「横浜 横浜開港記念会館」

横浜に行く機会があったのですが、色んな建物を見る中でもここ素晴らしかったです～
国の重要文化財で、無料で入館できます。

カメラのレンズが足りない…どんなに後ろに下がっても全部入らない…


少し離れた場所にあった「町会所」の時計台をモチーフにした大きな塔。

横浜港開港50周年を機に公会堂建設の話が出て公募したデザインから選ばれたのが現在の建築。

関東大震災などで傷んだ建物を直しながら今に至る、歴史の生き証人です。

ホールは立ち入り禁止でよく見られなかったのですが、その豪華さは良くわかります。
今は椅子になっていますが、昔はベンチスタイルだったんですって。2階もあります。

2階には建築に関するパネルがありました。
歴史も書いてありました。
建物は大正6年竣工、関東大震災は大正12年だから…。
この時代、色んなものが相次いで建築されたけれど、関東大震災でまた一度ゼロに戻ってしまったんでしょうね…

焼失した屋根や内部は昭和2年に修復。
戦後になると連合軍に接収…、開港100周年の1年前、1958（昭和33）年に市に返還！よかった！

その後少しずつ改修を進めて現在復元されたということ。
すばらしいねー。


ポーハタン号。
港町・横浜にぴったりのステンドグラス。
誰の作品なんだろう～


他の予定があったので、記念会館はここまで。
屋根のスレートやモザイクタイル、天井照明、ディテールまで凝りに凝った場所が詰まっています。