「千葉・鴨川カモ旅 誕生寺 日蓮上人生誕の地、鯛供養」
2017年 05月 12日
最近お寺を回ることも多くなり、お寺の名前の前につく「総本山」「大本山」「本山」の区別がやっとつきました。
総本山はその宗派の最高位、大本山、本山は特別なお寺を意味しているとのこと。
今日ご紹介する誕生寺は日蓮宗の大本山。
なぜ千葉県の小湊にある誕生寺が大本山なのか。というと、ここは日蓮宗を広めた日蓮上人がここで生まれたからなのです!
だから誕生寺ですよ。ご誕生なさった。
日蓮が千葉出身だとは知らなかったけどWikipediaの「千葉県出身の人物一覧」に載ってたわ…。
境内には日蓮の子供時代の銅像があります。
境内散策中に雨が降ってきてしまい、ぐぬぬっとなった。
「あかん・・・。」
総門。
総門のしめ縄。
仁王門。
仁王門をくぐった裏側に般若のお面がにらみをきかせております。
(ここにいます)
誕生堂。
階段上にあります。
ここには日蓮の像が収められているということで、誕生会も開催されるそう。
2月16日がお誕生日です。
鐘楼。
こちら、鯛塚。
妙の浦(たいのうら)では鯛を漁することは禁じられています。
鯛を神聖なものとして考えているんですね。
祖師堂。
屋根の上にも鯛がいた。
雨が降ってきてしまい。
誕生寺の歴史は建治2年(1276)から始まっているということで古いものなのですが、地震や火事という様々な災害に遭い、当時からのものは仁王門などであるといいます。
その後尽力あって寺を再建していく中、祖師堂は日蓮上人像を置く大事な場所であったのです。
再建の時代に生きた彫刻師あっての、今の建物なのです。
彫刻は浅草の彫り物師石川鉄五郎。
予報にない大雨になって、ここで終了。
なかなかのスケールを持つお寺で、さらに奥に本堂が続いてました。
---