次に訪問したのは山形県南陽市の平農園。
奥様の良子さんは東京からのIターン。良子さんを訪ねて、楽しく南陽市を巡ろうじゃないですか!
どんなことをしてもいいのです。地元の若いご夫婦の生活をそのまんま体験しようっていう体験なのです。
ありそうでないよこんな体験ツアー。珍しい(笑)
南陽市もやっぱり置賜地域のひとつです。南陽市はラ・フランスやさくらんぼ、りんごやぶどうなどフルーツ栽培が盛んな地域。
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【あうたびとは】
あうたびは地域と人、人と人をつなぐ旅をプロデュースしてくれる会社です。
あうたびを通してみんなで日本中の素敵な人に出会う旅を行う「あうたびツアー」、そして地域産品を楽しみながら自宅から色んな地域の人とつながれる「あうたびオンラインツアー」といったプログラムがある中、今回は1名もしくは少人数で参加できる「あうたびパーソナル」に参加してみました。
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まずは一度作業場を訪問。
ここに野菜やフルーツが集められていて、保管されています。時には作業も行うそうで、この日はりんごがたくさんありました。
最盛期にはもーっとあるそうなんですが、今の時期はほぼ作業も終わってりんごはほとんど加工されてしまったんだとか。でもそれでも、めっちゃくちゃりんごの甘い美味しそうな香りがしていました。
これはジュース用のりんごね。
季節だったら一緒に収穫しに行ったりしても楽しそうですね。
南陽市のあちこちで販売されている、ラベルが超かわいいジュース。
色んな品種やブレンドごとに複数種類あります。
冬の時期なので、田畑の手伝いというわけにはいかなかったです。
でも米も野菜もフルーツもなんでも作る農家さんだから、その時々の作業があるそうです。
田畑には寒暖差が必要とのことで、この地域はぴったりとのこと。つや姫、雪若丸といった山形のお米やさくらんぼも作っているって!
さすが”フルーツ王国やまがた”ですね。
その後、一緒に近くの神社へ行こうってことで、平ご夫婦のアテンドで連れて行ってもらいました。
東北の中でも歴史が古く由緒ある神社が、この南陽市にあるんです。
それが「熊野大社」です。
神社は高台にあり階段で登るのですが、すぐ下に大きなイチョウの木があって秋には黄金色に輝くそう。
神社へ向かいましょう~
登るのはいいけれど階段降りるのは雪つるつるでめちゃ怖いぞ(笑)
それ思って「やば」って顔してる私。
夕暮れになってたけど、重厚感ある社殿だった。
茅葺の屋根は山形の神社によくあるやつでした。
山形のしめ縄はぷっくり中央がふくらんだ形してるんですけれど、ここは奉納されたしめ縄ということで(福島の方からって言ってたかな)、あのぷっくりしめ縄は見れなかった。
裏に回り込んで、本殿です。
ここにはうさぎが隠れているそうで、みんなで一緒に探しました。1匹しか見つけられなかった…
楽しいお話した後一度解散して、夜ごはんをまたご一緒します。
この日は南陽市の「いとや旅館」」にチェックイン。
宿と一緒に居酒屋を経営するご家族のお宿です。
雰囲気いい旅館だー
こたつあったー!
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平さんご夫婦はお酒が大好きなんですって。
みんなで飲み比べセットお願いして、色んな日本酒をいただきました。
東京で修業されたご主人が腕をふるったお料理がおいしいこと!
これはお酒も進むわ。
見てくださいー!芋煮出てきたよー!
この地域は牛肉なんですよね!ちょっとうれしいぞ。
そしてこれですよぉぉー米沢牛!
うっひょぉぉ~
シメはチョイス。冷たいそば!
これが…んもぅっキンキンなんですよね。おいしすぎる。
ご夫婦のなれそめ聞いたり、お子さんたちや猫ちゃんの話や。
お酒もぐんぐん進むし、みんな仲良くなりました。
お話してて、次の日の朝もお出かけすることに!
有名な和菓子屋さんに行こうと約束しておやすみしました。
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さて次の日の朝。
南陽市の有名店、あんびんを売る「田中屋」へゴー。赤湯温泉街から徒歩5分という立地です。
朝10時には全て売り切れてしまう…。そんな話を聞いて朝早くからみんなで買いに行きました。
平さんご夫妻もオススメの和菓子。
それにしてもすごい雪…!
朝から除雪お疲れ様です。
田中屋到着~。
1品勝負のお店、それは「あんびん」。
生餅の中にあんこを入れたお餅菓子。
すぐに固くなってしまう、ここでしか食べられないごちそう。
もちもち柔らかいけど、ちゃんとコシもある。大きさもしっかり。
ほっこり優しいご夫婦と会えて楽しかった!
地元の人と美味しいもの食べながら飲めるって最高ですね。
あー、猫ちゃんいる~って。みんな猫ちゃん好きだった(笑)
可愛い奥様と、奥様を大切にされているご主人。仲良しご夫婦と時間を共有させてもらって、ほっこりあたたかな気持ちになれました。
最高でした。
いとや旅館のご夫婦もとっても気さくで優しい方たちでした。
いとや旅館は製糸工場だったのだそうです。隣の居酒屋は「糸蔵」という名前で、本当に糸を保管する蔵だったそうですよ。
朝ごはん食べながらいろんな話しちゃった!
ごはんおいしかったなー
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なんかディープっていうか、普通にはこんなゆるい体験できないと思う。
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