3月下旬、また久々に島根県石見地方へ行ってきました。
夕方になるとまだ上着が必要、という肌寒さ残る石見。
今回の取材にお声がけしていただいたのは、益田にある芸術文化センター「グラントワ」。
毎回<ディープ石見>をいろんな角度から見せてくれる、楽しみと学びが共存した企画です!
ここでは年間を通じて様々なことが行われています。
大きくは
島根県立石見美術館、
島根県立いわみ芸術劇場(音楽ホール)があり、その他多目的ホールやホワイエ、中庭など。
柔らかーいのからまじめなのまで!ほんとに使い方いろいろ。
私は、ただここにいるだけでも心地よくてかっこよくて大好きな施設です。
その中でも今回は毎年1月に行われている「カンタート」についてご紹介。
私が小中高とコーラス部だったことはもう周知の事実ですがー( え、しらない? )
まずですね、このカンタート、1月のお正月明けに行われている合唱イベント。
カンタートは
<東の墨田トリフォニー、西の益田グラントワ>
と言われているとかなんとか。
そう、『TOKYOカンタート』というとあの素晴らしいホール、墨田トリフォニーで行われているものですが。
が! が!
グラントワ・カンタートはここ島根県益田市の島根県芸術文化センター「グラントワ」で開催されているのです。
いいなー、参加したいなー。
講師陣がすごい。
まずは日本の合唱界のトップオブトップ。
栗山文昭先生。
何回か栗山先生の指揮で歌ったことあるけど、カリスマとはこういうことを言うのね~的な。
もう初めての人でもなんでも、指一本で歌声まとめちゃう。
なんとなんと、
島根県のご出身! 知ってたけどね、知ってたけど改めて文字にするとすごいわー。
そして合唱指揮者であり島根県の合唱界を長年けん引してきた勝部俊行先生。
あー勝部先生に会いたいわ。
私が高校生の頃はライバルであった松江北高合唱部で指揮を振ってらっしゃってー。
大学進学してから何度もお話聞く機会あったけど、ほんとにステキな先生!
島根県の合唱連盟理事長。
さらには声楽家の青山恵子先生。
たまに東京でもお会いしてます。
美人だし声きれいだし、日本の曲をたくさんレパートリーにお持ちで、
いつまでもいつまでもご活躍されている声楽家。
これら先生に加えて、
今合唱を超えて日本の作曲家として大人気の信長貴富氏、
作曲、編曲、ピアニストとして有名な寺嶋陸也氏、
東京カンタートの企画なども手掛け数々のレベル高い合唱団体を指揮する藤井宏樹氏なども参加。
3日間の初日はまずモデル合唱が行われ、それついて考え、学ぶ一日。
2日目はこのカンタートの中で開催されるコンクール。各団体が歌い競う一日。
最終日はみんなで楽しく歌う日。合同演奏や講評も行われます。
中日には、みんなが参加する交流会があるそうなんですが、盛り上がるだろうなー!
来年2019年は1月11日~13日。
残念ながら個人参加はできず合唱団体単位で申し込むことになります。
日本のトップの合唱を聞くことが出来ますし、学びのインプットとアウトプットを集中して行うことができ達成感もありそうですね!
昨年の様子、なんか楽しそうだったー
わかるっ、わかるよ。
合唱ってやったことがない人にとっては何が楽しいのかわかりにくい世界ですよね。
でもそこには音楽があって情緒があって人のつながりがあって、そして一人では絶対に出来ない力があるんです。
そこに集まる人の足し算じゃなくてかけ算になるような、広がりがあるものなんです。
さらにさらに、
その先には大ーーーっきな感動があるものなんですよー。
ステキなホールで歌えることも大きな喜び。
美しい瓦に囲まれる経験もぜひ、グラントワでしてみてください。
多分募集は夏過ぎごろの予定。そろそろ検討に入ってもいい時期ですよ!
今回の取材では石見の瓦を巡りました。
石州瓦という赤瓦。
明日からレポートします!
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