ついにツアー最後の訪問地、豊後高田の「昭和の町」へ。
ここは町まるごとテーマパークみたいな、レトロでとってもかわいい町。
正直なことを書きますと、「昭和の町って言ってもねぇ~~…」くらいに思っていた私。
日本全体を見れば、昭和っぽい町なんてどこにでも残ってるでしょう??って思っていたんですよね。
ところが。
町全体がとにかく昭和に寄ってってる。
町の人たちの協力も素晴らしいし、なんとか昭和を遺そう、昭和を感じさせてあげようっていう、ここに暮らす人たちのおもてなしが感動的です。
古い建物を楽しみ、
お店の入り口や中にある「昭和を感じさせるお宝」を見せてもらったり、
色んなものを買ったり食べたり、
その中で店主と楽しくおしゃべりしたり。
モノだけじゃなく、コミュニケーションやお店との距離感も、どことなく昭和なのよね。
驚くことに、「アナタ昭和を知らないでしょ。」っていうような、若いカップルやグループもたくさん遊びに来てるのね。
お客さんが多くて、みんな町ブラしてて、めっちゃ楽しそうでした。
どうやってこんな町づくりができたのか、ちょっと興味が湧きました。
町を案内してくださった、石井 昭子さん。
お茶屋さんでは、古い茶箱を展示。
古い道具などをこうやって展示してくれているので、お買い物以外でも色んなお店に立ち寄ってみるとおもしろい。
古い銀行や看板建築も目白押し。
歴史的な通りというよりは、日常の暮らしの中の昭和を感じることができます。
履物屋さんでかわいいポップ見つけました。
薬屋さんの前には、大分県らしい一枚「後藤散」のレトロ看板。
楽しい食べ歩きもできます。
森川のアイスキャンディー。
そしてやっぱりこれだ!絶対にこれ!
無料で乗れるボンネットバス。町をぐるりと一周してくれます。
以前私が乗ったことがあるのはトヨタ製だったけど、こちらはいすゞ製。
ものすごく古いものらしいです。
七宝製のロゴマーク。
多くは書きませんが、このバスガイドさんがやばいんだから!
噂には聞いてましたけどね(笑) サイコーです。こんなに楽しい気持ちにさせてくれるなんて。
すてきなバスガイド、西さん。
この昭和の町の中には倉庫を改修した施設「ロマン蔵」があります。
ここは一部有料の施設があり、昭和のお宝だらけです。よく集めたなぁっていうような。
ブリキのおもちゃなど、マニア垂涎のグッズだらけ。
ほとんどお金がかからないのもすごいですし、半日くらいなら十分楽しめちゃう。
お客さんも多くて、すっごい町だなーと。
お子さんにお小遣い渡して、町の中でお買い物させてもおもしろいと思うし、町の人たちとお話するのも楽しい。
昭和の古き良きやさしい交流が残っているし、暮らしの凝縮がここにありました。
すごいツアーに参加しちゃって、終わったころには燃え尽きてました私…笑
参加者の皆さんからのすごいパワー、飲み過ぎる人たち、陽気な自治体の人たち。
そしてやっぱり飲み過ぎる主催者…笑
めちゃくちゃ楽しかった、あうたびツアー。
大分北部、もっといいところありそうだなと感じさせてくれるコッテリ系の旅でした!
今までのツアーが物足りないという方、もっと深く地域と関わりながら旅したいという方、「あうたび」がぴったりかもしれません。
私も終始びっくりし続けたこのツアー(笑)
レアな旅をぜひ「あうたび」で探してみてください。
---