰もいないから撮影し放題!
雰囲気いいんですよー。そして熱い。(熱いお風呂が好き)
朝ごはんも盛りだくさんで元気になっちゃいます。
お米をたくさん食べられる布陣。
お鍋はスキー板に見立てたさつまいもが入ってる、スキー鍋!
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