せっかく山形の置賜地区に行ったから、中心都市?となる長井の街歩きも記事にしておきましょー
街歩きはあっちこっちでやってきたけど、町の形を見ると歴史や文化が見れて、さらには日常も垣間見れたりするから楽しい。
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【あうたびとは】
あうたびは地域と人、人と人をつなぐ旅をプロデュースしてくれる会社です。
あうたびを通してみんなで日本中の素敵な人に出会う旅を行う「あうたびツアー」、そして地域産品を楽しみながら自宅から色んな地域の人とつながれる「あうたびオンラインツアー」といったプログラムがある中、今回は1名もしくは少人数で参加できる「あうたびパーソナル」に参加してみました。
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長井の街は小さな水路が張り巡らされていて、防火用水だったり雪捨て場として利用されています。
それだけでなく、小さな小川が家の中まで引き込まれているのがとても特徴的。
やませ蔵のお庭を見せてもらいましたが自宅の庭に用水路があり、それが庭の風景を作る一部になっていました。
庭まで引き込まれているのはもちろん一部では台所の用水としても利用されていて、日々の食事の残りをエサとする鯉も飼われていたそうです。
それが今でも想像しやすいのが市内にあるお茶専門店のお庭。
「やまいち」という屋号がついたお茶屋さん、松龍園。
裏手にまわるとやはり水が引き込まれていて、ここに鯉がいました。
雰囲気のある蔵も並んでいました。
大人気の香辛料「あけがらし」を作る山一醤油。
白亜の洋館は元銀行。イオニア式の柱が特徴的で、当時は相当モダンな建物だったと思います。
石組された水路には、季節になるとバイカモ(梅花藻)が咲くそうです。
あぁぁぁ見てみたい!
融雪のための「消雪パイプ」も私にとっては新鮮な光景。
この水も全て地下水で、長井の水の豊富さを感じ取れます!
冷えた体を温めたいー。
そんなことで丸山さんオススメのお店でランチタイム。
『山形県はラーメン消費量日本一』は知っていたけれど、置賜地域もラーメンがとても有名。
赤湯にある龍上海(今回は、本店目の前を通っただけ)やここ「新来軒」も名物ラーメンがあるとのこと。
さっそく入店!
そしたら…
そうだ!長井はけん玉日本一の街でもあった。
市内のあちこちに、「とめけんで〇〇サービス」があるらしくこのお店でもチャーシューサービスをやっていました。
ちなみに長井市の人は、ほぼとめけんが出来るそうです。
ラーメンを待つ間、この日案内してくれていた丸山さんに置賜地域全体の説明をしていただきました。
明治時代にこの地を訪れた英国人女性旅行家イザベラ・バードが、「アルカディア(理想郷)」と表現した地域がここ置賜。
最上川の上流にあたる地域で自然豊かであるとともに、「
熊野大社」など古くからの歴史、さらには米沢藩の舟運を利用した交易による商業発展などで史跡も多い場所です。
いいなぁ、隣町との連携が出来る組織があること自体すごく素敵なことだ。(普通なかなかできない)
そんなことを考えていたら、ラーメン到着ー。
オーダーは、オススメされた馬肉チャーシューが乗った「馬肉チャーシュー麺」。
長井は馬肉を食べる食文化を持つ地域なんだそう。
臭みもなくしっかりとした食感の馬肉チャーシュー。
スープはあっさり。だからこそ馬肉のコクがすごく引き立つラーメンでした。
夏は冷やしラーメン「冷どん」も人気とのこと。
キンキンのラーメン、暑い時期は美味しいだろうなー!
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そして丸山さんが張り切って連れて行ってくれたのが、スナック!
長井市を体験するのに、長井市を知りたい人を、スナックへ!(笑) 丸山さん…、相当好きですね?(酒)
ちょっと雪の降り方が激しい時間帯だったので、外観はスマホです。
「スナック夜汽車」
この日はものすごく混雑していて…
このお店で提供されるラーメンがものすごく人気とのことだったんですけど。
この日は残念、食べられずでした。
こういう雰囲気のスナック、意外とないよね!ってことで旅行客にもひそかな人気とのことです。
私にはあまり刺さらなかったけど、夜長井で飲みたいなって方、シメにラーメン食べたいなって方には良いのではないでしょうか。
優しくお話聞いてくれるママはとてもステキ。
時間たっぷり使ってもっと長井を探索したら、かなり掘り下げられるんじゃないかなー
楽しいのに学びもあるっていちばんサイコーな旅の形だよなと改めて思う。
置賜地域のひとつ、長井市訪問記録でした。長井市は競技用けん玉の生産や、伝統文化「黒獅子」などがあります。
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ゆるいツアーなのに、人とはぐぐっと深くつながることができちゃう。
おもしろツアーを作ってくれるのが「あうたび」
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