
建築連載も続いており、毎月1つの建物を取材させてもらってます。
ほとんどが東京都内ですが、たまに近県や地方の建物も取り上げています。
東京會舘は2年前にフルリニューアルされて、現在は三代目の建物になっています。
初代の建物のクラシックな雰囲気を踏襲しています。
建て直したことで設備は最新鋭。世界会議レベルにも対応できるようになっているそうです。
初代から使われ続けているのはチェコ製のシャンデリア。
トップ画像の螺旋階段の上から吊り下げられています。
シャンデリアはもともとバンケットの天井から3基吊り下げられていたもの。
ひとつは愛知県犬山市にある「博物館明治村」に、
ひとつは修理用に、
そしてもうひとつが東京會舘階段上にあります。

初代建物の一部として残されているものは、
6億年前の化石「コレニア大理石」の壁の一部。

二代目建物に設置された「猪熊弦一郎」のタイル壁画。
上部の照明デザインも猪熊。

ロビーなどに置かれた天童木工の椅子も、大事に使われています。
バーがとっても素敵なのでいつか行きたい。
奥の大時計は昔からのもの。

外観は完全に新しくなっていますが、
昔の雰囲気を踏襲。

上部のスチールのデザインは春夏秋冬の植物を表しており、
全て違います。
結婚式がとても多いという、東京會舘。
想い出のひとつとして多くのご家族の記憶に残る施設です。
丸の内二重橋ビル。
東京會舘、富士ビル、東京商工会議所ビルの3つの場所に建った巨大ビルディング。
三菱地所などが入っています。
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