2015年以来、2度目の佐渡へ渡りました。
最近は島旅が多い私です。
遠いようで近い。そして想像してるよりもずっと都会。
食べ物がとにかくおいしい。
佐渡のイメージはそんな感じ。
「佐渡に行ってみたい。」
そう思っている人も多いのではないでしょうかー
東京からMAXときに乗って新潟駅まで。
ちょっとお天気悪いかった。
新潟駅下車、乗り換え時間が少ない中、万代口へ向かいます。
そこから佐渡行フェリー乗り場まではバスです。
この日はジェットフォイルなので早いです!
ジェットフォイルは海の上を浮いて走るのでさほど揺れないと思っていたけど、
この小さな枕みたいなのが。
ハラリとめくると金具を保護するパットだったみたい。
まさか、普段はここにガシンガシンぶつかるほどに揺れるということだろうか。。。まさかね。
佐渡が近づいてきて、佐渡おけさの笠をかぶったおけさ灯台。
佐渡に到着~
佐渡は世界遺産になりたいようですね。
早速向かったのは「トキの森公園」。
トキを観に行くのです、あのトキです。朱鷺。
学名、ニッポニアニッポン。
公園内はトキモチーフがたくさん。
ゆるキャラ、サドッキー。
佐渡にいた日本育ち最後のトキ、キン。
キンは今、資料館ではく製となっています。
骨格標本など、資料的な意味合いもあるようです。
日本育ち最後のオス、ミドリ。
オスはグレーなんですね。
トキはとっても臆病な鳥なのだそうです。
だからオリには遠くから見ます。あまり騒いでもいけません。
ここのトキはとってもとっても大事に育てられているのです。
また、オリにはほかの小動物が入らないように隙間なく作られているんです。
公園の中の「トキふれあいセンター」では間近でトキを見ることができます。
トキからは人間が見えず、こちらからだけ見えるようになっているのです。
佐渡には昔、ノウサギがいました。そのたくさんのノウサギは田畑を荒らします。
そのノウサギの天敵として、テンを野生に放し撃退することにしたのです。
その際、テンはオスのみを島内に入れることとし、最終的にはテンもいなくなるという算段だったそうです。
しかしやはりそんな簡単ではなかったようです。数匹のメスが混じっていたことで、ノウサギはいなくなりましたが今度はテンが増えてしまいました。
そのテンが、
今度はトキの敵となってしまったのです。
ある時「トキ保護センター」に一匹のテンが忍び込み、9羽のトキを殺すという事件が起こってしまいました。
それ以来、テンなどが決して入り込むことがないように、二重になったオリが作られています。
しかしテンも悪くないのですよね。。テンは単に食べ物を探しに行っただけであって…なんともせつないお話です。
しかもその絶滅したノウサギは、佐渡の固有種であったということなので、これまたやるせない気持ちです。
今回野生のトキを見ることはできませんでしたが、暑い時間帯ではなく夕方近く、巣に戻る時などに見ることができるそう。
すでに300羽以上のトキが野生で暮らしているということですから、
運が良ければ見ることが出来るかもですね!
実際私も、3年前には見ることができました。
ちなみにここでトキは何を食べているのでしょうか?
池の水の中にはドジョウが放されています。
毎日職員が池に放しに行くそうですが、全く餌付けされないそうです。
ドジョウはトレイサビリティーがあるもの、そしてそれ以外に人工的に馬肉と、ゆで卵を殻ごと潰したものを与えているって。
ものすごい贅沢な暮らしをし、そして自然に帰る練習をしてから放鳥されます。
そして万が一を考えて、トキは分散飼育されています。
アナタの近くの街にもトキがいるかもしれません!
…、但し公開されていないことがほとんどだと思われます。
ちなみに私のふるさと出雲にもトキはいて、今年公開されることが決まっています!
今からとても楽しみなんだー。
トキのごはんTIMEをたっぷり見たから、私もごはんを食べに行こう。(おなかすいた!)
ということで、佐渡の絶品寿司を食べに行きます。
つづく
2018佐渡の旅
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佐渡汽船で朱鷺に会いに行く、トキの森公園