Entô(エントウ)は食事もアピールポイントのひとつ、ということで、
体験させてもらいました。
朝2回と夜の食事1回を楽しみました。
ここの特徴は、とにかく隠岐の食材にこだわっていること。
そんなホテルなんてどこにでもありそうって思いがちですけども、
島の独特な食材や食文化を、上手に取り入れているところがとても面白い。
おそらく、皆さんは知らない食材もたくさんあると思います。
こちらのダイニングも海に面していて、見晴らしがいいです。
西に沈む夕日も眺められるので、早い時間帯からの夕食も良さそうです。
朝の清々しい海の景色も、とってもいいです。
海士町で昔から飲まれている「ふくぎ茶」。
このお茶を使った茶飯が朝ごはんでした。
隠岐の「こじょうゆ味噌」やその他薬味を乗っけて、お茶漬けで食べる朝食です。
「ふくぎ」というと、沖縄のふくぎを思い浮かべる人も多いと思いますが、
ここでいう「ふくぎ」」はクロモジのこと。
香り良いクロモジをお茶にして飲む習慣がある海士町。和製ハーブのような香りで、とても癒されます。
目の前を行き来する船を眺めながら、島旅情緒たっぷりの時間。
ミルクのスープにサザエの朝ごはん。
地元のお店「つなかけ」のパン。
海藻も良く食べるのが島の食。
ヘルシーで大好き。
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さっそくの夕食。
メインは隠岐牛。
鉄板を使った料理を中心に提供されます。
原木しいたけの南蛮(漬け)、じゃがいものガレット。
サザエのふきのとう味噌。
器は拾ってきた石、とのこと(笑) ジオパークっぽくて良き。
あご出汁でのばしたじゃがいものスープ。
クリーム、牛乳一切使ってないって信じられない!
地元「田中麹店」の塩こうじ。たまねぎを少し使用。
なめらかー
「つなかけ」のパン。
香ばしくておいしい。
サラダは島内で育てられた野菜や野草。
可愛く咲いていたあの花だいこん?も盛られていました。
ひじきのドレッシング。
レアに仕上げられた島の名産、岩ガキ。
ブランド「春香」が濃厚で最高。
遠くでお肉が焼けていくのを見ながらの、
ふくぎ茶のシャーベットでお口直し。
隠岐牛。
カットしないで出してくれました!
やばいおいしい。
最後にデザート。
お茶も出たらよかったな。
崎みかん、ですって。
お料理がこんなに充実するスポットが一つできただけでも、
島にとっては財産ですね。
この島食の恵みを存分に詰め込んだ創造力やおもてなしに、喜んでくれる人がひとりでも増えたらうれしいです。