大分北部の旅。
地元の人と会い、地域の文化や歴史に触れられる旅を主催する「あうたび」に参加してきました。
色んな町を旅した私でも「これはレア!」と思える旅でした…あうたび恐るべし。
大分県と言えば、誰もが知る「おんせん県」ですよね!
別府や湯布院などが有名ですが、今回は大分北部地域”中津・宇佐・豊後高田”をまわってきました。
この地域の特徴をパッと思い浮かべられる人は、そう多くないと思います。
私たちのアクセスは、
羽田から福岡空港へ飛び、特急ソニックで大分方面へと向かう。。
関西方面の方なら、小倉まで新幹線でもいいかもしれません。
大分空港からでもいいかもしれませんね!
今回、博多駅で待ち合わせ時間に「ななつ星」を見られた!
これ、DD200-701っていうけん引車がくっついていて、一瞬ななつ星ってわからなかった。
電車の話はこれくらいにして、
まず到着したのは中津です。
中津といえば、全国的に有名になった「中津からあげ」。
私の知識もそれくらいだったけど、魅力的なお宝食材があることを今回初めて知りました。
それが『鱧』。
中津名物は『鱧」なんです!
そこで、お邪魔したのが市内にある和風割烹「鬼太郎」です。
個室で鱧しゃぶランチのスタート。
夏の京都へ行けば必ず出てくる鮎と鱧。
美しく骨切りされて、湯引き&梅肉添えが一般的です。
しかしこの骨切りという技術は、大分発祥とも言われているそうです。
前菜、鱧の身の卵とじ。
あのぷりっとした白身の食感を、たまごの優しさで包み込んだ一品。
めずらしい鱧のお造りは、糸づくり。
こちらはプリっとした新鮮な鱧の身を楽しめる!
甘いお醤油がうれしい…。
鱧の湯引きは梅肉と酢味噌の2種ソースで。
旨味が凝縮していて、これぞ鱧!って感じです。
茶碗蒸しにはひと口大の鱧真丈。
ひと口で食べるにはとっても惜しい…!(10個くらいください…)
ふわっとした食感がやさしく、どこか甘い味にスプーンが止まらない。。
メインは鱧しゃぶ。
2~3秒しゃぶしゃぶしたら、特製ポン酢でいただきます。
これ、塩とかぼすとかでも良かったかも。
鱧の香りも楽しめる食べ方ですね。
超・薄造り!透けてるー!
職人さんの腕ですね。
火を通すとくるんっとなります。
食感はぷりっぷり。
鱧てんぷら。
白身はてんぷらにしてもおいしいですね。
鱧の骨を焼いて出汁に使った鱧ぞうすい。
全部の旨味が米に絡む!おいしすぎる。
朝3時に起きて、ソニックの中でもずっとごはん我慢しててよかった…!!
全部完食したし、本当においしかったし、このツアーの中でも楽しみだった鱧コース。
最後のデザート、わらび餅までちゃんとおいしかった!
「和風味処 鬼太郎」
お父さんの代から続く、現在2代目。
店名由来は「ゲゲゲの鬼太郎」。お父さん、鬼太郎が好きだったんですね^^
中津の漁港でとれる鱧は、大きすぎてトロ箱の中で曲がりくねることから「つの字鱧」と呼ばれるそう。
たっぷりと脂を持ち、栄養豊富な海で育った大きな鱧が揚がります。そんなことから、中津には鱧料理店が多いそうです。
ビタミンAを含んでいるので、女性のお肌にもいいですし、コラーゲンやコンドロイチンもたっぷり!
老若男女の健康を助ける食材です。
最後まで丁寧にお見送りしていただき、心も胃袋も、大満足のランチとなりました。
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