今回の壱岐では、
「神社巡り」と「温泉巡り」そして「食」、
という3つのテーマで動いていました。
他に見るべきところをかなり削ってしまってもったいないような気もするのですが、
この3つのテーマ、どれも壱岐を自慢するには十分すぎるほどにすごかったです。
神社は、
歴史の深さはもちろんのこと、独特な民間信仰との結びつきや日常との近さなどを感じました。
前に書いた月読神社(
過去記事)もかっこよかったのですが、さらに上行くのがこの熊野神社。
何しろ参道が神がかっていて素敵です。
参道には結構な階段がありますが、別の道から車でも境内に上がれます。
拝殿は少し簡素な感じです。
こちらは火事で焼けてしまった後の再建とのこと。残っていたらさぞかし立派だったことでしょう。
むくり屋根の中門があり、立派な構えの本殿。
壱岐の宮大工が造った物ということですが、良い腕の大工がいたんですね。
鶴と亀がいて、さらに奥にはねむり猫がいる気がする~
拝殿には松、手水舎には帆船が彫られていました。
境内の末社にある石祠には、伝説の蛇神様がいらっしゃいます。
一番左の祠内に、剣に巻き付く蛇神がいました。
本殿の屋根には月と太陽がつけられています。
灯篭も、月と太陽が彫り込まれていて、これは、
「明るい時から暗い時までお守りくださる」という意味が込められているのだそう。
色んな見どころがある神社で、わざわざ宮司さんにまで来ていただいてご説明もらって、
すごくいい神社参拝になりました。
まぁとにかくこの参道はすごい!