最後の体験は小国町。
地図で見ると、もうそこはすぐ新潟県との県境。
その前のプログラムで、「これから小国町行きます」と言うと、みんな口揃えて「気をつけてねー」って言う。
一体どんな場所なんや…
たっ、確かに雪に閉ざされたような場所だけど、山もあって川もあって大自然のど真ん中!
こんなところに宿泊できるなんて、なかなかないぞ~
隠れた米どころと言われる小国町。なめこやわらびなど自然の恵みが名産品という、自然いっぱいの町。
しかもここは代々続く「小国マタギ」なのだそうだ。
山形県小国町にはマタギ文化があります。
これは一説によると、秋田から伝わってきたものなのだとか。
私は一度、青森の西目屋村でマタギ体験ができるという話を聞いたことがあり、青森にもマタギがいるのか…とは思っていたけど。山形にマタギの文化がある…、これはあまり知られていないのかなとも思います。
お話色々聞ける機会があるなんてねー。めっちゃ貴重だ。
お父さん・隆蔵さん、お母さん・なおみさん。
宿泊のお部屋、広くて快適でした!
「マタギ家族になる体験」するわけなので、さっそくお手伝い。
到着は夕方だったのですが、とにかく雪が降っていたので雪かきしました。次の日の朝もね。
寒いし、汗だくになるわ…
お料理運ぶのもね、お手伝い。
夜ごはんは「熊鍋」。
ごちそうだらけの料理。
あと写真がないんだけどこの地域、「なれずし」食べるんですって。
山形でなれずし文化があるって知らなかったなー。これってさ、やっぱり秋田とか北海道から伝わったのかな?
栗おこわも最高においしかったの。
おこわ大好きなんだー
もち米は育てているんですって。
ピッツァも手づくり。
マタギのお話色々聞きました。
北海道の道東まで、船旅しながらひとりで旅に行く話。すごい面白い話。
どんな話してても面白いんだー、隆蔵さんは(笑)
大切な大切な熊の胆(くまのい)も見せてもらった!
自然と共に生きているから、スポーツハンティングとは違う。
山と一緒に生きてる。逆に言うと山を殺さないんですよね、駆除はするけど。
お隣では家族が普通にごはん食べてて、テレビついてて、ほんとに家庭にお邪魔してる感じなんです。
我々のごちそうの隣で、普通に納豆食べるお父さんの横山隆藏さん
五代目マタギの横山拓さん(息子さん)。
遊びも本気で。
雪やまなかったけれど、とりあえず遊びに出よう!てことで、手づくりかんじき。
スノーシューよりも軽いな。
雪すごかったけどたのしい!
みんなでキツネの足跡見つけたり、沢まで下りたりしました。
最後にはスノーモービル登場しました!
マタギ家族ハンパねぇ!
楽しいなんてもんじゃなかった。
写真もらったら、なんか私楽しそうだった(笑)
マタギ家族入り体験、ちょっとそこんじょそこらの体験じゃないので、ぜひ皆さんもやってみてください。
熊鍋めちゃくちゃおいしいから!
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「あうたび」で山形の素敵な方たちとぜひ出会ってみてください。
あうたび「
自然と共存するマタギの世界観に触れその家族の一員になる旅」
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