
愛媛県庁。予め見学申し込みをすると、説明付きでまわれます。
カギがかかっているところも開けていただいたりできるので、ご興味ある方は申し込みをした方がいいですよ。
さくっと見学するだけならば誰でも入れます、県庁ですから。
松山市駅から「いよてつ」で中心地へ向かう時もこの荘厳な建物が見えます。
建築物として素晴らしいだけでなく、今も使われているというのがとてもいい。
但し横に近代的な県庁ビルがあり、ほとんどの機能はそちらで行われているようですが。
木子七郎は自身の出身は関西で、大阪にも多くの建築物を残しているのですが、
愛媛県は妻のふるさとであったことから、ここにも建築物を建てています。
奥様のお父さんは実業家であった新田長次郎でした。


正面には階段。そしてその正面にもアーチ窓。



床は大理石。

2階のお部屋もアーチと装飾に飾られています。



階段は螺旋になっています。
エレベーターもあります。
突き出したデザイン。


昔の電話室。今は何も置かれていません。
でもスマホを持ち込んで話している人いた…

ひたすらにアーチが重なり合う。
良くわからないけど構造計算すごそう…。

上のドームは会議室になっているってお話だったかな。
使用中で見られませんでしたが、徐々に細くなる階段で登った先にありました。

いつまでもいつまでも、
大事につかってもらいたい建物です…!

この旅の中でも立ち寄った「三津浜」」に、石崎汽船旧本社があります。
こちらも木子七郎。人は少なくて閑散としていましたが、
三津浜そのものが古い街並みが残されていて、昔の栄華を感じる場所でした。

近くには船乗り場もありました。
海も静かできれいです。

石崎汽船は今でも瀬戸内の航路を走るフェリー会社。
本社は別のところへ移転しているのですが、こちらをしっかり残してくれているのがうれしい。
大正13年に建てられた時は600人の人がお祝いにかけつけたということです。

バルコニーがあって当時はモダンなデザインだったのだと思います。
地下もあるようです。

わざと色を変えたタイルで装飾され、とてもおしゃれな建物でした。
登録有形文化財に指定されています。

詳しくはOnTrip JALに掲載しています。
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