その地でしか食べられないものってとても贅沢だと思うんですが、このお店で食べられるものもまさにご当地ならでは、そして全て手づくりお母さんの味、雰囲気も抜群のごちそうです。
「なごみ庵」は野菜や米の栽培から加工、そして調理を一貫して行う里山のレストラン。
とても可愛い笑顔がすてきな菅野 ちゑさんが腕をふるうお料理が食べられます。
この日はここで、料理のお手伝いをしながら色んなお話をして、そして一緒にごはんを食べるという体験ツアーに参加です。
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【あうたびとは】
あうたびは地域と人、人と人をつなぐ旅をプロデュースしてくれる会社です。
あうたびを通してみんなで日本中の素敵な人に出会う旅を行う「あうたびツアー」、そして地域産品を楽しみながら自宅から色んな地域の人とつながれる「あうたびオンラインツアー」といったプログラムがある中、今回は1名もしくは少人数で参加できる「あうたびパーソナル」に参加してみました。
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お昼ごはんまでにたくさんの料理を作らなければならないのですが、まずは囲炉裏囲んでお茶飲んで…
こういうのんびりとした時間と空気がたまらなく良い…!
最初にごちそうになったのは「味噌餅」。
この地方に伝わる餅料理。
甘じょっぱくてちょっとキャラメルっぽさもあり、むちゃくちゃおいしいの!私すごく気に入ってしまいました。
使われている味噌も、ちゑさん手づくり。
(ほとんど私が食べた)
さっそく台所へ案内していただき、調理スタート。
もうなんだか知らないものがあります…
これ「ベロ干し大根」っていうんですって。
これは魚のニシンと一緒に煮物になりました。
切り干し大根みたいな感じなのですが、切り干し大根よりももっと分厚くて食べ応えがあります。
この日お手伝いしたのは「呉汁」。
大豆をすりつぶしたものを味噌汁に入れた料理ですよね。
大豆「馬のかみしめ」をふやかして、すり鉢ですりつぶしていきます。
山形伝統野菜「馬のかみしめ」もちゑさんが育てたもの。
コツがあるなぁ。
根菜を入れた味噌汁にふわっふわにした大豆を入れて。
色んな面白いものも見せてもらいました。
この地域の油揚げは俵型。
手づくりのこんにゃく。食感が全然違うし臭くない!
麩も良く食べる地域。
ぎゅっと絞ったら醤油と生姜を合わせて。
麩を唐揚げに。
「冷や汁(ひやしる)」
宮崎の冷や汁(ひやじる)ではなかった!勘違いした!
打ち豆に高野豆腐、しいたけなど。しみしみ冷たい煮物って感じ。
打ち豆いれるんです。
初・打ち豆体験。
手づくり青菜(せいさい)の漬け物。
漬け物も激うまだった。
やっぱり田舎料理には漬け物だなー
そして出来上がったー
こんなレポートでは語りつくせないほど手が込んでた…!
呉汁はこんな感じになって。ふわふわ食感。
自然の中で暮らすということを体験する旅。
1年通してみることが出来たら、もっともっと奥深いだろうなー。
なんでもイチから作っちゃうちゑさん、そしてその近くでずっとちゑさんを見てきた高橋さん。
仲良し。
今後の自分の生活の中にも役立つ知恵が詰まってた。料理好きじゃなくてもきっと気づきがあると思います。
そんなツアーを作ってくれるのが「あうたび」
あやめ公園で行われる「あやめまつり」は6月です!
あうたび「山形のばあちゃんと囲炉裏でお茶を飲み郷土料理を一緒に作る旅」
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