沖縄北部はあまり行ったことがなく、
スポットでは美ら海水族館とか瀬底島とか無くはないのですが
今回は行きたい場所へ行ってみようと思い、備瀬のフクギ並木からの古宇利島方面へと向かいました。
備瀬のフクギ並木は想像以上に広い地域で雰囲気もとても良かったです。
フクギは以前、久米島へ行った時にたっくさん見てまして、
それもちょうど実が落ちる時期で、ものすごくクセのあるにおいがありましたが、
濃い緑の丸い葉を広げて、自然の強さを感じる樹木でもありました。
↓久米島の5月くらいのフクギ↓
そういうことで、沖縄を旅しているとフクギはとってもなじみ深い木なのですが、
備瀬のフクギ並木にある木はちょっとそのレベルが違う。
そう、古いのです。樹齢250年以上と言われています。
その樹高や幹の太さなど、街路樹として植えられているものとは別物のように大きいです。
そんな木々が延々と、何本もの筋にわたって植えられているのです。
碁盤の目ほどの画一的なものではないのですが、
海岸線に対して平行に走る散策路と、それに直角に、海に向かう細い道がいくつもあります。
木の隙間からは青い海が見えます。
この地域には沖縄の赤瓦「琉球瓦」の家も少し残っており、
フクギが覆いかぶさるようにそれらの家を守っています。
防砂林として植えられた木ですが、沖縄にとっては
大事な植物のひとつであり、村の守り神であることがわかります。
すごく好きな場所でした。
レンタサイクルもありますが、さーっと通り過ぎてしまうのはもったいないと思うくらいに、
じっくりゆっくりと時間を使いたい場所でした。
最後には海に出ました。
綺麗でしたー。
遠くには伊江島が見えました。
私は「晴れオンナ」じゃなくて、「晴れんなー…」なんですけどいつも。
ここでは快晴になって良かったです… 笑
地面に映る影がまあるくて可愛かったです。
つづく