「埼玉・川越 喜多院」
2020年 09月 07日

9月は取材と執筆に時間を取られそうで、ブログがまた滞りそう…
しかもまだまだ暑いですね~。
先日川越をざっと見てきました。
川越は行ったことがあるんですよ、
でも、
ちゃんと周ったことがないからと思ってレンタサイクル借りてぐるっとまわってきました。
川越って蔵の街というイメージ多いですよね。
しかし大きく3つのエリアがあることをご存じでしょうか。
<江戸城から移築された建物>=「客殿・書院・庫裡」です。
400円を払えば中へ入ることが出来ます。400円には五百羅漢見学も含まれます。
「山門」というくらいですから、ここには山号が掲げられていました。
その際に運ぶための舟運(川)を直すことから始めました。
江戸城の紅葉山にあった別殿は家光が生まれた間や、春日局の部屋などがあります。
ここは、上皇様や上皇后様も訪れている場所です。
江戸城はここに移築した後、火災があり燃えているので、その当時のものが見られるのは川越しかないんですよ。
すごくないですか!?

多宝塔。
これは徳川家のお抱え大工の2人のうちの一人、
ちらっと話を聞きましたら、神社の神話みたいな話が残っているそうです。



最後にまわったのは五百羅漢。
外からも見られますがすぐ近くで見るにはチケット購入が必要。
400円の有料ゾーンに含まれます。
538体の石像が50年かけ、3人の石工によって造られました。

どこの石って言ってたかな…忘れちゃった。
ユーモアある姿の石像もあるので、結構話題になることも多いのだとか。メディア露出も良くあるということです。

すぐ横には「仙波東照宮」があります。
土日しか中には入れませんが、ぐるっと外側から見ることができます。
まぁ、下の写真くらいは見られるので結構良かったです。





道を挟んであるのが日枝神社。
ちゃんと聞かなかったけど、これは赤坂の日枝神社の分霊でしょうか。
というのは、
川越まつりは江戸から伝わったとされ、
江戸時代の祭りは日枝神社と神田明神の天下祭りが元となったと読んだからです。
※…と思ったのですが、この神社は1150年前喜多院創建と同じ時期に建てられており、
赤坂日枝神社がこの川越の仙波日枝神社から分祀されていることがわかりました。
本殿は国の重要文化財です。



さらにちょっと行ったところには「南院」と「中院」があります。
実は喜多院は昔は「北院」と表記していたそう。
南院は小さな敷地に跡地が。





蔵のエリアに比べて、喜多院の人の少なさがとっても残念…。
重要文化財ですよ!
いつか国宝になるかもしれないし。
とはいえ、埼玉随一の初詣スポットらしいですし、地元では崇敬を集めている場所なんですね。
観光の皆様も、ぜひぜひ喜多院へ~~