
今年6月末にオープンした「HIGASHIYA」の新店、丸の内店へ行ってきました。
丸の内北口を出て、数分で到着します。
新丸ビルの隣、DEAN&DELICAのあるビルと言えばわかりやすいでしょうか。
新しいレンズを買ったので早速持って行って丸の内を撮影…(笑)

日本工業倶楽部のビルの裏側にまわり込むとお店です。
HIGASHIYA 丸の内のお店。
店内は天井が高く明るい雰囲気。
ポイントで銅板が使われており、これからの経年変化が楽しみです。

テイクアウトのお茶なども用意があるそうで、
ひとつ前のポットはそのためのものです。


季節を感じる和菓子、洗練されたパッケージ、日本の良さを感じさせるスタイルなど、
楽しませてくれるお店。

ショップの奥には明かりを落とした8席のカウンターがあります。
こちらではお茶と共にお菓子を食べられる茶房。
設えがあまりにも美しく、入った瞬間「わぁー♪」ってなりました。

喫茶というよりもバーのような雰囲気。
夜20:00までオープンしていてお酒の提供もあります。
なぜここに島根のお酒「王ろく」があるかと言うお話は…、のちほど。
お茶の説明をいただきます。
この日、
栗汁粉と節季餅(季節のお菓子)の「栗やま」を予めお願いしておりました。
栗やまは銀座店から丸の内店まで運んでいただきましたので、通常は銀座店と表参道のお店での販売となります。
お茶に季節の食材を合わせる飲み方もあるのだそうです!
これはなかなか粋だと思いましたよ。
巨峰、梨、菊。

この茶房の素敵なところは、
目の前でお茶が淹れられるところを見られること。
所作がとても清廉で惹きつけられます。


私は緑茶に巨峰を追加。
やぶきたのまろやかな緑茶にほのかなフレッシュ感。
2煎目以降が楽しくなりますよね。
さて節季餅が届きました!
「節季」とは、二十四節季のこと。春分、秋分の日などがまさにそれです。
昔の日本人は季節をしっかり感じながら暮らしていたのですね。
ということで、秋だねーと感じる時間を味わうのです。
作り立てなのでふわふわ!
中の求肥もみずみずしいんです。
栗の葉っぱもすてきだなー

上品な粒あんを薄く餅が包み、さらに自然の甘さの栗がかぶさっておりました。
栗汁粉。

ぱかん。

大きな玄米餅が隠れた栗汁粉。
汁粉はつぶつぶが残り栗そのもの。
その上に黒の甘露煮が乗ります。

口直し。
菊の花を入れたお茶はポン酢でおひたしに。
苦みがなくて美味しかったなー

さて、HIGASHIYA。
島根の会社が関わっているということで、今回お邪魔してました。
出雲はお茶と和菓子の文化が深い町なので、HIGASHIYAとの親和性があります。
心地いい空間でいつか島根の和菓子が食べられる日が来るのかなー!

いくらでもゆっくり時間を使える空間です。
おみやげもちゃんと見て購入できます。
ここは本当にオススメのショップです。

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